物語はいよいよ核心部分に入ってきた。
自分が本当にやりたいことに気がついた舞。
夢を叶えるために何をするべきか。
既に自分でできる準備は始めつつあったが、難関となって立ちはだかったのは両親の説得。
父浩太と母めぐみに理解してもらう必要が。
しかし、突然の告白に両親は困惑するばかり。
特に厳しかったのは母親めぐみ。
めぐみは舞が大学を中退して、航空学校を受験したいとの申し入れに、まずは今行っている大学を卒業する事とまるで取りあおうとしない。
子供の頃の舞なら、ここでおとなしく引き下がっただろうが、成長した彼女の決意はゆるぎなかった。
自分の夢を叶えるために、どうしてもゆずれない。
最初の告白は、物別れに終わる。
そんな中、幼なじみの久留美ちゃんも父親との関係に悩みを深めていた。
元ラグビーの有名選手だったが、今は無職で仕事を探しているような有様。
ふがいない父親は、彼女にとっても悩みの種。
ぎくしゃくした様子が物語からも伝わってきた。
そして、今週1番の事件がドラマの最後の方で語られる。
隣の貴司君が何日も家を留守にして帰ってこない。
そのことで彼の母親雪乃がついに辛抱たまらず岩倉家に駆け込んでくる。
週の始めは波乱の幕開け。
目次
突然の告白
今まで一言も話すことができなかったけど、ここへきて突然の告白。
思い詰めてきた舞には勇気がいったことだろう。
想いのたけを込めて話してみたけれど、両親にとっては突然の告白で困惑するばかり。
最初の告白は残念な結果に。
家を飛び出した舞はアルバイト先ノーサイドまで。
店のママと久留美ちゃんに告白が失敗したことを告げる。
やっぱり進路に関わることなので自分で決めるしかないのはわかるけど、親が全く口出しをしないことにもならない。
両親としては心配なわけで。
いろいろと確認しなければならないこともいっぱいあるし、何よりも突然の告白では「はい分りました」ってことにはならなかった。
母めぐみの反対
めぐみは子供の頃から舞のそばにいて、何かと世話を焼いていた。
娘の事は何でも知っているつもりだっただろう。
そして、舞が手先が器用なこともよくわかっていた。
浪速大学に進学した時も、舞の器用さならきっとうまくいくに違いないと考えたようだ。
しかし、今回ばかりは簡単に了承できなかった。
事情がよくわからないこともあるし、大学を中退しての発言に大きく反応。
めぐみ自身が大学を中退して浩太と結婚した過去が。
そのことを舞に指摘されると、さすがに冷静ではいられなくなる。
めぐみは今通う大学をきちんと卒業しなさいとの一点張りで、舞の話をそれ以上聞こうとはしなかった。
娘が今までにあんなに強く自分を主張した事はなかったから。
悠人は舞がどんな道に進むのか興味津々。
久留美ちゃん親子
ドーベルマン望月も今はしがない無職暮らし。
生活するためにはどうしても仕事をする必要が。
しかしこの時代、中年以降の人間がきちんとした仕事を見つけられる可能性は低かったと思う。
娘が自分に気をつかっていることもよくわかる。
そして、そっと娘に告げるのだ。
ワシの事は気にせずに、お母ちゃんに会いに行ってもいいんやで。
父親が娘にしてやれる唯一の優しさだったのかも。
貴司君
貴司君が仕事に行き詰まっていて、しかも彼にとってオアシスとも言うべき存在「デラシネ」が閉店。
貴司君は自分の居場所を奪われるばかりか、存在価値も否定されつつある。
結論から言えば、彼は行方不明。
既にネタバレ情報でどこにいるかわかっているけど、それは明日のお楽しみと言うことで。
お好み焼き“うめず”は息子のことで心配の種が。
この後の朝イチにぐっさんは登場していたけど、もちろんネタバラシするはずもなし。
明日の放送をお楽しみにぐらいしか言えない。
今週の始まりは、登場人物たちそれぞれが噛み合わない歯車に向き合う姿が描かれる。
この物語は、基本的に悪人が存在しないのでそれほど心配はしていないが。
それにしても貴司君は一体どこに行ったんだろう?