迷いに迷ったあげく、『慶太ちゃんのためのばらもん凧を揚げたい』と宣言する舞。
失敗を恐れて引っ込み思案になっていた彼女が、周りの人たちの励ましを得て自ら夢を叶えようとへ行動する姿が描かれる。
1週間最後のエピソードで、どうやら岩倉舞のエピローグも無事終わりそうな感じ。
何かあるたびに発熱して、自分自身も苦しい思いをし、周りの人も心配が絶えなかった。
今日は物語の中でついに祥子おばあちゃんの🆗サインが出る😍
物語は五島での暮らしに終止符を打つための様々なエピソードがほほえましくもちょっと切なく描かれた。
舞は人の心を優しく汲み取る特別な力が備わっていそうな。
そして、ここんところずっと見てきて感じたことだが、幼いながらもきちんと挨拶ができる子供だね。
『ありがとう』が普通に言える子供。
何気ないことだが、これとても大切なことで、口先で言っているのかそれとも自然な気持ちから発せられているのかわりとすぐにわかっちゃう。
物語の最後の方で、ついに五島を離れるシーンと、懐かしい東大阪の家族と再会するシーンが描かれた。
さらには、わずかだが来週の予告編も。
この時代はバブルが終わった直後で、不景気が世の中のトレンドだったから。
と同時に、舞の空への憧れがエピソードの中でも紹介されていたね。
目次
舞のばらもん凧🪁
五島での友達一太君はとても心優しい少年。
「舞が初めて自分でやる」と宣言したことをよく知っていた。
その上で凧揚げの最初の役割をやってみろ!と。
さすがにいきなり一番手を任されてびびってしまう舞。
しかし一太はすぐに助け舟を。
もし、危なくなったらすぐに助けるけ🤣😅
この一言で勇気百倍。
舞は見事に大役を果たす。
一太と舞
一太は多分、舞に淡い恋心を抱いているんだろうなと素朴に感じた。
タコをあげるときに気がついたのはやはり独特の風切り音。
よく見ると凧の上部に朱色に塗った弓がしつらえてある。
その張った弦が和向かい風で音を発生させるようだ。
よく聞くと、何かを威嚇しているような気が。
おばあちゃんの言葉を借りれば、
どんな向かい風にも全力で立ち向かっていくとあった。
なるほど言われてみれば納得できる裏話。
さらば五島
そういえば舞がいたところは五島の中でもかなりの僻地。
長崎からさらに船に乗って何時間って感じ。
長崎からの東大阪行きも行きはフェリーだったようだ。
実はここで物語の説明も兼ねていたんだろう、舞から飛行機に乗りたい発言が。
どうやら生まれて初めて乗る飛行機の様子が描かれていた。
舞は将来的にはパイロットを目指す設定になっているので、どこかで飛ぶことにもっともっと近づくはずとは思っていた。
今日はこの物語の一番最初のエピソードと同様、飛行機に乗っているシーンが描かれていた。
周りの大人たちもさることながら、子供たちのエピソードがさりげなく物語に花を添えていたと思う。
それに、さくらを演じていた長濱ねるは彼女への書き込みもずいぶん多かったと思う。
彼氏とのエピソードはこの先描かれるんだろうかね?
舞のこれから
2週間だけだったけど、舞の成長が存分に描かれていたと思う。
演じていた浅田芭路はわずか9歳ながら大変な女優さんだと思う。


この子の演技で涙ぐんだ人も多かったのでは。
最初の引っ込み思案な か細いセリフ回しとか、今思い出すとあれみんな演技なんだよな。
それが時間が経つにつれて少しずつ自分自身のアイデンティティーを確立していく。
脚本の緻密さとは言いつつ、やっぱり役者の演技がものを言う世界。
それにしても、将来楽しみな女優さんになると思う。
考えてみれば、今NHKで活躍している主な俳優は子役から頑張っている人たちがほとんどじゃなかろうか。
そこは、シビアな世界。
突然、幸運が降って湧いてくるって事はなかなかないのかもしれないね。


今日の最後の方で東大阪に帰ったエピソードが描かれていた。
なんといっても工場だからね、実家は。
さて、来週はまだ子舞こと浅田芭路ちゃんが前半は登場してくるようだ。
お父さんのねじ会社がちょっと厳しいことになるような雰囲気だね。
とにかくバブルが弾けた後の不景気は私も記憶に新しい。
世の中、何もかもうまくいかない感が漂っていたからね。
さて、主人公舞は周りの人たちの応援ももらいながら、しっかりと成長。