1週間が始まったときのエピソードは航空学校受験だった。
しかし物語は受験に合格した後授業が始まって、さらには次のステップまでもが描かれる。
舞は夢実現のために、パイロットになるための航空学校を受験しようと。
浪速大学を中退し、航空学校編入を試みる。
どうしても叶えたい夢のために、自分ができることを精一杯。
難関だった受験は見事合格。
その後の様子も詳しく描かれた。
物語の進行速度が驚くほどのスピード。
なにわバードマンの時は、ある程度時間をかけているなぁと感じたが、本来物語が描きたいのはパイロットを目指す若い女性の物語。
加速するエピソードは、航空学校宮崎校での座学の様子を描くと同時に、舞の人間関係なども詳しく描く。
パイロットは優秀な人たちばかりだが、それぞれ驚くほどの個性を持ち合わせている。
物語は、今週から脚本家が嶋田うれ葉さんに変更になり、登場人物も一新されて、以前はさほど感じなかったはずの舞の人となりがより強く感じられたような。
目次
難関 航空学校受験
当初、受験に反対していた母親めぐみも舞の本気に納得。
猛勉強とアルバイトに明け暮れた舞は見事に試験に合格する。
そして、面接試験の時に出あった柏木君。
彼はこの段階の物語では、唯一とんでもなく自分勝手でいけすかない奴。
しかし、今後勉強する上で彼との関わりは外せないものになっていく。
彼は、父親がパイロットで母親がCAと言っていた。
パイロットを目指すのはごく当然のことのように思われた。
舞は子供の頃から空への憧れが強く、大学時代の人力飛行機のパイロットを務めたことが、何よりも今回のきっかけになったと。
それでも面接まで行けて、試験に合格できたのは立派。
物語の所々に、久留美ちゃんや貴司君の様子も語られることになる。
宮崎校での授業
500名以上の応募があって、合格者は72名。
この72名を18人ずつの4チームに分ける。
物語に登場するのは、その中の1チーム18名。
そして、さらに18名を6名ずつの班分け。
舞たちのチームは、女性2人を含むことになった。
勉強がかなり厳しかったことが物語の中で随所に語られていた。
舞は勉強についていくのに必死。
そんな中、同室の倫子は手っ取り早く先輩の部屋までわざわざ赴いて勉強を教えてもらっていた。
舞は倫子とともに、わからない事はちゃっかり先輩に聞いてスキルアップ。
このチームには柏木がいて、とにかく自分勝手で協調性に欠ける。
舞ばかりでなく、メンバーたちにも彼は疎まれているような。
授業の様子は、都築教官が詳しくノートに書き記していた。
名付けて都築ポイント。
生徒たちのそれぞれの特徴が、次の帯広に向けて詳しく報告されるようなシステム。
仲間たちそれぞれ
メンバーたちは、全員が志があって優秀だが、それぞれ問題も抱えている。
メンバーの1人吉田君は母親の看病のために1ヵ月事業を外れることになった。
事業に復帰した時、先生からは次の期にした方が良いと忠告されてしまう。
彼のことを気の毒に思った舞は彼のために、周りのメンバーたちを説得。
特別テストと授業復帰を教官に頼み込むことに。
もともと成績優秀だった吉田君は、見事に最終試験にも合格して、飛行訓練にまで到達。
実は、この辺のいきさつが舞の持ち味とともに詳しく描かれていた。
そうでなければ、このチームはメンバーそれぞれがバラバラで全くまとまりに欠ける。
都筑ノートにも舞が果たしていた役割について特徴的に記入される。
実家 “IWAKURA”
父浩太は大きな設備投資をして、新しい工場を作るらしい。
さすがに、借金の多さに眉をひそめるめぐみだが、夫が既に決心していることを知れば、反対することもなく。
そんな時、兄悠人から不思議なプレゼントが。
これが何を意味するものかはよくわからないが、悠人は株トレーダーとして自分の仕事を軌道に乗せつつある。
実家の様子も物語の中に所々登場。
夢を叶えることにそれぞれがどんなポリシーで望んでいるのか比較されていたいた。
まとめ
今週1週間でとんとん拍子に進んだ物語。
来週は舞台を帯広に映して、いよいよ本格的に飛行訓練が始まる。
舞は人力飛行機の経験はあるが、実際に動力のついた機体を飛ばすのは初めて。
既に予告編では、元自衛官の鬼コーチの辺存在も明らかになっている。
物語の設定では、寡黙で容赦ない鬼教官とされているが、メイキングの映像を見る限りでは、冗談を言いながらステップを踏んでいる様子なども公開。
撮影の楽しさが伝わってくる。
最近では、歌手以外にも俳優としての存在感を増す彼。
どうやら“舞いあがれ”ではまた新たな一面が見られそう。