週を新しくした物語はいよいよ暢子と和彦の結婚話が本格的に始まる。
順風満帆で行くわけないのがこの手の物語の常。
とりあえず沖縄での報告は無事終了。
比嘉家の家族は皆好意的に受け止めてくれていた。
唯一その場所に居合わせなかった賢秀には良子から電話が。
相変わらずの早とちりで、どこまで理解できたのか。
さて2人には予告編でも描かれたようなちょっとした障害がありそう。
それはほかならぬ和彦の母親「青柳重子」。
どうやら今週のキーパーソンは彼女になりそう。
この辺の本当に最後になったが彼女の下を訪れた暢子と和彦の挨拶に対し、ズバリ一言。
結婚は許しません‼️
にこやかな表情で言い放つ。
展開は、想像されたこととは言え、2人の将来に暗雲が。
ここから、和彦の母親の了解を得るための涙ぐましい努力が始まるんだろうなと推察。
今日描かれたのは、結婚を決意した2人が周りの人たちに報告をするところから。
目次
祝㊗️結婚決意
結婚を決意するまで、2人の意気投合は思いのほか早かったのでは。
ここに至るまでいろんな人の後押しがあったよね。
和彦は愛ちゃんと別れたばかりなんだよ。
ネットではこの辺の話題ももちきり。
私自身も愛ちゃんのあの性格とか生き方とかお気に入りだったかも。
やっぱり好感度ナンバーワンの事だけはある。
暢子はここへきてフォンターナのオーナー房子の助言もあって、仕事と結婚と両方目指すことになった。
ワーキングガールと言って働きながら家庭を持つ人は、この時代すでにある程度市民権があったと思う。
女性が家の中で、じっとしているだけなんて、ある意味時代錯誤だったかもしれない。
2人の決意の中で、沖縄でのお披露目は無事うまくいったけれど、問題は東京だよね。
要所要所で描かれていたけど和彦は自分の実家の事について不安があるような雰囲気。
比嘉家
優子さんにしてみれば、本人たちが意気投合しているわけで、反対する理由などあるはずもなく。
ただ、母親としての希望が2つ。
1つは、型通りだけどきちんとプロポーズの挨拶が欲しいとの事。
鈍感な暢子は気がつかないけど、和彦本人や良子、歌子はきちんと気がついていた。
状況を刺した和彦がすかさず、
暢子さんと結婚させてください🙇🏻♂️
それに対して優子が返す。
ふつつかな娘ですがどうかよろしく🙇♀️
この通りいっぺんな挨拶がしたかったんだね。
そして2つ目の願いは、結婚式の衣装は琉装にしてほしいとの事。
実はこの話には続きがあって、この2人が東京に帰ってきたときに三郎さんの奥さんが所有しているものを使えるような手配が。
さて、青柳家を除いては全てが順風満帆で何の問題もなさそう。
一彦の不安
どうやら和彦は実家とはいまひとつ良い関係ではなさそう。
お母さんとはぎくしゃくしているような。
しかし、そこは能天気で元気印の暢子の一言で、間髪入れずに電話をさせられる。
結婚したい人ができたのであって欲しい🤭
なるほど電話口ではきちっと伝えることができたね。
お母さん曰く、
連れていらっしゃい。
ぜひお会いしたい。
なるほどここまではとんとん拍子で話が進む。
和彦もなんとなく無事うまくいくような気がして、とりあえずは一安心なつもりだけど。
この物語がそんなに簡単に進むはずもなくて、一体どんな流れになるのかってこと。
東京青柳家
なるほど、母親の重子を演じているのは、鈴木保奈美。
納得の配役で、ちょっとラスボス的な雰囲気たっぷり。
聞けば、中原中也がお好みらしいよ
何年か前までは私の書棚にもこの本があったと思う。
青春時代この本を読みながら、物思いにふけった記憶がある。
私が好きなのは「サーカス」
冒頭の、
幾時代かがありまして
茶色い戦争もありました
この最初の2行を読んだときに鳥肌が立つくらい感動したのを覚えている。
ちなみにこの詩の一説は加藤登紀子が自分自身のシンガーソングライターの作品にそのまま用いているね。
さて、和彦のお母さんは、どういった理由で結婚に反対しているんだろう。
多分最初から何か意図があって断ったんだろうと思う。
おそらく今週1週間かけて種明かしがあるような気がするね。
物語の流れから見て、この2人が一緒になることは間違いなくて、親に反対されて結婚できないなんてことにはならないはず。
駆け落ちしてでも一緒になるんじゃなかろうかと。
しかし、そんな風にもならないんじゃないかな。
2人が一緒になるために、それなりのコンセンサスが得られなきゃダメってことでいいんじゃなかろうか。
ドラマの流れを見ていて、私は不安なことは1つも感じなかったなぁ。
とりあえず今週始まったばかりのストーリー。
じっくり見守っていくしかない。