今週のエピソードは、今日がちょうど中間で明日と明後日で決着がつくカタチ。
舞はこんねくとで商品開発した新しい照明器具がどうやらすこぶる評判が良いようで、
インテリア関係の大手の販売店で扱ってもらえそうな雰囲気。
実はこれだと今までこの物語が繰り返してきた様々な苦労は、これから始まるストーリー展開では端折られるんだなと改めて感じる。
最初に作った商品がこんなにもあっさりと周りのコンセンサスを得られるなんて、
「都合がよすぎる」と感じる私はひねくれているだろうか。
そして、今日描かれたもう一つのストーリーは久留美の親子関係。
長崎のドクターヘリを備えた病院の面接試験を受けようとする彼女は、父親のことを考えるとなかなか言い出せずにいた。
しかし、舞や悠人の応援を得て、父親に告白することになる。
父親佳晴は困惑しながらも、あっさり認めてくれる。
もうみんな大人なわけで、今更反対もクソもないだろうというのが大方の意見じゃなかろうか。
父親はどうやら新しく勤めている飲食店で順調に働けている様子。
さらには、久留美から道子さんとの関係も一歩先へ進むように助言されていた。
どうやら物語のもう一つの舞台は、再び長崎五島が加わりそうな雰囲気。
目次
望月家
ストーリー展開は、明らかに二本立て。
そして、今日大きなウェイトを占めていたのは望月家の親子関係。
ノーサイドに酔っ払って帰ってきた佳晴は台風が迫ってくる中、久留美と悠人に付き添われて、自宅まで戻ってくる。
かなり酔っ払っていて正体不明な感じ。
それというのも親子関係に微妙な意思疎通の反故が。
久留美はフライトナースを目指すべく、面接の準備を進めるが、行き先は何といっても長崎なので、父親を1人残していかなければならない。
自分がついていなければの思いは東大阪を離れて長崎まで赴くだけの決意を鈍らせる。
そんな娘の様子に違和感を感じていた佳晴は酒を飲むと、
『娘が悩んでいるのに、何も話さない』と愚痴をこぼす羽目に。
その様子は、酒呑相手の悠人がしっかり確認。
いろいろな人たちの情報交換があって、これらの事はこの後すべて解決することになる。
久留美と悠人
悠人が望月家に佳晴を連れ帰った直後に狙いすましたかのような停電。
物語の設定は、ちょうど台風が接近中とのことで、外は雨風ともに大嵐。
こんな状態では、自宅まで戻るのは大変なので久留美は天気が収まるまでここに留まるよう悠人を説得。
2人だけの会話が、物語設定を兼ねているのでかなり的確でそれでいて2人の関係がよく表現されていた。
悠人は仕事をして、様々な会社の社長に会うらしい。
なぜ会社をやっているのかと尋ねたところ、ほとんどの人がみんなの幸せのためにと答えるんだそうな。
かつての自分(悠人)だったら鼻先で笑うようなことだが、今はどの言葉もみんな身に染みて納得できるらしい。
そして、久留美は舞以外の別な人に初めて自分の進むべきキャリアについて告白。
父親のことが心配で話せずにいると。
悠人の答えは秀逸だった。
もっと、おっちゃんを信用したってや
家族は離れれば離れるほど、お互い成長して、絆は強くたくましくなると。
これはすごい励まし。
インサイダー取引で何もかも失った悠人だからこそ、家族の絆の大切さを身に染みて理解できている。
彼だから言えた言葉かもしれない。
舞と貴司夫婦
台風の夜のデラシネでの夫婦の会話。
お互い仕事のことを話し合うのだが、貴司の短歌制作は素人が口出しできる世界ではない。
貴司は苦しみ、もがいている様子を文学的表現。
暗闇の中を手探りで歩いている。
自分の足元くらいはしっかりと照らしたい。
そして、台風についての2人の会話。
台風は、まるで洗濯機の中のような有様だと表現。
その様子に、思わず微笑む舞。
もし2人に子供ができたらどっちに似るんやろ?(舞)
台風を見て洗濯機って表現する子供なら面白い🤣
若夫婦なんだから、とりあえずは子供を作ってみたらよくわかるんじゃなかろうか。
それぞれの進む道
久留美はどうやら長崎行きを決めたようだ。
父親は二つ返事でオーケーしてくれる。
そして自分の事は全く心配いらないと豪語。
この分だと、ノーサイドの道子さんとも何か進展がありそうな雰囲気。
貴司は集中して短歌制作に励むような様子。
舞はインテリア関係の大手から、仕事のオファーを受けることになる。
今回作ったランプシェードが大人気なようで、大手の販売会社においてもらえることになりそう。
そうなると、注文は一気に増えることになる。
初めて手がけた仕事がこんなにあっさりも成功するなんて、話がうますぎるだろうと思った人は多いのでは。
こんねくとは悠人の評価では、結果が出るまでに時間がかかると。
それを考えれば、まさか今回の成功が単なるまぐれなのか。
残り時間を考えれば、そんなことにはならないはずだと思う気持ちも。
とりあえずはこれで、新会社こんねくとは最初の難関をクリアできたことには間違いない。
後は、どれだけ継続して次の注文につなげていけるか。
舞いあがれがこのままの展開で終了するとも思えないので新たなエピソードが書き加わることも予想される。