くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん アドバイスは辛辣

 

ちむどんどんは物語の残りを考えるともうカウントダウンが始まっていると思っても良いだろう。

最初の東京オリンピックの時小学校5年生だった暢子は私と同い年の生まれ。

私の青春とそのまんま被るような気が。

私の時代でも、結婚をして家庭を持って子供を育てる事は男女問わず大切なイベントだったと思う。

この時代の平均的な結婚年齢は暢子も和彦も平均的だろうと推察。

さて、先週おめでたの文字は出てこなかったけれど、予想通り暢子はおめでた。

ちょうど2ヶ月目に入ったところと診断。

翌年明けの春先に生まれる予定とのこと。

実はこの時期は、暢子の沖縄料理の店『ちむどんどん』の開店と被ることに。

めでたいことこの上ないが、暢子の計画では、諸手を挙げて大丈夫と言うわけにもいかない。

暢子の報告を受けてフォンターナのオーナー房子は開店を延期するように指示。

計画を白紙に戻して、暢子はフォンターナで事務処理の仕事をするようにと。

そして子供が生まれると同時にしっかり産休をとって子育てに専念

個人的な感想ではこの上もなく素敵な申し出だけど、暢子は店の経営も子育ても同時進行でやり切ると言って1歩も引かない様子。

さて周りの人たちの様々な反応が描かれると同時に、沖縄では良子が食育をめぐって孤軍奮闘していた。

お腹の中には赤ちゃんが🤰

目次

おめでた🤰㊗️😍

あまゆではみんなが応援を約束してくれた😍😭

ちょうどいい時に妊娠が発覚したよね。

世の中で仕事を持って、家庭を持って暮らしている男女なら、今までの暮らしを一変させる重大な出来事がおめでただろう。

今までの暮らしぶりが全く一変するしかないわけで。

暢子が感動する様子がほほえましく描かれていた。

でも、病院で夫婦が抱き合って喜ぶ事はあの当時の人だって、しなかったような気がするね。

間違いなく感動的な出来事だけど、あまり大きな声では言えないが、この時代、望まれて祝福されて生まれてくる子供とは裏腹に、人工妊娠中絶で消えていく命も多かったと思う。

喜ぶべき妊娠が実は、大きなリスクとなって男女に多いかぶさってくるような風潮もこの時代が特に目立ったような気が。

やはり、本来なら祝福されてみんなの協力が得られて大勢の人が子育てに参加できるような社会こそが最も望ましいんだろうと老婆心ながら思う。

オーナー房子の指令

暢子にとっては不本意な申し入れ でも絶対ありがたいと思う😭

房子の反応は驚くほどシビアなものだった。

とにかく、自分の店を出店しようとしているのだ。

そこに、オーナーとなるべく暢子の働きが著しく制限されるようなことでは、店の経営などままならないのは明らか。

現実的に考えても、どちらか一方に絞るしかないと房子が考えるのももっともだと納得させられる。

出店計画は一旦白紙に戻すこと

フォンターナに戻って事務処理をすること

子供が生まれたら産休をとって子育てに専念すること

この3つがオーナーの指令。

最後に、命令は絶対とも付け加えられていた。

私などが考えるにはこの上もない好条件で応援してくれてると感じたけど。

暢子は和彦と、頑張ってこの難局を乗り切ろうと決意している。

そういえば、誰もが知っていることだけど、この夫婦は2人とも今無職だよね。

乗り切るも何も、生活が成立するかどうかの瀬戸際だから着実な道を選んでおかないと後でとんでもないことになってしまうんだよね。

オーナー房子の提案はこの上もなくありがたいもののように思えるが。

ここで意地を張るのが暢子と和彦。

やみくもに走ったのでは絶対うまくいかないはず。

優子のアドバイス

子育ては1人で抱え込んじゃいけない 反対する人の意見にも耳を貸すこと😌

優子は事情をよく知っていたね。

まず心からの祝福を述べた後、反対してきた人とはもう一度きちんと話し合いをしなさいと諭す。

子育ては1人で抱えるべきものではない。

反対する人の意見も大切。

みんなの意見を聞いて受けるべき支援はありがたく頂戴する。

この時代の子育ては、ちょうど核家族化が進みつつあることで、育児ノイローゼになる親御さんもとても多かったと思う。

一昔前の日本の家庭なら大家族なので、子育ては祖父祖母や、兄弟たちも参加して家族で見守る形が当たり前だった。

母親が、育児ノイローゼになる時代はかなり少なかったと言える。

しかし、高度成長期にかかった日本は個人主義がいよいよ進んで、家庭は両親と子供と言うパターンが一般的で、子育てするとなればその家庭がすべての作業を受け持つ必要が。

子育ては、思いのほか大変で、授乳なども生まれたすぐの頃は4時間おき位だと聞いた。

単純に母親は睡眠不足が当たり前。

仕事で疲れた父親が役に立たないなんてことも多かったと思う。

この事態を知っていればこそ、オーナー房子の感じ方は妥当だと言える。

良子 ゆずれない食育の理念

頑固者 良子 賢秀と似てるかもな🤣

沖縄で自分の意見を元として曲げない良子の奮闘ぶりが描かれていた。

学校給食で地元の野菜を使えば、廃棄する給食や、子供の野菜嫌いも克服できるはずと信じて疑わない。

給食のおばちゃんの猛反対も何するものぞ!

自分がこうだと決めたら絶対に譲らない。

この頑固さは誰に似たのかな?

さて、物語の中では青柳家で和彦たちが夫婦揃って無職になったことがばれていた。

おめでたの報告も何も、いきなり離婚しなさい!と。

明日はこの続きが描かれるんだよね。