くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 賛嘆やんばる物語

 

今日が全編通しての最終回に相当。

果たしてどんな展開になるのか興味津々だったが、なるほどと思うような作りに。

この番組は、かつてないほどの批判とダメ出しにさらされてきた。

そんな中、制作スタッフを始め脚本家が、一体どれだけの情熱を傾けてきたかが伝わってくるような流れになっていたと思う。

当初、登場していた子役たちが勢ぞろいして役柄を演じているあたり、思い入れが伝わってくる。

そして、それらの子役たちを含めた様々な俳優たちはこの最終日のドラマ作りのためだけに召集されたものと納得。

なるほど、この物語はマニアたちが協力して作ったんだと。

そして、私が最も気になっていた最後のシーンで描かれていた、1970年代当初の頃の様子。

これは、回想シーンとして描かれていた。

これこそが、私が抱いていた謎の答え。

振り返ってみると、わからない部分も多々あったりして、?はあちこちに付くが、ドラマの制作スタッフは、面白さを追求仕切った感、やり切った感があるのでは。

一言で説明すれば、“面白かったね”で済まされると思う。

高校生時代のオフショット😅🤣

目次

海(賢三)に祈る

どうして海に向かったのか意味がわからない人が多かった💦

海に向かって祈る行動はわかるけど、なぜ海なんだと言う疑問は最初から湧き上がってきて、ちょっと困っちゃったね。

ここは父賢三のお墓の隣。

大きな声で呼びかけている気持ちは伝わるけど意味はほぼ誰もわからなかったと思う。

ただし、物語的にはとても重要なシーンと見えて、わざわざこのためだけに賢三が登場していた。

オフショットの中で発見、2人が誰なのか不明

賢三がこのためだけに登場してきたことはとても感心。

意味はわからなくても丁寧さは伝わってきた。

ちなみに、なぜ熱が出るのか説明はなかった💦

この後すぐに、回復するので心配したほどではなかったんだよね。

智と歌子の間には子供が生まれて、さらに孫も生まれると言う。

物語のスピードは、ここへきて誰もついていけないレベルに。

202X年の物語

制作スタッフはこのシーンに全てをかけたんだと思う🤣

やんばるの共同売店もすっかり新しくなっていた。

そして近所の子供たちが手にしているのはスマホ。

ここで登場してきた暢子たちは今現在の実年齢だと思う。

物語の中では暢子は68歳とあった。

年取ったメイクは、にわか仕込みの感がありあり。

ただし、ここで大切だったのは、比嘉家の4人兄妹の孫の設定で出ていた子供たち。

彼らは皆、4人兄妹の子役時代を演じた俳優たち。

このときの俳優たちが、皆孫として登場😅

それぞれおじいおばぁと話している姿が描かれていたね。

そしてナレーションで4人が今どんなふうに暮らしているかも語られていた。

暢子は相変わらずおいしいものを食べることに情熱が。

賢秀は地道に養豚業を継続。

良子も博夫も校長先生まで勤めた設定になっていたね。

歌子は民謡歌手として多数のレコードを出したとのこと。

あれから年月が経ったけれど、みんな目標とすべき人生を全うしているような感じ。

配役の妙

沖縄地元の俳優も多数出演

かつての子役たちを今日1日の放送のためだけに召集したNHKのこだわりもかなりのものがあったと思う。

そして、様々なネットのサイトをくまなく点検していたが、今日の放送内容に関しては一切情報漏れがなかったこと。

この辺の結束はすごいなと感じたね。

多少なりともネタバレするのが普通なんだけど、ネタバレ情報にも上がってこないなんて。

そして、公式サイトのオフショットでやっとそれらしき事実が発見できたくらい。

さらには、沖縄ゆかりの俳優たちもいっぱい出ていたと思う。

ガレッジセールはなんだかんだ言って2人とも登場していた。

彼らも、朝ドラ御用達の俳優。

70年代のやんばる

回想シーンで終了したね🤣

最後に古い時代の服装を着て物語が終わったことが私の中では謎だったけど。

今日明確な回答が。

それは回想シーンとして皆演技していたから。

70年代、暢子が高校生の頃で、料理当番真っ盛りの頃。

これから未来に何が待ち受けているのか、誰もが何もわからなかったけど、家族の絆でお互い助け合っていた。

物語は、このシーンが最後で全て終わったとのこと。

かなり面白い作りになっていたなと個人的には感じた。

ただし、なぜこんなシーンがここに出てくるんだという?がしょっちゅう出ていたような気がする。

このドラマは、物語の整合性のあるなしはともかく、面白く楽しいやんばる物語として記憶に残そう。