物語の盤に差し掛かってきて主人公暢子にもいよいよ恋バナ。
主人公ではなく周りの人間関係にもそれぞれの登場人物の思いが交錯して、一言で言えないかなり混乱した様子。
描かれた恋模様は和彦と愛について。
そして暢子の幼なじみ智にーにー。
誰が誰を好きなのかをきちんと把握してからでないと、この物語を楽しむことにはならない。
和彦と愛はいよいよ結婚話が進む。
ただし、物語の中での2人はお互い好き同士だと認識しつつ、結婚にまではまだ間があると考えている。
しかし、周りではそんな風には思わない。
とりわけ愛の両親は娘の結婚に大乗り気。
若い2人に大きくプレッシャーをかけてくる。
物語ではそんな2人の様子に気もそぞろな暢子。
さらには、暢子一筋な智の存在が物議をかもす。
東京と沖縄で登場人物のそれぞれの物語が、さらに広がりを見せる。
目次
暢子 和彦 愛
このメンバーに賢秀を加えた5人。
彼らは皆沖縄時代からつながる幼なじみ。
ここで、それぞれの関係には誰が誰を好きなのかちょっとした行き違いがある。
設定で恋人同士となっているのは和彦と愛の2人。
彼らが、結婚目前でいながらいまひとつ前へ進むことができない。
そこへ割って入ってくるののが、
暢子が実は和彦に恋心を抱いていた事実。
物語の中で本人の口から直接語られていたので間違いない。
実は、子供の頃から暢子が好きでずっと思い詰めていたのが智。
彼は沖縄時代からずっと彼女を思い続けていたが、考えてみればわざわざ東京にやってきたのは暢子を追いかけて。
智は食品卸の仕事を成功させて、暢子と結婚して家庭を持つのが夢。
1人、独断と先行で話を進めていく。
驚くほどの行動力だが、無理をしてしまうのも大きな特徴。
智
智はいよいよ個人経営ながら、会社を立ち上げて社長に収まる。
野菜中心に注文を受けてそれを届ける。
抜群の交渉力で様々な農家と直接取引。
品物の良さと仕事の丁寧さで顧客たちの評判も申し分ない。
智は仕事で成功すると同時に暢子と結婚したいと希望を持っていた。
仕事で沖縄まで赴いたときに暢子の母親優子に暢子との結婚を申し込む。
大変な行動力だが、この話の裏には歌子の失恋も描かれる。
歌子は子供の頃から智が好き。
自分の得意な歌を歌うこと、音楽を聴く事と同じくらい智がお気に入り。
しかし今週のエピソードでは、残念ながら夢破れた感じ。
物語に登場してくるのは現役の沖縄民謡歌手大工哲弘
ストーリーの展開が凝っていて父賢三の沖縄民謡の師匠だったという設定。
物語に突然現れた、民謡の師匠。
師匠の歌声に感動した歌子は自らも民謡歌手を目指すように。
どうやら、このラインもここへきてちむどんどんの新しい柱になりそうな。
沖縄では
沖縄では結婚して子供のいる良子夫婦。
この2人の夫婦仲がいまいち。
さて、この2人は夫の実家との関係がうまくいっていなくて、良子は家を飛び出して夫婦別居中。
お互いの関係も離婚寸前まで冷えきってはいるが、学校の先生としてのお互いのスタンスはそれぞれ認め合う部分も。
この夫婦の関係は、場合によってはこの先リセットされる可能性もあるかも。
お互い認め合う部分もあるが、実際のところ周りの了解が得られないだろう。
良子は学校の先生を続けるためには大きな決断を迫られるかもしれない。
いよいよ恋バナ全開
来週はどうやら舞台を沖縄にうつしそうな雰囲気。
別れを暗示するようなセリフと、新たに再婚話もあるような雰囲気。
この物語では、登場人物たちの年代とか世代とかがいまひとつ伝わりにくい部分もあったりする。
暢子や賢秀達を第一世代とすると、彼らの親たちの世代の恋バナも描かれる。
さらにはその親の親世代が三郎やフォンターナのオーナー房子ということに。