想定されたこととは言え、今週はあちこちで恋バナが。
そして物語には欠かすことのできない賢秀の失恋話。
今回も現在進行形で登場してきた新しい賢秀の彼女は、沖縄弁ならぬ青森弁。
いつも感じるが、今回の朝ドラちむどんどんは方言の魅力を最大限に生かしている気が。
物語に登場する水国和歌子はバリバリの青森弁。
沖縄弁との対比が実に見事に描かれる。
さて、今日登場するエピソードの注目は、昨日訳ありで登場した親娘。
再婚話があって、娘が激しく反発していたよね。
昨日の今日でどうなんだと思わないでもないが、今日は一転、娘は父親の再婚を認めると言う。
もちろん複雑な人間関係を秘めながら、デリケートな描かれ方をしているので、それほどの違和感は感じなかったけれど。
そして、極めつけのエピソード。
それは沖縄で起こった、優子の再婚話。
善一とはそれなりの関係な事は以前から描かれてはきたけど今日ははっきりと。
こんなに盛りだくさんなエピソードを容赦なく投入して果たして物語として成立するのかどうか。
主人公の暢子はオーナー房子からの命令で、自分自身が独立したときにどんな店をやりたいのかをしっかり考えるようにとのお達し。
さて、始まったばかりの今週のエピソードの落としどころはいかに🤭
目次
沖縄弁と青森弁
いろんな意味で賛否両論の多いちむどんどん。
この物語が始まった時から1回も欠かさずに拝見してきた私にとって、一切異論を挟まずに賞賛できることが1つ。
それは方言の素晴らしさ。
この物語は沖縄弁で語られているが、そのリアル感は物語の内容を遥かに凌駕して現実に感じ取ることができる。
制作スタッフは、今日のエピソードで青森弁を登場させることで、日本の南北に散らばった方言を対比させてみせた。
今日のエピソードの中では、賢秀がまたお馬鹿ぶりを発揮。
物語には欠かせないキャラクターだと改めて認識させられる。
不安と現実
新聞記事を発表し終えた愛。
毎日不安にさいなまれていたね。
と言うのも、新聞社内では必ずしも肯定的な意見ばかりではなかったから。
しかし今日物語の中で新聞社に届いたたくさんのファンレター。
勇気をもらった😍
これでまた頑張れる😅
そういったメッセージがたくさん。
記者にとっては何にも増して励みになったはず。
彼女は和彦との結婚が決まっている。
問題なく進んでいるようには見えるけど、果たして関わってる人たちみんながきちんと納得してるかどうかはまだわからずじまいだね。
暢子は自分の気持ちを押し殺している部分が強いし、和彦は本当は暢子を好きなのを隠しているような。
そしてそのことをしっかり感づいている愛。
この3人の物語はこのままで済ますにはちょっと複雑すぎるかな?
訳あり親子の再婚話
この子は現在15歳でこの9月に16歳を迎える。
要するに今高校1年生ってことかな?
朝ドラや大河ドラマではかなり著名な女優。
主人公の子供時代を2度ほど演じている。
実力者なんだろうなと。
昨日は父親の再婚をあれだけ嫌がっていたのに、今日はデリケートでナイーブな気持ちを秘めながらそっと認めていたよね。
描き方が上手なので、甘すぎると言う批判をうまく交わしているのでは。
母親を忘れることができない
決して忘れないでください
再婚相手とのこのやりとりがこの部分の真骨頂。
自分の身の丈をしっかりわきまえること、相手の気持ちを思いやること。
ちむどんどんの物語の全体を通してのポリシーがここでもしっかりと描かれる。
ストーリーの展開は、ダメ出しの入る部分があったりもするけど、全体としてのベースになる感じ方や捉え方は、個人的には申し分ないと思っている。
最近の朝ドラは、驚くほど完成度が高い。
1回だけ見ただけでは簡単には伝わらない部分も多数。
良子と優子
良子の夫博夫は親戚から再婚話を強要されていたね。
しかし、敢然と拒否。
ぐずぐずして、まるで男らしくはないけど、やっぱり良子のことが大好き。
彼女と娘からは決して離れられない。
そこのところは大いに賞賛できるけど、果たしてうまい具合に収まるのかどうか。
おじさんの賢吉さんどこで優子と善一さんの関係を知ったんだろうね。
これはでも年格好から行っても良い関係なんじゃなかろうかと外野は無責任に考えちゃうけどな。
2人とも子供のいる関係だから、子供たちの了解さえ取れれば、あり得る話だろう。
この2人の年齢は、おそらく50歳前後と思われるので、まだまだ男女の関係がリタイヤするにはもったいない気がする。
善一さんが大乗り気なのに対して優子は子供たちと同じくかなり鈍感。
自分の事は意外と見えないからね。
さて、とんでもなく拡散しつつある物語、きちんとオチが漬けられるのかな?