舞いあがれは気がついたら、本編はあと25話。
物語はいよいよ佳境に入る。
主人公舞はついに幼なじみ貴司と結ばれる。
ここに来るまでに、若干の紆余曲折はあったが、結果としては周りの祝福を受けて、2人は結婚することになった。
舞はIWAKURAの営業員として、
貴司は歌人として活躍することになる。
2人が一緒の道を歩み始めるのが、2014年。
世の中は今とほとんど変わらないような気がする。
既に携帯電話はガラケーからスマホへ。
この時代は、多くの企業が人員不足と経営不振にあえいでいた。
当然のことながら、倒産してなくなってしまう会社も多数。
また、本の出版もインターネットの普及に伴って、書籍とは違った形も提案される。
いろんな面で、世の中は過去から未来へと大きく舵を切りつつある頃。
IWAKURAには近隣住民との騒音問題が発覚。
その対応に追われたIWAKURAは、舞がかつてお世話になった人力飛行機クラブなにわバードマンの先輩たちとの再会が。
物語は、空を飛ぶことを中心に、過去から未来へと次々と視点を変えて描かれることになる。
目次
結婚
この時代は、既にジミ婚が普通になりつつあったと思う。
新郎新婦の友人とか、親戚が最低限出席しての形が定着し始めたと思うが、今は結婚式すらあげないカップルも多いと聞く。
貴司と舞はお互いに関わりのある友達を招いて感動的な結婚式が行われた。
結婚式の様子では舞たちの他にもなんとなくいい雰囲気のカップルも。
それぞれのカップルについては、今週はそれ以上の言及はなかったので、残りの話数で描かれるかどうかは微妙。
IWAKURAの世代交代
笠巻さん 御歳69歳。
物語の設定だが、実は現在の私と同い年と思われる。
寄る年波は容赦なく体力を奪い続ける。
物語の中では、たくさんは語られてはいなかったけれど、自分の胸に手を当ててみると、若い頃に比べて集中力も下がっているような気がする。
要するに、根気が続かないんだよね。
そんな中、会社に請われるまま働き続けてきた笠巻さんには思いがけないトラブルが。
ぎっくり腰をやれば、戦線離脱は免れない。
これを機に退職することになった。
IWAKURAはここへきて、本格的な世代交代が進むことになる。
オープンファクトリーの目指すもの
IWAKURAの当面の課題として、周りに住宅地ができたことで、騒音問題が。
東大阪市の担当に相談してみたところ、これがなんとかつてのなにわバードマンの先輩。
舞にとっては、今も憧れを持ち続ける大切な人たちだった。
安川先輩と渥美先輩は、オープンファクトリー実現のために大きく力を貸してくれる。
この2人と舞は、なにわバードマンつながりで人力飛行機に関わった経緯が。
2人のプロフェッショナルの協力を得て、オープンファクトリーは大成功する。
これは子供たちに大人気。
子供たちの大喜びする姿を見た大人たちも、嬉しさを隠しきれない。
今回の成功を踏まえて、さらにパワーアップしてイベントを企画しようとする町工場の人たち。
デラシネと貴司
貴司は歌人として、最初の歌集が重版になる快挙。
営業のリュー北條から何をやりたいのかと聞かれたところ、
短歌教室
リュー北條にしてみれば、本当はもっと詩を詠んで欲しいところだけど、イメージ戦略の発想のもと、貴司の無料で開催する短歌教室を了承。
貴司は教えることに喜びを感じた。
彼は五島にいた時も、子供との関わりがとても上手だったと思う。
彼自身も教えることが嬉しいと述懐してた。
これらはみな貴司のアドバイスで出来上がったもの。
教え方が上手ければ、短歌もそれほど難しくは無いと感じさせるところがさすが。
まとめ
笠巻さんに協力を仰いだ模型飛行機作り。
実は、笠巻さんの娘と孫のコミュニケーション作りにもひと役買っていた。
笠巻さん自身、孫と一緒にプラモデル作りをするためにいっぱい買い込んでいたって報告がドラマの中で描かれていたと思う。
新しく買うんじゃないんだよね、すでに一人暮らしの笠巻さんのところにいっぱいあるわけで。
さて、来週の予告編が既に公開されている。
物語はものづくりを大切に思う舞たちの奮闘が描かれるような。
そして舞の企業の文字も。
会社を起こすんだろうか?
そして悠人の辛口の意見。
どうやって利益を出すん?
これだと、俺でも投資するのは躊躇する。
舞は空を飛ぶことが最終的な目標だと思うので、そこに連なっていく物語だろうと想像する。
大勢の人たちが力を合わせて何かをするような設定になりそうな雰囲気。