くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ 五島の暮らしは夢いっぱい😍

 

おばあちゃんと暮らす五島の暮らし。

五島列島独特の風習とともに、舞が様々な経験を積む様子が詳しく描かれる。

ストーリーは9歳の少女の成長物語。

休みの日、おばあちゃんの手伝いをする約束で、朝7時の目覚まし時計を自分でセットして、きちんと起きることができた。

そして、習慣だろうか毎朝体温チェックをしているらしい。

微熱でもあったりしたらその日1日の活動が制約を受けることに。

どうやら物語の日はそんな不安は取り越し苦労。

まず、近所の家まで行ってそこになっているビワの実をもらう。

どうやら若い世代のいなくなった島では、せっかく実った果物も食べることなく腐らせてしまうことが多くなったようだ。

ジャム作りはそのような果物をもったいないと思う事から出発。

脚立に登ってビワの実の収穫から始まることに。

そしてきれいにカットして砂糖とともにに煮詰めることになる。

出来上がったものは、島の売店に納入。

祥子の作るジャムはビワ以外にもイチゴやオレンジなど多数。

どうやら五島の特産品として人気があるような。

そして、五島列島独特のキリシタンの日曜学校の様子も描かれていたね。

ここは隠れキリシタンの伝統が伝わった地域。

キリスト教の信者が多数。

舞は、経験する何もかもが目新しいことばかりだがおばあちゃんに見守られつつ、順調に成長する。

おばあちゃんと孫😅仲良しツーショット😍

目次

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ばんばのお手伝い

おばあちゃんは何でもできる😍

描かれたエピソードの中で、舞がおばあちゃんに聞いていたことがあった。

寂しくはないの?

答えは単純明快。

寂しくない!

島のみんながいるから

1人暮らしをしていても、島の人たちとコミュニケーションをとっていることが生活の全て。

もちろん娘の家族は東大阪にいてきちんと暮らしてはいるが、交流があるわけではない。

本当は家族とそれなりに交流を持った方が幸せだろうにと思ってしまう私は下世話なのかも。

舞はおばあちゃんと暮らしながら、新しく経験することが嬉しくてドキドキ感が止まらないのだ。

舞のチャレンジ

脚立の上もなんのその🤣

昨日までは何一つ自分ではできなかった舞。

しかし自分が何をやりたいのか、どんな経験をしてみたいのか、そしてどんな感動が得たいのか。

それらのものに対する明確な回答がおばあちゃんとの暮らしでもたらされる。

最初に行ったのがビワの収穫作業。

脚立の上に登って手を伸ばして実を摘み取って行く。

中に種が入っていて、甘い感じの実だよね。

正確には思い出せないけど、過去に1回か2回食べたことが。

それをジャムにする作業につきっきりで、できそうなところは手伝っていた。

きれいにカットをして鍋で煮ていく作業になる。

途中砂糖を混ぜたり、場合によってはレモン汁なんかを加えたりするんだろうね。

今回描かれていたのはビワの実のジャム。

他にもイチゴとかオレンジとかいっぱいありそう。

果物の中で様々なジャムがあるけれどブルーベリーとか梨などのマーマレードもかなりおいしいと思う。

過去に食べた経験があるので。

隠れキリシタンの歴史

讃美歌を歌ってお祈りをする🙏

ビワの実の収穫作業の後に一太君の家族と遭遇。

教会に行ってお祈りをしつつ讃美歌を歌うようだ。

一緒に行かないかと誘われる。

こういったこともはじめての経験なのだろう興味津々でおばあちゃんと一緒に参加。

五島列島の教会は長崎県の130個ある教会の家でも50個ほどが存在するらしい。

江戸時代、キリシタンが厳しく弾圧された頃、皆ここに逃げ込んで隠れキリシタンになった歴史があるようだ。

この地方は世界遺産にも登録されている名所。

中ノ浦教会 こちらで撮影したらしい

ちなみにこちらの教会は水辺に立っていて、穏やかな水辺にその姿が映り込むことでも有名だと聞いた。

水面によく映える😌🙏m

キリスト教では、日曜学校なるものがあってこれはほとんど欠かすことのできない行事となる。

主にカソリックなどでは、昔からの伝統では欧米の場合、この日曜日のミサの時に新曲の讃美歌が披露される。

そして、教会には必ず聖歌隊がいて、毎週新作の讃美歌を披露することになる。

教会でおそらく耳にすることになるであろうパイプオルガンの響き。

私が敬愛する作曲家バッハはこの教会の音楽監督(カントル)の地位にいた。

彼は、自分が必要とするときにパイプオルガンを自由に演奏することができたようだ。

実はこの大きな楽器は今でこそ電気があるので問題なく1人で演奏できるが、古い時代では、風を送るのにふいごを踏み込む人足を雇わなければならなかった。

つまり、そういったことを自由に取り仕切れる人だけがこの楽器に近づくことができて音楽創作活動をできたことになる。

何気ない日常を描きながら、数百年の歴史がここには込められていると思う。

舞の実家

元気そうな娘の様子に涙ぐんで喜ぶ両親

電話に娘が出て声が聞けて、涙を流して喜ぶ両親。

しかもすこぶる元気そうな様子。

親だから声を聞けばすぐにわかっちゃうよね。

連絡してきた内容も驚くほど盛りだくさん。

さくらさんは彼氏からのポケベルを待っている😅

こういったたわいもない日常をきちんと報告できるあたりが、舞がどのくらい生活を楽しめているかのバロメーターになる。

おばあちゃんの手伝いを積極的にできることこそ元気の証

さて、今日の物語の最後の方で釣り客相手の仕事をしていたおばあちゃん。

何か事件が起こるようなそんなナレーションだったけど、それは明日物語を見てのお楽しみだね。

様々な日常の中で船を操縦する事は特別なことなのかもしれない。

今週のエピソードは始まったばかり。

舞は気がつかないうちに少しずつ一人前の元気を獲得しつつあるようだ。