とうとう結婚した和彦と暢子。
当初の予定通り和彦の母重子と同居するかと思ったら、やっぱり丁寧にお断りされたとのことで、新生活は2人が下宿していたあまゆでそのまま続行することに。
確かそれぞれ別々の部屋を借りていたと思うので、おそらくその両方で使い道を分けて部屋を使っているんだろうなと勝手に推察。
今まで友達として付き合いは長かったかもしれないが、夫婦となれば話は全く別。
当然のことながら男女の仲のこともあるわけで。
朝ドラにはおよそ似つかわしくないことも考えないわけではない。
しかし、この物語は健全な設定で進む内容だと思うので、どうやら話の方向は暢子が新しく計画している沖縄料理店出店に関わることが中心に描かれる。
さらには様々な登場人物の近況も。
ここで驚きなのは賢秀が再び、詐欺師我那覇と偶然出会う。
彼は何度も物語に登場して比嘉家に損害を与えてきた。
それというのも賢秀がお人好しだから。
さて、今日はほとんど設定説明だけで終始したような内容だったが、この先物語がどんなふうに進んでいくのかしらとやや不安になってくる。
目次
近況報告
沖縄に手紙を書く形で新生活の様子が語られていた。
どうや重子の希望で同居はナシになったらしい。
確かに、周りが簡単に考えるほど親子の同居は簡単ではない。
親が子供を育てるのに一緒に住むのとは訳が違う。
違うリズムの生活を持った家族がひとつ屋根の下で暮らすのだ。
別居で新婚水入らずはある意味理想的な形になったのでは。
2人で仲良く朝ごはんを食べる様子が描かれていたね。
今日のエピソードではとりあえず新婚生活の様子が描かれていた。
別居とは言っても青柳家をしょっちゅう訪ねているようだ。
沖縄料理店出店計画
暢子は料理店の出店計画を何度も考え直し練り上げたようだ。
沖縄料理の店を東京で出店する。
それは沖縄料理のおいしさを大勢の人に知ってもらいたいから。
そして、周りの人も暢子のそんな夢を精一杯応援してくれるような。
あまゆのメンバーは基本的には料理店を既に開店しているので、様々なノウハウについて詳しいメソッドを保有。
まず客単価をいくらぐらいに考えているか、さらには1日にどれくらいのお客さんをこなせるのかなど、料理店としては外すことのできない部分の考察が綿密に計画される。
今日の物語の中で智が屈託なく暢子に接していた。
先週の最後のエピソードで結婚して欲しくないと、本音が覗いた智にアポなしでいきなり挨拶を振ってしまう乱暴な脚本ぶり。
ネットでもこの点について非難がかなりの量集中していたと思う。
決してわだかまりがないわけではないだろうに。
智の大人な対応に感心することしきり。
フォンターナ
フォンターナでの様子も描かれていた。
オーナー房子は今までの職員の中で独立したい希望を出したものを引き留めた事はなかったと語られていたね。
つまり、独立したいと言われた時は一も二もなく了解したらしい。
それがある意味オーナーとしての心意気だったのかもしれない。
今日は物語の中で二ツ橋シェフが自分なりのアドバイスを聞かせていた。
自分自身がかつて料理店を倒産させていたこと。
そして、矢作も結局は失敗していること。
その事は肝に銘じておかなければいけない。
そして、最後の方で語っていたのは、仮にフォンターナから独立を果たしたとしても週に1度は顔を見せて、自分の店の近況報告などをするのが良いだろうと。
その配慮に心から感謝する暢子。
そして、詳しくは語られなかったけれど今まで独立したい人を必ず快く送り出していたオーナーも暢子の独立には違った気持ちを持っている可能性があるとも。
物語をずっと見ている視聴者にしてみれば、
オーナー房子は自分の跡継ぎを暢子にと考えたとしても不思議は無いなと思っているのでは。
私もそう感じる。
喜子の新しい沖縄料理店も、フォンターナ2号店でいいじゃないかとさえ思ってしまう。
さて、店の経営に関してのオーナー房子の実力は底知れないものがありそう。
数多の修羅場を潜ってきた経験と、今に至っても全く衰えることのない向上心。
暢子にとってはこれ以上のない位の見事なお手本。
賢秀と我那覇
賢秀は相変わらず一攫千金を夢見ている典型的なだめんず。
暢子の開店資金のために一肌脱ごうとチャレンジしたのがやっぱり借りた金で買った馬券か何かだよね。
それを見事にスってしまったのでは話にならない。
そんな時偶然出会ったのがかつて騙されまくった詐欺師我那覇。
再びまたうまい話が持ちかけられている。
ここで乗っかってしまうなら以前と同じ。
踏みとどまれるかどうかの瀬戸際のように描かれているけど、ほとんどの視聴者はもうどうでもいいと感じているのでは。
私も今更、詐欺師エピソードを物語に持ち込まれてもあまり興味がわかないのが正直な気持ち。
さてそうこうしているうちに初日のエピソードは終了。
明日以降、どんな展開が待ち受けているのやら?