くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 比嘉家それぞれの未来

 

ちむどんどんは物語が始まってから今までの様々な事件の原因がここで詳しく語られることに。

やはり、何度か触れているように戦争こそがすべてのきっかけになったことには違いない。

1週間の締めくくりの形をとりつつも、なぜ「ちむどんどんの物語」が作られたのかが今日のエピソードで全て明らかになったと言える。

それは暢子達の両親の出会いから始まって、戦争があって、その戦争の終了間際、沖縄は日本で唯一地上戦が行われた。

当たり前の事だが一般市民も例外なく巻き込まれ大勢の犠牲者が

犠牲になった人は気の毒な限りだが、生き残った人たちも素直に喜べるようなことにはならなかったんだよね。

特に、母親優子は砲撃を避けて逃げているうちに弟を失う悲劇を味わう。

さらには彼女の両親と姉も同様に行方不明なままで、生存の可能性を考えると、優子はすべての家族を失って一人ぼっちになったと言える。

今日は、比嘉家の家族それぞれが未来に向かってどんな一歩を踏み出すのかが、それぞれの立場で描かれることになる。

想像していた部分はもちろんあって、脚本家が描きたい物語はこれから始まるのだと認識させられる。

家族の絆 😭😭❤️

目次

お名前.com

賢秀の旅立ち

朝日に向かって祈る かつて父とそうしたように

まだ皆が寝ている間に自宅を旅立とうとする賢秀。

無性に仕事がしたくなったとのこと。

やはり、あそこの養豚場に行くしかないよね。

暢子に、かっこつけた挨拶をして、いつもの通りに出かけていく。

暢子 それじゃな😌

格好つけないと、収まりがつかないんだろうな。

賢秀にとって大切なのは周りからかっこよく見えること。

そして、みんなの前で別れの儀式なんて泣いちゃいそうで避けたい。

賢秀らしさがよく表現されていた。

優子と善一

結婚はできません では来世と言うことでは⁉️ 次の次ぐらいなら😜

売店で朝いつものように顔を合わす2人。

この間の話は申し訳ないけどお断りします

と優子。

この2人が大人な関係なのは描かれ方からよく伝わってくる。

断られることがあらかじめわかっていたかのような善一さん。

そしてその後のやりとりが実におしゃれで小気味よかった。

今はダメでも来世は一緒にならない?

それもちょっと無理。

来世も賢三さんと夫婦になりたい。

ではその次なら?

考えておきましょう😅

大人同士の爽やかで素敵な会話。

若者はどうしても別れるにしても一緒になるにしてもズルズルドロドロ後を引くからね。

この物語の中で唯一若者で素敵だなと思ったのは愛ちゃん。

彼女の女性としての姿勢は誰もが賞賛している。

こちらはオフショット みんないい顔してる😍

この写真は飯豊まりえちゃんのサイトから。

ドラマの撮影現場の様子がよくわかるのでこういったSNS投稿は私は欠かさずチェック。

歌子と良子

それぞれ進むべき道はしっかりと決まった😅

引っ込み思案な歌子は、お父さんと同じように沖縄民謡の歌手を目指すことに。

師匠について勉強するのが1番の近道だけど、どうしても人付き合いが必要になる。

しかし、今日のエピソードの中でしっかりと描かれていたのは、自分自身の弱点を夢が希望が上回ったってこと。

みんなの前ではにかみながらもしっかりと挨拶ができていた。

そして、ここ何日間かのドラマのバックに流れていた涼しげな女性のボーカルはこれはまだ調べてはいないけど上白石萌歌ちゃんだよな。

耳に心地良い歌声だった。

おそらく知っている人は気がついているに違いない。

せっかくだから彼女のボーカルのYouTube画像をアップしておきたい。


www.youtube.com

歌声を聞けば一目瞭然。

彼女の個人的な歌声と言うだけでなく、ドラマ全体を象徴するような響きだろうと思う。

さて長女の良子はいよいよ石川家と直接対話するような。

夫と娘との3人が自分にとって必要不可欠な家族である事は間違いない。

後は理解してくれない、石川家と彼女自身が直接対話するしかないのでは。

家族が別々に暮らすのはちょっとなぁ💦

予告編が既に公開されているので、何となく想像つくよね。

暢子と和彦

運命的な再会 でも2人ともなんとなく予見していたような…

沖縄で取材をしていた和彦は、暢子と再び会えることを予想していたようだ。

暢子も大好きな和彦に会えたことで、心がときめく。

2人は戦争中の取材でお世話になった嘉手刈老人について会話を交わす

それはすなわち両親や、それ以外の沖縄のご先祖たちがたどってきた道。

嘉手刈さんは鉄の棒風の下必死で洞窟から洞窟へと10木回っていたそうな。

その時1人の少女と出会って、一緒に逃げるうちに行方不明になってしまう。

猛烈な艦砲射撃の下、爆風に耐えられなくなってしっかり握っていた手を離してしまったから。

その時の罪の意識が今でも少女を求めて遺骨発掘のためのボランティア活動を継続している。

詳しい事は何もわからん。

でも、あの少女を何とかして見つけたい。

そのことについて何人かの人に知れ渡ることになり、援助もいただけるようになったとのこと。

東京でフォンターナのオーナー房子が種明かしをしていたよね。

遺骨発掘のために寄付をしているのは、暢子の母親優子から知らされたから。

オーナー自身も戦後の過酷な状況の中で妹を失った。

その妹と暢子がよく似ているとのエピソードも描かれていた。

フォンターナでのウークイ

今日の1番の見所は、最後に暢子が和彦にプロポーズしたこと。

和彦君 私と結婚してください

うん、結婚しよう

これ以上ない位わかりやすいオチ。

さらりと流れた予告編の中では、どうやら新たな登場人物も加えてちむどんどんの本格的なストーリー展開が待ち構える。