今週から始まる物語は再び東大阪から発信。
五島暮らしで生まれ変わった舞。
今までとは全く別な振る舞いを見せることになる。
演じている「浅田芭路」は明らかに、以前とは違ったキャラクターで登場している。
ビジュアルは何ら変わらないし、服装も同じようなものを着回ししているんだけど、明らかに表情に輝きが。
子役とは言え、さすがにNHK御用達の大女優。
驚くばかりの演技力だと感心することしきり。
今までは、周りの人に支えられて“ひたすら元気をもらう側の舞”が今日から始まるエピソードでは逆の立場に。
彼女が、誰かを助け誰かを励ます。
元気をもらう側から元気をあげる人に大変身を遂げていた。
そんな中で一貫して語られる必須のアイテムが、空を飛ぶこと。
ばらもん凧のエピソードを交えつつ、お父ちゃんと飛行機談議も。
物語のこれからが何となく想像できるような前フリ。
さて、岩倉家の日常と同時に、彼女の友達の家庭の様子もそれとなく紹介されるような雰囲気。
物語のこれからも時々登場するような仲良しがこれから詳しく語られるのだろう。
目次
生まれ変わった舞
以前なら、周りに気を遣っておどおどしていた舞。
熱が出ることがとても心配なので、不安を感じたらすぐお母さんに泣きついていたよね。
そして、さらに自分で周りに忖度することばかりな引っ込み思案な子。
数ヶ月間の五島暮らしでそのマイナス要因が全て解消されていた。
とにかく、自分のやりたいこと興味のあることに積極的に参加しようとするポジティブ思想の持ち主に大変身。
演じている芭路ちゃんの表情が違って見えるのは気のせいではないだろう。
目力とか眉毛のキリッとしたところなんか、全然違う人みたいだよね。
今回の物語の子役を選ぶにあたっては、応募者が216名と聞いた。
そして、ハードルが高かったのも事実のようだ。
相手の考える気持ちがわかる故に、自分の言いたいことを言えない内向きな性格をきちんと表現できる。
言葉にすれば簡単だけどこの微妙なニュアンスって、子役に求めるのはどうなんだろうと思いつつ、そこは演技だからねぇ😌
確かに、今回の物語を見ていても子供時代の長さがおよそ3週間なので、かなり長いだろうなと思う。
おちょやんの時の前田暖乃と同じぐらいだろうか。
私の中で印象に残っているのは彼女の演技も、周りが舌を巻くほど大変な仕上がりだったと思う。
今回の芭路ちゃんも同じものを感じる。
すみちゃんの事情
すみちゃんが死んでいたことを知らされる舞。
実は事情があって、舞が休んでいる時大阪はとんでもない暑い日があったそうで、その時心配になった久留美ちゃんはすみちゃんが心配で、涼しい自宅まで連れ帰ったんだそうな。
そうしたら、翌朝死んでいたと。
番組の中で語られていたけど、ウサギは飼い主に自分の病気を隠すらしい。
おそらく以前から病気だった可能性がとても高いのではと解説されていた。
確かに野生がベースの動物は突然死もかなり多いから、うさぎなどは納得できる理由ではある。
しかしそのせいで、久留美ちゃんはクラスからいじめられる羽目に。
この2人も同じ子役同士、仲が良いみたいだよ。
撮影はかなり楽しいって聞いたから、彼ら子供にとってもおそらくたくさん経験できることではないと思うので、これからも存分に楽しんでほしいね。
舞と望月さん
久留美ちゃんは望月さんが苗字。
下の名前で呼んだほうがいいので、私的にはこっちがなじみだけどね。
さて父親を演じているのが松尾諭。
彼もNHKでは御用達の俳優。
私が記憶に残っているのは清原果耶が時代劇で初めて主役を演じた時、剣術指南役の役柄で出ていた。
ちなみに、登場してきた久留美ちゃんは成長してからも交流が続くので、物語にちょくちょく登場するはず。
舞の持ち味
舞の持ち味は、今まで見た限りでは思いやり溢れる考え方、感じ方、そして行動できることだろうな。
この年代の子供にしてみれば、おそらく鏡にしたいくらいのお利口さんだと思う。
人に優しくしようとした場合、実は、自分で画策したものはそのほとんどの場合うまくいかないと思っていいよね。
人間ってどんなに落ちぶれていても生き物としてのプライドは決してなくなる事はないんだよね。
親切はとりもなおさず、大きなお世話になってしまう場合がほとんど。
それを、感じさせずに相手に伝える事は、私は特殊能力だと受け止めている。
やりたくてもできないっていうのが本音ではないかな。
舞は子供だけど、あらかじめこの優れた能力が備わっていた。
おそらく、物語のこれからも彼女はこの特徴を発揮し続けるに違いない。