昨日の最後で語られた和彦の母重子の離婚しなさい!の言葉。
物語の流れではいかにも暢子を責めるような口ぶりだったけど、この物語を見ていて割と心配はしなかった。
若夫婦への重子のダメ出しは夫和彦に向けられたもの。
重子の言い分は誰もが納得できるもの。
夫として無責任だってこと。
私もそう思う。
この部分のエピソードはお互いが誤解する部分がユーモラスに描かれていて、不思議な納得感。
しかし、物語の最も重要な部分はフォンターナのオーナー房子の思い。
暢子のことを信頼していると。
その上で重要な提案がなされていたね。
房子には闇市時代、一緒に暮らしていた妹がいた。
その妹とのエピソードがどうしても暢子に被って見えるらしい。
房子の提案をもとに、心意気を新たに行動を起こす暢子。
今日は、その様子が詳しく描かれた後、物語の最後でなんとあの矢作が再び登場。
彼が再び物語に登場してどんな展開が待ち受けているのか。
目次
母親重子のダメ出し
心配せずに見て居られたシーンだったけど、重子は和彦の振る舞いについてダメ出ししていた。
夫としての責任感にあまりに欠けていると。
暢子の夫としてふさわしくない。
新しい店を始めるにあたって、経済的な基盤を自ら台無しにしてしまっていると。
確かにその通りだよね。
うまくいくかどうかもわからない店の経営に乗り出す2人。
店からの収入とは別にきちんとした収入源がなくなってしまうのはあまりにも心もとないと感じるのは皆一緒。
しかし、今日のエピソードの中では、若夫婦と重子のやりとりの中で暢子の妊娠も告げられていた。
重子はおばあちゃんになる。
ここでのユーモアは重子の勘違い。
名前は決めたの?の問いに
『ちむどんどん』
重子は子供の名前を問うたのに答えが店の名前では、そりゃちぐはぐだわ🤣
暢子と和彦の立ち位置
暢子は和彦のやりたい仕事を全面的に応援していると語っていた。
和彦も暢子を全力で応援すると宣言。
見ていて感じるのは、口では何とでも言えるけど、未経験の世界に踏み出したときには相応のオブザーバーや支援者がいないと、うまくいくものもいかなくなる。
ましてや出産してその直後からの子育てと、新規出店した店の経営が夫婦2人だけで乗り切れるとは到底思えない。
周りに応援してくれる人はいっぱいいるけど、当事者たちの果たす役割が減るわけじゃないからね。
この2人には、今もってなお、危うさがつきまとう。
フォンターナのオーナー房子の思い
オーナー房子は改めて暢子の決心について確認していた。
一番の店ポイントとなったのはオーナー自身が暢子を信頼していると言うこと。
もちろん彼女の事だから周りのスタッフなどには信頼を置いている事はよくわかるが、暢子の存在は他とはちょっと違う。
それはほかならぬ房子の妹智子に暢子がよく似ているから。
今日は戦争中のエピソードとして妹とのエピソードも描かれていた。
戦争中のこととして、妹智子は出生した夫を待っている妊娠したお嫁さんの役で登場。
確か前回は6月頃のエピソードで写真でだけ登場していたはず。
ここで房子が出した条件が語られていた。
自分の料理を全て任せられる信頼できる料理人を雇うこと
店の看板メニューを持つこと
自分自身が身も心も健やかでいること
この3つが外せない条件として提案されていたね。
そのための理由として語られていたのが妹智子とのエピソード。
ここで私なりのダメ出しを1つ。
物語としての整合性が取れていないはず。
前のエピソードでは妹は空襲で亡くなったと語られていて、その時その事実がわかったのは1年ぐらい経ってからと言われていた。
そして舞台は明らかに闇市の様子を描いていたけど、戦争中闇市はなかったと思う。
あくまでも戦後すぐのものだよね。
妹が流産する様子が描かれていて、新しい事実には違いないけど前回描かれたエピソードとは明らかに食い違いがあると思わざるを得ない。
まぁ、朝ドラの事なのでその辺は差っ引いて鑑賞するつもりだけど。
矢作登場😳
かなりくたびれた様子で、買い食いが見つかって捕まる形で登場した矢作。
あちこち逃げ回っていたようだ。
この彼が、暢子の新しいパートナーとして『ちむどんどん』に加わってくるような流れなんだろうね。
房子の言っていた信頼できる料理人は彼ってことになりそうな雰囲気。
過去のいきさつを考えると、大丈夫かぁ😨❓と思わないでもない。
まぁ今週のエピソードは始まったばかりなのでこれから膨らんでいくんだろう。
ただし、物語の整合性は一体誰が作っているんだ?
おそらく「#ちむどんどん反省会」で散々ダメ出しが待っていそう。