週2日目の今日は、新しい登場人物も物語に。
舞にとって、父親の夢はすなわち自分の夢。
IWAKURAは航空機産業参入を考えることになる。
2013年の夏に開かれるセミナー。
社長のめぐみは娘に後押しされて参加するような雰囲気。
舞はJIS Q 9100 規格の取得のために勉強に余念がない。
デラシネでは貴司が長山短歌賞への応募に忙しい時間を過ごす。
子供の頃のように、デラシネは子供たちのたまり場になっている。
気になるのは舞と貴司の関係だが、子供たちの質問に2人とも口を揃えて君達のように小さい頃からの友達やと。
さて、航空機産業参入を促すセミナーでは、新しい登場人物との出会いも。
菱崎工業の荒金さん。お馴染みの鶴見辰吾が演じている。
舞の思いはとても強く、セミナーで発言の場を与えられると自分の意見をしっかりと語る。
それは、この物語で最初から語られてきた舞の大きな特徴。
舞は何かの目標に向かった時、みんなで力を合わせることこそが、最良の結果を生むことをいつも訴えてきた。
今回もそんな思いで、東大阪の会社が協力し合うことを提案していた。
また、IWAKURAの業務報告を受けた悠人は事業内容に大いに満足。
自分自身の投資先としても、IWAKURAが優良物件なことをめぐみに告げていたね。
目次
デラシネ
デラシネがかつてのように子供たちのたまり場になっているのはなんとも微笑ましいこと。
貴司は長山短歌賞の応募で多少は不安になる部分もあるらしい。。
舞がやんわりとサポート。
応募用の封筒を手で挟んで念を込める仕草。
このシーンでユニークだなと思ったのは、ここに出入りしている女の子が舞と貴司に質問するシーン。
あなた方は付き合っているの?
唐突な質問だけど、的を得た鋭い質問。
子供の頃からずっと友達だったんだよと答えてはみたが、この先の物語を考えれば、この2人がどこかで男女の関係にスイッチが入ったとしてもおかしくは無いよね。
悠人とめぐみ
いつも行く喫茶店で業務報告をするめぐみと受け取る悠人。
悠人はもし赤字になったらすぐにでも会社を売り払ってしまおうと考えていたようだ。
しかし、フタを開けてみると、右肩上がりで順調な経営状況。
毎月の家賃収入も欠かさず入ってくるので、投資先としては申し分ないとのコメント。
そして、めぐみから父親の夢を実現するべく、航空機産業への参入を計画しているとも聞かされる。
父親との気まずい関係を思い出してしまう悠人。
ちょっと戸惑いながらも、やったらええやん
この発言は彼の本音だろう。
それにしても、物語の中で描かれた悠人はかなりの有名人らしい。
奥の方で話している若者たちが悠人の存在を知っていて、何とかして話をしようとかけよってはみるが、悠人はそっけなくそそくさと退散してしまう。
めぐみにとっては悠人もかけがえのない息子。
彼はIWAKURAの救世主でもある。
そのことを考えると誇らしくもあり、頼もしくもあり。
航空機産業セミナー
セミナーでは、様々な意見が出された。
中小企業の経営規模では、航空産業の部品を作るとなれば、大掛かりな工場のレイアウトから生産形態に至るまで大幅な変更が求められる。
設備投資にも莫大な資金が必要で、それは中小企業ではハードルが高く、そのことについての懸念があちこちから示された。
そんな中、颯爽と手を挙げた舞。
隣に座っためぐみがびっくりしたように娘を見上げる。
舞は自己紹介の後、東大阪では、様々な会社が独自の技術を持ってあらゆる部品を作っていることを紹介。
航空機産業へはそれらの会社が協力し合うことで、もっと精度の高い良い製品が作れるのではと。
舞は航空学校時代でも、彼女の特徴としてチームワークを特に大切するとあった。
1つの会社では、到底無理なことも、いくつかの会社が共同出資することで新しい会社を設立。
そこで求められる部品作りをするなら、必ず良い結果が生まれると訴える。
もちろん、そのためには乗り越えなければならない課題もたくさん。
しかし、舞は乗り越えられると断言。
理由はと聞かれると、みんなの夢が同じだからと即答。
菱崎工業荒金さん
荒金さんが登場してきたことで、どうやら物語の展開も新たなステップに入りそう。
彼のセリフなど細かくチェックしてみると、東大阪の岩倉に反応していた。
後でわかったことだが、父浩太が今の向上を引き継ぐ前に勤めていた会社がここらしい。
という事は、ここからは想像になるけど荒金さんと浩太は知り合いだったのでは。
そして、岩倉舞がどんな存在なのかもよくわかっていたような。
荒金さんはこの後IWAKURAを訪ねてくる。
事務所内では菱崎工業の偉い人が突然やってきたとのことで、蜂の巣をつついたような大騒ぎ。
舞は訪ねてきた人物が荒金さんなことをなんとなく察する。
今日のエピソードはここまで。
どうやら明日あたりから本格的に航空機産業へのアプローチが始まりそう。