くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ 分かり合える親子

 

『舞いあがれ』は駆け足で進む。

昨日のエピソードで貴司君の捜索が無事済んだような雰囲気。

久留美ちゃんは幼い頃に別れた母親に会いに行こうと決心。

そして、舞はパイロットになることを決してあきらめない。

しかし、最大の難関は両親の説得

今日は、五島のばんばの家で、親子2世代の交流の様子が中心に描かれる。

物語では祥子ばんばとめぐみは、娘が20歳の時にお互い分かり合えることなく別れ別れに。

そこから、20数年。

当時、20歳のめぐみは浩太とともに五島で結婚の許しを得ようとしていた。

娘の幸せを願うばんばは猛烈に反対。

世間知らずの娘が、工場の女将さんが務まるわけなか。

このときの様子も再現でしっかり描かれていた。

20数年前の若かった頃の様子だが、ばんばを演じた高畑淳子が驚くほどの存在感で、真に迫っていた。

そして、今は舞が五島までやってきた両親の前で再び自分の希望を。

パイロットになる夢はどうやら本物。

娘の話に納得しためぐみは舞の申し出を受け入れることに。

そして、この親子のやりとりは祥子ばんばとめぐみの関係をも修復することになる。

舞のパイロットを目指す計画はいよいよゴーサイン。

両親の説得を考えると、ちょっと憂鬱💦

目次

さとふる

勘違い

勘違いの張本人🤣

五島では才津家にお祝いと称して立派なタイが届く。

どうやら、久しぶりに会った一太君が貴司君をみて、舞の婚約者と勘違いしたらしい。

さすが、田舎あるあるだけど。

それにしても、噂話ってこんなもんだよね。

また、人間は勘違い早とちりが得意中の得意。

もちろん全てが悪いわけではなく、それはカンが優れているってこと。

我々が持ち寄る最大の強みでもあり、弱みでもあり。

祥子ばんばと舞

ばんばからめぐみの結婚に反対した理由を直接聞く😓

舞は初めてばんばから母親めぐみと浩太の結婚の時の様子を聞くことになった。

ばんばにしてみれば、話しにくい内容だったかも。

頭ごなしに娘の言い分を罵倒したわけだし、浩太にも罵詈雑言を。

それは何年たっても後悔として、お互いの心の中に残る。

烈火のごとく怒る祥子

この高畑淳子が若々しく存在感たっぷりに見えた。

永作博美の聖子ちゃんカット 当時はこれが流行😅

とてもわかりやすいシーンだったよね。

20数年前

オフショット 物語的にはありえない写メだけどね。

このオフショットは、撮影のために一同が五島に滞在していたことで可能になっている。

世代が違うので遥ちゃんと芭路ちゃんが同じ写真に映る事はありえないこと。

ロケの撮影では、こういった事は意外に多かったかも。

今回のエピソードで感じたのは祥子ばんばの圧倒的存在感

彼女は五島弁や北海道弁などセリフの方言が改めてうまいなと納得させられる。

役柄にぴったりなりきっているので、そこにこんな人がいるんだよなと思わせるのに充分。

それぞれの世代

必死に許しを乞う舞😓

舞は人力飛行機の経験でみんなの願いを一身に背負って空を飛ぶことが、かつてないほどの感動で、満ちあふれていたことを改めて述懐。

大変だからこそ、やりがいもあって挑戦したくなる。

パイロットになる夢を熱く語り、しかもその理由も両親を納得させるだけの説得力が。

聞いていた両親もこれ以上は反対できないと考えた。

娘がそこまで頑張ろうとしているのなら、応援するしかないだろうと。

実は、このやりとりを奥の方でそっと聞いていた祥子ばんば。

ばんばにはめぐみと過去に同じようないきさつが😓

この親子のやりとりを見ていると、20数年前の自分の娘とのやりとりが今更のように思い出される。

あの時、絶対に許さないと言い張った自分

喧嘩別れしたままそのまま交流する事はなかった。

今にして思えば、娘の言うことに耳を貸しても良かったなと。

何よりも娘は今浩太と家庭を持って、子供にも恵まれ工場経営もうまくいって幸せに暮らしている。

それを思うとめぐみに謝らなければと。

あん時はすまんかった😓 母ちゃん…😭

今日の物語を見ていて、この場面は本当に身につまされる。

親は子供のことを心配するあまり真っ向から否定してしまう。

どうしても感情論で思ったことをそのまま言い放ってしまう。

世の中の大抵の事は、きちんと話し合うことさえできれば何とかなることが圧倒的に多いにもかかわらず、揉め事が一向になくならないのは感情論で押し流されてしまうから。

しかし、わだかまりが溶けるシーンは思わず、涙ぐんでしまいそうになる。

今日のエピソードは、航空学校に入るための許可が無事取れたこと、明日はそのことについて補足となることがが描かれるに違いない。