昨日のエピソードから登場した秋月史子ちゃん。
どうやら貴司の歌人仲間になりそうな雰囲気。
年頃の若い娘さんで、短歌を愛して止まない設定だが、とりわけ今回長山短歌賞を受賞した貴司の作品がお気に入り。
自分も和歌を詠むが今まで誰にも公表してこなかったらしい。
貴司の作品を読むにつけ、この人になら自分の作品を紹介してもいいと思ったそうな。
その結果、直接デラシネまで訪ねてきたようだ。
ちょうど、舞と貴司が茶の間でくつろいでいるところにやってきたが、貴司が史子ちゃんの作品を読む間、舞がデラシネの店番をすることに。
さて、その後のわずかな時間で語られたやりとりがとても意味深。
史子ちゃんは舞にこっそりと
奥様でいらっしゃいますか?
小声でひっそりとしたセリフだけど、破壊力抜群。
慌てて全否定する舞。
極めつけは、その後の史子ちゃんの返し。
なぁんだ よかった…😮💨
これ、大変なやりとりだと思った人多かったんじゃなかろうか。
さて、物語の中では五島からやってきたメンバーもうめずに勢揃い。
五島の物産展開催にみんな期待が高まる。
久留美とさくらの出会いもこちらで描かれることになった。
目次
デラシネ
昨日のエピソードで突然登場してきた貴司の大ファンを名乗る女性。
秋月史子と名乗ったが、華奢な体つきのなんとなく、内気な性格を匂わせるような雰囲気。
デラシネは昔から子供たちが集まる隠れ家的な場所。
普通の古本屋さんなので、どの程度の商売になっているかはわからない。
貴司は2代目の店主。
初代は又吉が演じていた八木のおっちゃん。
この頃から、子供たちがよく集うことで、この場所は隠れ家みたいなものだった。
この頃の子供たちは、今ではすっかり大人だが、今は別な子供たちが集う場所になっている。
子供たちにとっては、学校とか公園以外にもこういった隠れ家みたいな場所が必要なのかもしれない。
すべての子供たちが、こういった場所の恩恵に預かれるわけではなさそうだが。
史子と貴司
お互い詩を読む歌人どうし。
貴司は店番を舞に頼んで、じっくりと作品を鑑賞。
物語的に見てこれらの作品も貴司の作品も、おそらく脚本家桑原亮子さんのものと思われる。
日常のさりげない心の動きをさらりと切って何事もなかったのように歌い上げる。
物語の中で描かれた史子ちゃんの詩は貴司も共感できる作品があったような。
わずかな文字数で心の中を歌いあげるのは、綿密に計算された言葉選びがなければ到底成し得ない。
誰もがわかるような平易な言葉で、さらりと表現できてこその和歌。
舞いあがれの作者は言葉の持つ奥行きを多分に意識しながら脚本を作っている。
物語を見る限り、すっかり仲良しだよね。
このまま流れとしては、この2人がいい関係になったとしても、全く違和感は無い。
同じような感性を共有できることが、友達でも夫婦でも恋人でもまっさきに満たさなければならない条件。
久留美の鋭い指摘
貴司のところから戻ってきた舞は久留美にことの次第を報告。
舞だけが、人間関係のとりわけ男女の機微についてまるでわかっていない。
話を聞いていた久留美が逆に心配する始末。
久留美でなくても貴司と舞がなんとなく良さそうな雰囲気な事はよくわかる。
物語のはじめの方では、航空学校での学生仲間柏木とのエピソードが決まりのようにも思えたけど。
貴司が五島にまで旅をするエピソードがあったけど、久留美はその頃から舞と貴司の関係は特別なものがあると感じていたに違いない。
貴司の行き先をピタリと当てた舞。
通りいっぺんの友達なら、そこまでの機転は利かないはずだよね。
そのことを知っているから貴司が別な女性と仲良くなることで舞が大切なものを失う可能性を感じたに違いない。
それにしても舞の天然ぶりは筋金入り。
うめず
うめずでは五島のメンバーが勢ぞろい。
一太がお気に入りの百花さんも同席。
ここにいないのはばんばだけ。
他のメンバーは皆、故郷をもり立てようと心を熱くしてこちらまでやってきた。
うめずは何かにつけて、いろんな人が集まる格好の集会場になっている。
IWAKURAのメンバーも何か込み入った話があるときは、必ずこちらでご飯を食べながらということになる。
物産展に陳列する品物もかなり用意できたと語られていた。
やっぱり食べ物関係が主力になる。
五島の物産展
山下美月は現役の乃木坂46のメンバー。
多分かなり忙しいだろうと思うけど。
長濱ねるは元欅坂46のメンバー。
2人とも坂道シリーズの出身でグループ活動をしていて、ダンスとか歌なども当然得意なんだろうね。
宴会はかなり盛り上がったようでさくらさんは酔いつぶれて舞の部屋に泊まることに。
運んできた一太と舞の話題はやっぱり恋愛。
特に現在進行形の一太は百花さんに首ったけ。
舞に誰か好きな人はいないのか?と。
鈍感な舞は全く答えようもない。
様々な人と人の関わりが今週だけに限らず、この先も続きそうな予感。