今日の舞いあがれは物語全体を通しても、記念になる1日。
それは今まで主人公舞を演じてきた子舞こと浅田芭路ちゃんから
本来の主役「福原遥」にチェンジする回。
子舞を演じた芭路ちゃんは、3週間この物語を牽引し続けた。
子役ながら振り返ってみると大変な存在感だったと思う。
間違いなく今の段階でも大女優だと断言できる。
ブログをアップする関係で彼女のSNSなども日々チェックさせていただくが、スタッフ等が熱心にサポートしてくれていることで、必要な画像をアップロードするのに苦労する事はなかった。
さて、物語は模型飛行機の改良を重ね、ついに完成させた舞と久留美ちゃん。
それぞれのお父さんも小学校のグランドにやってきて舞いあがる飛行機を眺めることになる。
さらには、父浩太が苦労して取り組んだ特注ネジはいよいよ量産体制が整うことに。
この物語は、不幸な結末は極力描かれないようだ。
無事に円満にストーリーが展開し、10年後の2004年当時が描かれることになる。
目次
飛行機作りは誰のため
舞は章君のアドバイスを得てついに念願のよく飛ぶ飛行機を完成させる。
それは同時に作っていた久留美ちゃんも同じものを。
2人がここまで頑張ってきたのは、誰かを励ましたいと思っていたから。
舞は自分の家族、とりわけ経営ピンチで必死で頑張っているお父ちゃんを。
さらには工場の人たちや、お兄ちゃんも。
久留美ちゃんは今までなるべく人前に姿を見せたくなかった父親を小学校のグランドにまで招いていた。
それは職探しでがんばっている父親を元気にしたかったから。
舞は自分のときめくことが誰かの力になれればそれが1番と考えたようだ。
実際それはその通りになった。
みんなが励まされる
大人たちは子供たちの精一杯の努力に、皆賞賛を惜しまない。
撮影はどうやらCGを用いて飛行機を自在に飛ばしていたけど、よくできた模型飛行機は本当に長時間飛べるんだよね。
私の子供の頃の記憶でも、びっくりするほどよく飛んだと思う。
一応ゴム動力なので、ゴムの回転力がなくなれば後は滑空するだけなんだけど、動力がなくなってからの滑空時間の長いこと。
見ていてもほっこりするような。
夢は飛行機作り
お父ちゃんと舞は空港のそばまで行って飛行機を下から眺める場所に。
私の地元だと旭川空港まで家から1時間ちょっと位なので、あそこまで行くと飛行機の発着がよく見れる。
空港ターミナルの反対側に一本道があって、そこから眺めるとさすがにまたとない良い景色。
ただ、残念な点が1つ。
旭川空港はローカル空港なので発着が滅多にないのがたまにきず。
日がな一日あそこに陣取って、どのくらいの回数見れるだろうか。
それでも何度か見たことがあるけれど、見ていて飽きない景色ではある。
さて、最後の5分間になってから大人時代の舞福原遥が登場する。
3週間の一番最後にやっと本編エピソードとして登場してきた。
舞は1986年生まれで、この時18歳の設定。
現在の2022年レベルで考えれば36歳になっているはず。
物語的に許されるのなら、現在まで何とか描いていただいて結婚をしていて、その子供が子舞の浅田芭路ちゃんだと言うことないが。
「おちょやん」の時は役柄は違ったけれど、それをやってくれたんだよね。
それから「なつぞら」のときの子役もそのように配役されていたと思った。
この物語はまだ始まったばかりなので、この先どんな展開になるのかは最後の予告編で多少はわかったけどね。
物語は2004年浪速大学に入学した舞を描き始める。
大学生活と言えば、勉強とサークル活動と相場は決まっているが。
どうやら人力飛行機のサークルに興味がありそうな雰囲気。
こういったことが描かれると、この物語はいよいよ現代に近い様子が描かれるんだろうなと改めて実感することに。
2004年
物語の設定となっていた2004年。
この年を調べるのに、私は記憶をたどることができた。
平成16年に相当するので、この年から私は一人暮らしを始めている。
会社勤めをし、家のことを全部やって、あの時は確か2頭の犬を飼っていた。
自分なりにいっぱいいっぱいで大変だったと思う。
夏以降大型の台風が北海道に上陸して、そりゃ大変な事態に。
私の勤めていた会社も、倉庫の屋根が飛んだり入り口のシャッターが粉砕されて、しかも中に保管していた売り物の材料が水浸しになってとんでもない損害を被った。
確か保険金である程度は賄えたような気がしたが。
あの時私のいた地域よりも札幌方面が台風の直撃でとんでもない事態になったと思う。
思い出すと懐かしい記憶だが、ハラハラドキドキしていた時期でもあったね。
舞いあがれはこの時代を描くとなればきっと台風被害などにも触れると思う。
北海道もさることながら、内地も相当被害が出たので、2004年はエピソードの中にそういったことも出てくるのではなかろうかと思う。