実は、本来ならば昨日、いつも通りブログとしてアップすべきだったけど、とんだ邪魔が入ったもので。
今日2話分放送されたもので、まとめてアップさせていただこうと考えます。
主人公「舞」はやっぱり、どうしても体の弱いことが問題になっちゃう。
子供らしく飛んだり跳ねたりなんて事はもってのほか。
少し走っただけでも熱が出てしまう。
初日の放送であったように、ウサギを飼育する係になってはみたけれど、黒ウサギのスミちゃんが逃げ出しちゃう。
探すためにやむを得ず走った結果がこれ。
舞の体の弱さは岩倉家にとっても、簡単に素通りできることではなさそう。
両親ともにギリギリまで追い詰められている。
特に、母親めぐみは限界を超えていると思われた。
今日の2話分の放送で、物語の設定もかなり詳しくわかってきたね。
主人公は「舞」だが、母めぐみの五島との詳しいいきさつも語られることになる。
母親は五島の出身。
高校卒業後、大学を中途退学して、今の夫「浩太」と駆け落ち同然で結婚。
反対を押し切って一緒になったようだ。
高校卒業後15年。
母めぐみは34歳。
物語はついに五島での暮らしから始まることになる。
目次
舞の発熱
子供って、どうしてこうも熱が出るんだろうね。
もともと体温の高い生き物だけど、わずかなストレス、環境の変化など敏感に反応しちゃう。
主人公舞はまさにそんな子。
そして物語で描かれる彼女はとにかく食が細いね。
子供は普通、食欲旺盛でもりもり食べるものと私の記憶の中では残っているが、それは私自身のことで、そうでない子だってたくさんいるんだろうね。
今回の舞の発熱は、ウサギのスミちゃんを探すために走ったことが原因。
ちなみにどうしてスミちゃんなのかその理由も語られていた。
いつもケージの隅っこにいるのでスミちゃん。
名付け親は舞らしい。
しかし、しょっちゅう発熱しているのでは学校にも満足に通えないわけで、学力の問題もさることながら舞自身の将来のことを考えると、何か対策を考える必要があるのは言うまでもないね。
事あるごとに呼び出されるめぐみには疲れとストレスが際限なく溜まってしまう。
両親浩太とめぐみ
医者と面談した父浩太。
方法としては、環境を変えることがいいらしいと勧められる。
やっぱり原因不明な感じだね。
前回の朝ドラちむどんどんの歌子とおんなじ気がする。
ある程度年齢がいくと治ってしまうような雰囲気。
そういえば、この物語が始まった時に“歌子2世”と呼ばれていた気がする。
夫婦で相談した結果、めぐみは五島の母祥子に頼んでしばらく疎開させてもらうことになった。
確かに東大阪と五島では環境はまるで違う。
舞の友達
朗らかで、明るくそれでいて礼儀正しい友達の関係が丁寧に描かれている。
朝ドラで描かれるこの世代の子たちは、意外にいじめっ子何かが登場することがあったりして、ハラハラすることも多いが、この物語ではそんな心配は無用らしい。
今はまだ子役達が演じている時代だけど、この子たちがみんな大人に成長するので、その時にもまた新たな物語が始まるんだろうと思う。
ここで描かれているのは舞に優しい友達の様子と、親切な友達に対する舞の丁寧な感謝の気持ちなどが詳しく語られていた。
五島
3話目の物語でおもむろに登場していたナレーションとその種明かし。
なるほどナレーションはバラモン凧そのものだったんだね。
五島に入ってからの登場人物たちの詳しい説明が絶妙な感触で描かれていた。
そして五島に到着しためぐみ親子はこわごわおばあちゃんと顔を合わせる。
ぶっきらぼうなおばあちゃんに心配になってくる舞。
しかし、大学を卒業することなく駆け落ち同然で結婚しためぐみの事は、実は浩太が折に触れはがきなどで 丁寧な近況報告をしていた。
祥子は15年ぶりに会ってはみるものの、実際は詳しいことを充分把握できていた。
浩太の思いやりというか心遣いは本当に丁寧だなと思う。
なかなかできないんだよね。
彼は今会社の経営で、ギリギリの状態を何とか頑張っている感じ。
その厳しい状況を考えれば、年に何回もめぐみの親に礼を尽くすあたり、立派だなと思う。
これで、物語の説明としては様々なことが一気に解明されるような雰囲気。
正直な感想を言わせてもらうと、このドラマの脚本家はかなりの凄腕だね。
さりげなく人とのやりとりを描きつつストーリーの設定を巧みに説明。
良い作品っていうのはこんなふうに描かれるのがいいんだろうなと思う。
前回の朝ドラで、鑑賞するためのエネルギーをたっぷり浪費してしまったので、どうやら今の作品で少しは挽回できそうかもしれない。
さて、これからどんな展開が待ち受けるのか。
個人的に思うのは、どれだけ巧みに方言が生かされているか、それと、古くから伝わる地域なので地元の古いしきたりがどれだけ生かされるのか。
興味は尽きないけれど、ドラマに対するモチベーションがちょっと上がった今日。