日々のフライト訓練がどれだけ厳しいかが詳しく描かれる。
昨日のエピソードで、それぞれ初フライトを終えたメンバーたち。
どうやら1日1時間のフライトで全部で15時間終了した段階で最初のテストがあるらしい。
ちなみに、テストはその都度何回か行われて、もし 不合格ならその場で退学となる。
学校の生徒で言うなら、中間試験や期末試験が所々にあるのは誰もが理解できるところ。
そこで、所定の点数を取れなければ、いきなり退学が申し渡される。
なるほど、そいつは厳しい。
ましてや普通の勉強ではなく、飛行機を操縦するための基本的な訓練。
日々新しい課題が与えられて、覚えなければならないことが山ほどあってしかも技術的な向上が求められる。
教官が指導する内容も、感覚を叩き込め❗️
それは、ノイローゼになる位大変なことかも。
舞も水嶋も柏木までも先生からOKをもらえることにはなっていない。
そして、それぞれのメンバーたちは、苦手な分野もできつつあるよね。
舞は着陸がうまくいかなくてかなり落ち込んでしまう。
物語は、フライト訓練の様子と同時に、実家の悠人や久留美ちゃんの様子も描かれる内容になっていた。
目次
久留美ちゃんが見た悠人
悠人は既に大手の会社を退職していて、今は株トレーダーとして身を立てている。
そういえば、彼がパソコンの前で株の取引画面にじっと見入っている様子など何度も描かれてきた。
それなりの自信があってやっていることだとは思うけど。
ドラマを見ている人たちが口を揃えて言うのは、この後すぐリーマンショックがやってくる。
その時には、株という株は大暴落する。
それを乗り越えなきゃいけないんだけど、自分のお金を失うのはともかく、人からお金を預かる商売なので、どうなるのかなと心配にはなる🫤
悠人の様子に違和感を感じた久留美ちゃんは早速舞に電話。
親にも話していないし、1人でやっている仕事だから、それにこの時代、株のトレーダーなんてメジャーな商売ではなかったからね。
舞が悠人本人に電話する様子も描かれていた。
舞は訓練の様子を聞かれるぞ、思わず口ごもってしまう。
舞のフライト訓練
日々難しい課題が言い渡されて、訓練は徐々に厳しさを増す。
何の問題もなく、順調に上達できているメンバーはどうやらいない雰囲気。
舞は着陸が苦手。
見ていても、まっすぐ飛ぶこともなんとなく苦手な様子。
隣に座った大河内にしょっちゅうダメ出しされているよね。
頭の中に覚えることと、体に染み込ませる技術力は全く別物。
車の運転と同じで、技術力が身に付くには相応の時間と熱意がなければ、やっぱり無理だよなと。
それにしても舞は人力飛行の時は、それなりにこなせていたような気がしたけど。
エンジンのついた機械となれば、話は全然違うんだろうな。
訓練生たちのそれぞれ
舞たち3人の中では、柏木が一番無難に訓練が進んでいるように思われた。
本人もその辺はよくわかっていて、自分は他のメンバーたちとは違うと思っている。匂いがプンプン。
しかし、大河内共教官はそんな柏木のスキを決して見逃したりはしない。
事故を起こすパイロットの特徴は何だ?
集中力の欠如したパイロットでは?と柏木。
違う😡
自信過剰なパイロットだ。
これはある意味痛烈なダメ出しだろう。
柏木の致命的な弱点をズバリと言い当てていた。
水嶋君も様々な交信にダメ出し。
メンバーたちは、それぞれ必死に頑張っている事はよくわかるが、毎日ストレスの溜まる厳しい時間を過ごすしかない。
とにかく、試験に不合格が許されない
不合格=退学なので、後がないのだ。
舞に差し伸べられた柏木の助け
舞は着陸を始め、様々な点で操縦に自信が持てない。
そのことを遠目でじっと観察していた柏木。
ついに、彼は舞に助け舟を差し伸べる。
着陸時のイメージトレーニングに付き合ってくれると言う。
車の免許を取る時も、コースの紙を見ながら必死にイメージトレーニングをしたことが思い出される。
車の運転は平面だから、今にして思えばあんな感じで済むけど、パイロットは立体なんだよね。
3次元の中で様々な条件をその都度判断しながら機体をコントロールする必要が。
柏木の分析では舞は操縦に慎重になりすぎるあまり、すべての作業が後手後手に回っているとの事。
言われてみればその通りなんだろう。
そういえば、今日のエピソードで、ゴーアラウンド。
つまり、着陸やり直しの様子が描かれていた。
着陸時だとセスナ機の場合、時速200キロ以下まで減速
エンジンの回転数をニュートラルまで落として、後は機体の沈むことを意識しつつ、滑走路に集中していく。
口で言うのは簡単だね。
さて、あと2日でこのエピソードは決着がつくんだけど、とりあえず目の前の試験に合格しなければ、パイロットはおろか訓練すら続けられないことになる。