歌子が東京へやってきて、思わぬ戦力を得ることになった『ちむどんどん』
懸案だった人員配置もこれで何とか乗り越えられそうな雰囲気。
しかし、物語はそんなに簡単に済むはずもなく。
開店を間近に控えた『ちむどんどん』では歌子の歓迎会が。
実はそこで、できれば聞きたくない話題が歌子の耳に。
なんと、智は暢子に失恋して仕方なく妹の歌子に乗り換えたと。
なんとも、心ない発言だけどあまゆの店主のこの発言はみんなに聞かれることに。
智に好意を抱き始めていた歌子だったが、心の中にわき起こる疑念。
暢子のことは手に入らないから、仕方なく歌子に乗り換えたと聞かされればそりゃあ、いい気持ちはしないだろう。
その後は、関係もギクシャク。
沖縄では良子が食育について真剣に悩みを深めていた。
そんな様子を見ていた夫の博夫。
良子のために当時注目され始めた取り組みについての書籍を手渡す。
1979年の時代背景をもとに、物語は様々なエピソード展開しながら先へと進む。
暢子はそろそろ出産が近い。
目次
歌子の立場
歌子がメンバーに加わったことで、いろんな仕事がスムーズに流れるように。
特に歌子自身の性格が周りの人に好感を持って迎えられる。
智はもちろんだが、矢作も歌子にだけは随分と優しいね。
なるほど、年頃の娘さんだからということもあるだろう。
何よりも歌子自身が“何とかしてみんなの力になりたい”とその気持ちは周りにもよく伝わっている。
『ちむどんどん』はもうすぐ開店を控えていて、しかも暢子は大きなお腹を抱えて病院へも通う必要が。
そういえば、定期検診とか結構いろんな約束事があったような。
もともと2人しかいなかったちむどんどんのスタッフに歌子が加わったことのメリットは計り知れない。
手の本数だけでは片付けられない大きな存在感を発揮することになる。
智と矢作
矢作のちむどんどんでのスタンスは、料理以外はやらないことと設定されている。
それは身重の暢子にとっては 正直頭が痛い問題で、実際に開店すれば杓子定規な取り決めでは店は回っていかないはず。
矢作と智の様子も、暢子と矢作の様子に近いものが。
撮影現場ではかなり楽しそうな雰囲気だけど。
実は物語の進行上、智と歌子のロマンスは今週から来週にかけて大きなウェイトを占めるはず。
今日のエピソードでは、歌子が周りの噂話を真に受けて心が揺れ動く様子が描かれていた。
勝手な想像だけど歌子と智の橋渡しを、矢作が務めるのではないかという気がする。
なんとなくそんな仲立ちがあって、2人が信頼を深め合うような気がしないでもない。
歌子が聞かされた残念な話
『ちむどんどん』で開かれていた歌子の歓迎会。
その中でたまたま話題に挙がったのが智と歌子の恋模様。
ちょうど歌子が買い物に出ていて、戻ってきて店に入る直前の時に中から聞こえてきた残念な噂話。
智は暢子に失恋した後、歌子のことがお気に入りに。
歌子は暢子のお下がりの恋人と付き合おうとしている。
酒の席とは言え、言っちゃいけない発言。
仕方なく一緒になったみたいな言い方ではお互いが気の毒だし、失礼と言うもの。
男女の縁は周りのものがとやかく言って決まるものではない。
タイミングとそれぞれの気持ちがかみ合ったときに、世の中のしがらみを超えて結びついたり、離れたり。
縁によって結びつくので、縁談と言うんだそうな。
しかし、まだ始まったばかりの歌子の智への気持ち。
昔から智が好きだった事実は変わらないけど、途中暢子の存在があって一旦は途切れてしまった智と歌子。
それがなんとなく復活するようなストーリーだけど。
辛辣な発言に心が揺れ動く歌子。
思わず智にも冷たく当たってしまう。
ここでの智の反応も、実は気がきかない。
2人とも、色恋に関しては不器用なことこの上もなし。
良子の取り組んだのは食育
良子が取り組んでいるのは今でこそ当たり前に使われる言葉「食育」
なるほどと思うけど、実際にこの言葉が使われるようになったのはここ14〜5年位ではなかろうか。
物語は1979年なので、まだ食育なる取り組みはメジャーなものではなかった気がする。
良子は博夫の応援で、給食に関わることにさらに決意を新たに取り組むことになる。
さて、そんな中『ちむどんどん』に入った1本の電話。
智が事故にあって重体とのこと。
実は、ネタバレ情報ではこの辺のところも詳しく明かされているので、事情は知っているけど、物語的には大丈夫かなと思う人がほとんどだろう。
ツッコミどころたくさんのストーリーだけど、とりあえず明日の放送を待つしかない。