らんまんを見ている誰もがやきもきしていただろう。
万太郎と寿恵子がいよいよ距離を縮める時がやってきた。
無事、東大の研究室に出入りすることを許された万太郎は、挨拶がわりにお菓子を持参しようと。
お菓子といえば、白梅堂。
あまりにもベタな流れだが、物語としてはこんなもんだろうなと。
明治のこの時期の男女がこれだけ屈託なく会話できるのも物語ならでは。
普通、好きな異性の前に出ればお互いおよそまともに目も合わせられないだろうし、会話なんかとんでもないっていうのが普通だろう。
しかし、描かれる限りかなりの接近ぶり。
そして、竹雄も新しい働き口が見つかった。
祐一郎と食事をしたあのレストランでボーイとして雇ってもらえることに。
植物学への道筋がきちんとできたことで、いよいよ本題の物語としての様子が描かれることになった。
それにしても、この時期の東大がどれほどの格式なのかとか、明治の東京での人たちがどんな暮らしをしていたかが何となく想像できると言うもの。
そして、気がかりなのは、故郷の佐川の事。
そういえば、放送直後の朝イチには綾こと佐久間由衣が登場していた。
今後とも、間違いなく登場してくるキャラクターなので興味津々。
目次
東大植物学研究所への出入り許可
研究所への出入りを許されたことは奇跡に近かった。
責任者の田邊教授が万太郎の業績や心意気を高く評価。
彼は、日本のこれからの学問を我が事として捉えていたようだ。
この当時の日本の植物学は、全て外国からの受け売りで仕事が始まっていたようだ。
研究をするための方法から学んでいた。
確かに、東大といえども格式は日本一だったかもしれないが、現実は手探りの状態で学問所としての体裁を保っていたに過ぎない。
万太郎はその中ですでにそれなりの研究成果を提示することができていた。
それもたった1人で。
田邊教授は可能な限り短時間で研究所としてきちんと育てあげたかった。
そのためには今教室にいるスタッフではあまりにも力不足。
教授以外の先生たちは、おそらくこれから万太郎の敵になるはず。
途中の過程mを全て飛ばして万太郎は誰よりも植物学に精通している。
自分の存在意義が真っ向から否定されるような万太郎を受け入れられるはずもなく。
そのいきさつが、今後どんな風に描かれるんだろうか。
竹雄
竹雄はかつて万太郎とともにステーキをご馳走してもらった祐一郎君御用達の西洋料理店
薫風亭でボーイとしてうまい具合に雇ってもらえていた。
ということは、これからもこの場所が物語に時々登場するってことだよね
寿恵子の日常
本格的に物語に登場してきた寿恵子ちゃん。
彼女はとにかく小説が大好きで、その中でも里見八犬伝が大のお気に入り。
登場人物になりきって声を上げて読むのが日課なようで。
感情移入が激しいあまり、登場人物の顔のあざ等を実際にやってみようとする。
登場人物になりきるのは今も昔も変わらないけど、ここまで文学少女だったとはびっくり。
お母さんからは見つかってしまって大目玉を食ってしまう。
撮影はセットで行われているので、このアングルから見ると、不思議な気がするね。
役者さんも大変😓
白梅堂にて
研究室にお菓子を持っていかなければと考えた万太郎。
うまい具合に寿恵子ちゃんに会う口実もできる。
普通好きな人に会うんだから、もっとへたくそな対応しかできないと思いきや、物語ではなかなか巧みに進展しているような。
両手がふさがっている状態でお菓子をいくつか注文し、さらには自分自身の好物、軽焼きを1個追加。
塞がった両手では財布も出すことができないし、軽焼きをうまい具合に食べることもままならない。
ちなみに、軽焼きは白梅堂では職人の文太が上手に作ることができるようだ。
それに、この注文は寿恵子ちゃんが無理矢理受けたもの。
本来は店頭では売らない決まりらしい。
すべては万太郎のため。
万太郎から注文を聞くときに、わざわざ軽焼きを勧めたのは寿恵子ちゃん。
万太郎も、カバンの中から財布を出したりしまったり、食べさせてもらったり至れり尽くせりで世話してもらっていた。
さて、今日の物語はここまで描かれて明日に続くことになる。
今週のエピソードが来週へつながるきっかけとなるわけだから、万太郎と寿恵子ちゃんのこれからが大いに気になるところ。