くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 忍び寄る試練

 

1週間締めくくりのエピソードは、ここ最近はずっと、来週への物語の布石となって描かれる。

開店当日の大盛況が続いたのはほんのひととき。

やがて、店には閑古鳥が鳴きはじめ、お昼時にもかかわらず、お客ゼロの日々がやってくる。

客商売で、しかも、食べ物を扱っているとなればあり得る話なのかもしれない。

『ちむどんどん』はすぐに赤字に転落。

実は、ここからが正念場なんだろうとは思うが、どのように乗り越えるかは、問題提起されていない。

と同時に、物語全体の流れとして沖縄の良子たちが取り組んでいた、

うまんちゅ給食。

こちらは母親優子の応援も得て、事態は大きく改善。

子供たちの残飯率は大幅に減少。

さらには、食に対する子供たちの気持ちにも大きな変化が。

そして、昨日登場した猪野養豚場清恵のかつてのエピソード

これにも追加で描かれる内容が。

物語の中で、比嘉家が次なる発展に向けて、さらに乗り越えなければならない新たな課題が示される。

昨日のニュースで発表 撮影終了したらしい😊

目次

開店直後の大盛況

オフショット😍🤣

約束通り最初のうちだけは大繁盛で、誰もが忙しく動く必要が。

さらには、東洋新聞多良島デスクの計らいで、雑誌に記事として店が取り上げられたこともあって滑り出しは申し分ないものに。

ただし、今日のエピソードを最後まで見ればわかるが、忙しかったのは最初のほんの2〜3ヶ月。

それでも、準備から今に至るまで必死に努力を重ねてきたスタッフたちにとっては喜びもひとしお。

メインとなる沖縄そばの人気は不動のものになると思われた。

沖縄うまんちゅ給食

紙芝居とはうまいこと考えた😅

良子の取り組んでいるうまんちゅ給食は週に1回ほどのイベント。

前回の時、ほとんどの生徒が食べ残しをするという散々な結果に。

今回はあらかじめ作戦を練ったようだ。

そのアイテムの1つが紙芝居。

沖縄が日本で1番長寿ですあることを考察してみると、それは外ならぬ日々食べている食べ物のせいだということが。

確かに体に悪いものばかり取り入れていれば、結果はおのずとわかる。

体に良いもの悪いものは自然と決まってくるのだ。

この時代は考えてみると体に悪いものといいものの区別がはっきりつき始めてきた頃かもしれない。

いわゆるファストフードもこの頃からだよね、街中で盛んに見かけるようになったのは。

ハンバーガーとか、ポテトフライとか、揚げ物中心が多かったかなと記憶する。

そして、なんといってもパンだよね。

米よりもパンと宣言する人が一気に増えたのもこの時代じゃなかっただろうか。

実はこの辺も日本の長寿とか食生活とかに大いに関係していると思う。

良子の小学校では、紙芝居で食べ物の大切さなどを子供たちに聞かせたところ、それが大当たり。

子供たち自身が沖縄伝統の料理に興味を持ち、また自分たちの周りで作られている沖縄野菜にも関心を寄せることになった。

今まで露骨に嫌いな素振りだった子供たちが、こんなにも簡単に寝返ってしまうのは、物語的に大丈夫か?と思う私は考えすぎかな。

特に今日のエピソードの中で良子の母親優子が安室のおばぁとひと役買っていたのにはちょっとした驚きが。

紙芝居はこんなところで伏線回収となるのだなと。

矢作のスタンス

料理以外はやらない!はずだったが……

開店以後は忙しい日々が続いた。

料理担当専門と言い切っていた矢作だったが、身重の暢子がお客さんに料理を運ぶ様子を見ていて、無言で手伝っていた。

やはり、彼の暢子に対する気持ちとしては、生まれてくる子供のことを大切にしてあげなきゃと思っている。

当たり前の事だけど、妊婦が重いものを持ったりなんて事は厳禁なわけで。

さりげなく手を貸すあたりは、彼なりの優しさかもしれない。

そして、彼の立ち位置として決して先頭に立とうとはしていないね。

自分が雇われ身上であることをどこまでも自覚しているような。

『ちむどんどん』は共同経営する店ではない。

暢子が自分自身で企画運営する個人営業の食べ物屋さん。

忙しいのは最初だけだった💦

問題は、この後店は暇になってくるわけで。

そして遠くない将来赤字になるはず。

そこからどんなふうに挽回するかだよね。

和彦の母重子の疑問

以前届けてくれたお弁当のほうがおいしいかも😅💦

和彦の母重子とお手伝いさんの波子さん。

2人の率直な意見はこの後来る店の不振を象徴するような内容。

今日食べた料理も間違いなくおいしかったけれど、以前食べた届けてくれたお弁当の方がよりおいしかったような気がすると。

暢子は東京の人の舌に合うように料理を厳しく吟味してマイナーチェンジしていた。

これは、料理人としての試行錯誤の結果ではあったが。

本当は最初のコンセプトとしてあった沖縄料理の味付けこそが1番だったのかもしれない。

今日はそんなことを意味するような内容で、これは今後の店の運営に大きく影響を与えるはず。

また、さりげなく批評をしてくれたお二人は、以前の暢子の料理を知っているだけに、微妙な差にも直ちに気がついたと言える。

こうしてみるといい感じだけどね😅

この辺のやりとりを見ていて以前のおでん屋の屋台を思い出したよね。

あの時も最初は売れたけどやがて閑古鳥が泣いた屋台。

それを復活させたときの料理がヒントになるかもしれない。

そういえばあの時でなかったかなぁ。

三郎さんがね。

道に迷ったら入り口に戻るのが1番。

これってすごいヒントかもしれない。

賢秀と清恵

清恵 黒歴史😓

猪野養豚場に戻った清恵。

父親に語って聞かせたのは、東京での様子。

かつて自分が引っかかってしまった悪い男に再び会ってしまったと。

済んだ話だ、忘れろ と父親。

この辺の物語も多分来週続きがあるはず。

本編はあと20話分で終了となる。