らんまんは3週目の物語にして、本来の大人たちの配役が演技する展開に。
万太郎は18歳ないし、19歳に設定されている。
名教館は既になく、佐川小学校が設立されていたが彼はなんとそこを卒業したわけではない。
彼の興味の対象は、あくまでも植物。
そうは言いながらも造り酒屋峰屋の当主として果たすべき役割も担っていた。
今週描かれたのは峰屋に東京で開かれる内国勧業博覧会の案内があって、万太郎と竹雄の東京行きの様子が描かれることに。
万太郎は仕事そっちのけで、小学校時代から憧れの植物学の先生に会えることを楽しみに。
物語は、それぞれお年頃になった登場人物たちの恋バナなども描かれる。
特に万太郎の姉綾は評判の美人に成長して、お見合いの話も。
しかし、彼女にはお見合いなどの色恋話よりも、酒造りの方がはるかに興味があるらしい。
竹雄は峰屋の当主になった万太郎のお目付役として今も変わらずに奉公している。
彼自身の恋バナも物語の中で描かれる。
今週からは、万太郎にとってのマドンナ西村寿恵子も登場。
東京で出会う彼女はみまごうほどの美人。
万太郎は、すぐに恋に落ちてしまうのだが佐川と東京ではあまりにも離れすぎていた。
恋心をあきらめる万太郎。
しかし、物語の展開がそれで収まるはずもなく。
どうやら、来週の予告編も公開されたが、思ったよりは、ずっと波瀾万丈な展開になりそう。
目次
峰屋の当主
槙野万太郎は、先週からの流れを受けて峰屋の当主として振る舞うこともあるようだ。
主な行事のときには、必ず出席して挨拶などを。
万太郎は人前で話すこと等は得意だったと思われる。
峰屋は伝統ある蔵元。
酒作りに関わる様々な行事は、昔からのしきたりに基づいて滞りなく行われている。
エピソードの中では、万太郎がほとんど借り物のお殿様のような雰囲気なのに対して、姉の綾の方が仕事熱心。
峰屋の自慢の酒峰の月とは違ったテイストの新酒を考案するなど、男にも引けを取らない働きぶり。
ただし、綾の頑張りは、おばあちゃんのタキには全く認めてもらえない。
タキにとっては、万太郎こそが峰屋の当主。
彼をさておいてちょっとでもでしゃばるような行為は絶対に許されないと考えているようだ。
肝心の万太郎はと言うと、女性が酒蔵の中に入っても全く頓着しないし、酒作りも存分にやったらいいとこの時代にはふさわしくない理解を示す。
このことが、将来にちょっとしたエピソードを呼び込むことになる。
東京行き
役人からの案内を受けて峰屋は東京で開催される内国勧業博覧会に出展することが決まった。
東京行きに指名されたのは、万太郎と竹雄。
2人で、峰の月の売り込みに精を出す。
しかし、ここでちょっとした心得違いがあることが、物語では大きく取り上げられていた。
万太郎は東京に行くことで、憧れの植物学の先生に会えることを何よりも大きな喜びに。
万太郎の本心を知るにつけ、不安な気持ちを隠しきれない竹雄。
お目付役として、万太郎の暴走を食い止めなければならない。
放っておけば、展覧会の様々な行事などもすっぽかしかねないようなはしゃぎぶり。
物語で描かれた東京までの工程は驚くほど大変な道のり。
今のように汽車など通じてないので、徒歩と船による交通手段しか選べない。
それでも、東京に着いてさえしまえば、憧れの先生たちに会うことができる。
見ていても、よく伝わってくるが、本来の仕事などそっちのけ。
植物に関わることこそが、万太郎の興味の本質。
日本の植物学の現状
日本の植物学の現状は、明治になって初めて世界のレベルに到達しようと道筋ができた段階。
日本国内に生息する様々な標本集めこそが、今最も求められるべき仕事になる。
それは万太郎が今行っている研究こそが、植物学に求められている最前線の仕事。
2人の先生と会ったことで、万太郎は自分がやってきたことが間違っていなかったことに大きな励ましを受けて、さらには今以上に邁進しようと決意する。
この時代、植物は新種もたくさん発見されていた。
命名するためには、ラテン語で名前を表記し、英語で論文を書く必要が。
日本ではまだ誰1人として新種の命名をしたものがいないらしい。
英語で論文を書く事は、万太郎にしてみればそれほど難しいことでは無いはず。
名教館で蘭光先生にしっかり仕込まれている。
万太郎ならば、充分可能な仕事と思われた。
万太郎 竹雄 綾
物語の中で、この3人が重要なメンバーであることには、だれも異論は無いはず。
あまりネタバレはできないが、来週の予告編にも登場する2人なので、この2人がこの物語にちょっとした花を添えるエピソードを展開する。
峰屋は万太郎が当主として振る舞ってはいるが、彼が蔵元の仕事をこなしているようには見えない。
実質采配を振っているのはタキで綾がなにやかにやと周りで世話を焼いているような。
竹雄は実は綾のことが好き❤️
その事はどうやら来週詳しく描かれるような気がする。
彼は、万太郎の付き人として峰屋の様々な仕事もこなしているような。
万太郎以上に峰屋の仕事を理解しているとも言える。
主人公の万太郎は、東京で初めて女性を好きになる。
それは運命的な出会いと言っていい。
今週のエピソードの中では、彼女に恋しつつも、一旦はあきらめるような設定で描かれていた。
しかし、ヒロインとして彼女が設定されている以上、再び会うことには違いない。
来週以降のお楽しみと言うことに。
まとめ
昨日のエピソードの最後では、予告編が全く公開されていなかった。
今日の1週間まとめのエピソードの最後に予告編が登場していたね。
かなり衝撃的な内容だったんじゃなかろうか。
万太郎が植物学を辞めると言う発言。
そして、万太郎と綾へのタキからの提言。
公式発表では、すでにどんな状況かが説明されているけど、来週になればすぐにわかることなので、お楽しみと言うことになる。