くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 愛と暢子

 

突然3人の厨房スタッフが退職してしまったフォンターナ。

ついにオーナー房子が厨房に立つことに。

かつて、伝説の料理人と呼ばれた彼女の実力がいかほどのものか存分に描かれる。

やはり思った通り、底力は計り知れなかった。

オーナーと仕事をすることに感動する暢子。

暢子とてひとかどのイタリアンシェフのはずだったが、オーナー房子のポテンシャルは周りの者をはるかに凌駕していた。

そして、激動の1日が終了した後、暢子は自ら申し出て明日の仕込みを全て終わらせることに。

そんな中、夜おそくにフォンターナを訪ねてきた愛。

愛と2人だけになった暢子は、隠すことなく正直な自分の気持ちを伝えること。

うちは和彦くんが好き❣️

でも、愛さんがいる。

うちはきっぱり諦める😌

勇気の要る告白だったろうにね。

驚くほど出来過ぎなストーリーだと思わないでもないが、暢子は料理にさらに情熱を傾けるような設定に。

オーナーの手際の良さに見とれる暢子❣️❤️

目次

伝説の料理人 大城房子

料理の腕前は一流、てきぱきと作業を指示

綿密な打ち合わせをしてリハーサルを重ねて撮影に臨んだんだろうなと推察。

コック服に身を包み、厨房に立った房子。

仕事をする姿は、普段の着物姿からは想像もつかない。

料理のテクニックはもちろんだが、周りへの的確な指示が二ツ橋シェフを凌駕するほどの見事さ。

また、スタッフそれぞれがどのような仕事をしているか瞬時に把握。

厨房の中はもちろんのこと、レストランのフロアでお客さんがどんなふうに料理を食べているかも把握。

それに合わせた料理作りは、全くよどみなく作業が進む。

感心するのは臨機応変な対応。

暢子の作ったソースがいまいち味が薄いことが発覚。

わずかな手作業で修正してみせる。

リアルタイムの仕事もさることながら、次に何をしなければならないかもよくわかっている。

必要なことをてきぱきと指示。

これだけ有能なリーダーが組織の中にいれば、仕事はすこぶるやりやすいだろうなと。

ドラマながら、手際の良さに思わず拍手を送りたくなっちゃう。

女優原田美枝子は普段から料理などをしているんだと思う。

包丁を持つ手つきとか、フライパンを返す手際など、にわか仕込みではないプロフェッショナルを感じたね。

フォンターナ

オフショット❣️ 店はいつも通り繁盛

いつもの通り数十名のお客さんをこなさなければならないフォンターナ。

厨房に、オーナー房子が入ったことで、仕事には全く支障がない。

次々と追われる作業に大変な事は間違いないが、仕事が滞る事はなかった。

高級レストランで食事をする感動でお客さんの笑顔も描かれていたね。

最高の食材と最高の腕前を持ったシェフ。

さらに最高のサービスで提供される様々な料理。

お客さんの期待を裏切る事は無い。

愛と暢子

正直な気持ちを告白😌

仕事が終わった後、1人で翌日の仕込みをこなす暢子。

自ら申し出たこととは言え、1人ですべての作業をこなすのは大変だったろうにね。

しかし、オーナーのてきぱきした仕事を見るにつけ、料理への情熱がふつふつと湧き上がる暢子。

その情熱は、店が終わった後も途切れる事は無い。

夜おそくに店を訪ねた愛。

何かを話したそうにしている割には、自ら語る事はない。

笑顔で暢子が話した内容は、正直な気持ちを告白すること。

和彦への気持ちを白状した。

いずれわかることだろうとは思いつつ、

愛とは女同士親友でいたかった暢子

どうしても隠し事をしたまま、関係を続けることにはならなかったようだ。

和彦を好きだけどきっぱり諦める。

愛がずっと前から和彦の恋人でいたことを知っているので、自分は料理にもっと情熱を傾けたいと。

愛も本当は和彦とのことで暢子に話したいことがあったに違いない。

しかし、その事は決して話す事はなかった。

お互い仕事人として理解しあえる部分が😍

2人並んで、協力して明日の仕込み作業。

この後 愛は新聞社に戻った後、自らのファッション企画記事をもう一度修正することを申し出る。

自分にしかできない仕事をきっちりとやり遂げる。

仕事に向き合わせる力をくれたのは暢子。

この2人は和彦が取り持った関係だけど、女同士、心を通い合わせる友達。

良子と教え子誠

知念先生には心を開いているけどね😓

沖縄では良子が教え子への対応でいまだに苦しんでいた。

仲宗根誠。

彼の登校拒否が良子のせいだったことが発覚。

その事実を知って、自宅まで赴いて謝罪した良子だったが、それ以降誠は口をきいてくれないらしい。

ドラマの中でも、良子が必死に話しかける様子が描かれていたけど、まぁわかりやすい展開なんだけど、あんな上から目線の話し方では絶対に心は開かないね。

子供が何を伝えたいのか、子供が話したいことをしっかりと聞く。

先生だから子供を教え指導するという固定概念が、この場合明らかにしくじりの原因。

果たして、良子がそこに気がつけるかどうかだね。

子供とは言え、相手は意志を持った1人の人間。

先生のほうも、しっかり成長しなきゃ、教える側の立場にはなれないってことかも。