舞いあがれは最初の頃のエピソードが再び登場してくる流れ。
なにわバードマン時代の先輩や、彼らとの思い出が再び物語に登場。
安川さんは、役所の担当としてオープンファクトリー実現に尽力する。
そして、さらに都市ブランディングを専門とする渥美先輩も登場。
ユニークな体型の彼は、なにわバードマン時代も記憶に残る存在。
最初は、町工場の人たちが皆、難色を示していたオープンファクトリー。
舞の調整力と、かつての人脈が大きく貢献して、ついに実現する運びに。
そんな中、貴司は短歌教室の実現に向けて発言するように。
子供たちに短歌を教える事はとても楽しいと、彼は1歩も引き下がらない。
貴司にはリュー北條から次の歌集に向けて、どんどん短歌を詠むように指示が出ていた。
貴司は短歌教室をやりたいときっぱり。
そして、ジミだと発言するリュー北條に無償で行うとも宣言。
最初は却下するつもりのリュー北條は歌人を売り込むチャンスとばかりに二つ返事でオーケーを出してしまう。
物語は、最初は厳しいと思われたことも、様々な人たちの協力を得ることで実現可能になることを示していた。
目次
オープンファクトリー実現に向けて
オープンファクトリー実現のためにはクリアすべき課題がいくつか。
1つは、大勢参加するためには人手が必要。
さらに資金面で出費が必要となる。
行事そのものは喜ばしいもので、ぜひともやりたいところだが、協力者がいなければ実現は厳しい。
安川先輩は記憶を巡らせて、自分の後輩の中に都市ブランディングを専門に研究しているのがいるので、彼の協力を仰ごうと。
舞が人力飛行機に関わっていた頃のメンバーなので、記憶にも新しい。
彼は大学卒業後そのまま大学に残って、都市計画などの研究をするようになったようだ。
安川先輩と渥美先輩はなにわバードマンで同じように人力飛行機を作っていた仲間。
昨日も紹介したターミガン号は安川先輩の設計。
熱海先輩はスワン号の時に舞と深く関わっていた。
安川先輩と渥美先輩
人力飛行機は彼らにとっては夢であり希望であり人生そのものと言っても良いだろう。
全て手作りで、人間の力だけで空を飛ぼうとする道具。
それが人力飛行機。
人間が本来持っているパワーは限られている。
そのパワーを最大限生かして空に飛ぶためには機体設計から限界に挑むチャレンジ精神が求められた。
舞にとっては、頼もしい先輩に違いなかった。
計画を実現する力
オープンファクトリー実現に向けて、趣意書を読んだ安川先輩と渥美先輩。
都市計画的に見ても、研究材料として実現可能なコミニュケーションの場として1番望まれるイベントかもしれない。
渥美先輩の協力によって、人手を確保でき、さらには多くの会社が参加することで、東大阪市の補助金も獲得できそうな雰囲気。
こうしてとんとん拍子にオープンファクトリーは実現にこぎつける。
町工場のスクラム
貴司のアドバイスで舞が選んだスローガン。
物語の流れは、驚くほど巧みに進んでいく。
後は、登場人物たちがどのように密接に関わりあっていけるか。
短歌教室
リュー北條は歌人としての貴司の第2段の歌集の準備が必要と考える。
繊細な感性で作られる貴司の詩。
次々と作品を生み出さねばならない時に貴司は短歌教室をやりたいと驚きの発言。
リュー北條としては、あまりにもジミな思いつきに思わず、一体いくらで教えようと言うのか?と素朴な質問。
貴司はあっさりと無料!と。
絶句するリュー北條。
しかし、子供たちに短歌を指導する貴司の姿は、イメージ戦略としてかなり有効と思われた。
貴司の教え方は、子供たちにとっても喜びそのもの。
短歌って面白い😍
子供たちの評判も上々。
貴司は子供との関わりがとても上手。
何かを教えることが楽しいと、本能的に知っているような。
その様子は、周りで見ている人たちにも一目瞭然。
今日のエピソードはここまで。
オープンファクトリーの事、短歌教室の事。
舞と貴司の夫婦はそれぞれやっている事は違うけど、周りには必ず理解を示す応援者がたくさん存在する。