くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 行き違い…

らんまんは万太郎、寿恵子それぞれの胸の内が詳しく語られることに。

寿恵子は高藤家でのダンスレッスンで肉体的にも精神的にも酷使されていた。

特に、慣れない運動で筋肉疲労が甚だしい。

足がつるぐらい辛いようだ。

ダンスの様子は、YouTubeなどで時々見ることもあるけれど、確かに優雅なレジャーとは、まるで訳が違う。

それなりのものを踊ろうと思えば、訓練と熟達が欠かせない。

そして、万太郎は植物学機関誌創刊に向けて、様々な努力を積み重ねていた

大畑印刷所での仕事ぶりも、周りの仲間たちからも社長からも認められることに。

どうやら、もともとの万太郎の器用な手先が功をそうしているような。

そして、東大の植物学教室では、すでに仲良くなった2年生の2人と先輩たちを巻き込んだ、機関誌の論文の手配が順調に進むことになる。

日本語で作る機関誌になるが、万太郎の発案で英訳をつけて、ロシアの著名な植物学者に送ることも想定しているような。

万太郎は自分が決めた道を着々と歩つつある。

そんな中で、今日の物語の中心になるのが寿恵子の焦る気持ち

寿恵子はかわいそうに万太郎に嫌われたと思い込んでしまったようだ。

高藤家でのやりとりで寿恵子は高藤の籠絡を受けてしまった。

寿恵子本人もはしたないと思った行為だが、それを万太郎にしっかりと目撃されていたことが心に引っかかって仕方がない。

思い悩んだ寿恵子は母親に相談してアドバイスを求めることになった。

なんとなく、ほんわかした雰囲気を漂わせながら、物語は加速度を増して進む。

オフショット撮影がなんとも恨めしい😅

目次

寿恵子の現実

レッスンが厳しくて体中が痛い しかも万太郎は来ない😭

物語が始まった途端描かれていたのは、布団の上に大の字にひっくり返って体を休めている寿恵子の様子。

普段運動などしたことない者にとって、いかに若いとは言え、社交ダンスのレッスンはかなりハードなようだ。

しかし、寿恵子にとって、もっと気がかりなことが1つ。

万太郎がお気に入りでお互い相手のことを気にいっていると思っているはずなのに、まるで会いに来てくれない。

ひょっとしたら、心変わりしたのかもと邪推する始末。

高藤家でのこの様子をしっかり目撃されてしまった😱

寿恵子は思い出しても、そのことが恥ずかしいのと見られてしまったことへの後悔が渦巻いていてまともではいられなくなってしまう。

3週間も訪ねてこないと言う事は、私のことに腹を立てて嫌いになってしまったんだろうとあらぬ方向に考えがいっちゃう。

多分それは違うはずなんだけどね。

当人にしてみればそうもいかないのが女心の切なさってもの。

女性は、男性に思いを寄せたときに、なにがしかの受け答えがあると、それが励みになって思いを継続することができる。

対する男性は、自分1人で何事も帰結することができる。

ここに大きな差があるんだろうなと感じるけど。

母親まつのアドバイス

誰かのためじゃなく自分のために生きるの😅🤣

母親が娘にアドバイスをくれた。

まつ自身がお妾さんで旦那さんに守られて生きてきた。

最初は、待つ身の辛さをずっと味わってきたが、ある時から考え方を変えたらしい。

誰かを待つのではなく、自分自身に目を向けること。

自分のためにやりたいことをやる。

それは本を読んでも芝居を見に行ってもおいしいものを食べるにしても全て同じ。

自分が楽しいと思うことを率先してやること。

要するに、万太郎の事はあれこれ思案することなく一旦脇に置いておいて、自分の楽しみにもっと目を向けるべきだと語ってくれた。

なるほど、それは合理的かつ実現可能なすばらしい方法かもしれない。

実はこの時、心配で仕方がなかった万太郎の様子を確かめるために寿恵子は東大の植物学教室を訪ねるのだ。

物語を見ていてわかるのは、この時に植物学教室で万太郎を見かけた寿恵子は決定的な誤解をやらかしてしまう。

それは今日と明日の話の流れで決まっていくんだろうと思うが。

大畑印刷所

初めて3週間ながら仕事の習熟度は高い

印刷所で万太郎はどうやら与えられた仕事はそつなくこなせるようになっている。

教えられたことや指示されたことをある程度先回りしてこなすことができる。

仕事の的確さ、そしてスピード。

職人として、最も肝心なファクターが見事に揃いつつある。

そして、万太郎の目下の課題は石版にどのような筆遣いで自ら絵を描くことができるのか。

それは、職人の岩下から直接学ぶ必要があると思われた。

元浮世絵師 筆遣いには定評が❣️

物語が始まった当初は、彼はかなり気難しい人なんだと思われていたが、今日のエピソードで見る限りはそんな事は無い。

社長に見込まれた作画担当の職人としてしっかりしたプライドとともに間違いのない仕事をこなせている。

その彼が万太郎を認めていることがわかる。

彼の自慢はかつて猫の絵だったそうな。

どうやらそれを万太郎に披露してくれるらしいのだ。

真剣な顔で、でもそれ以上に喜びを隠し切れない万太郎。

植物学教室

機関誌の目次ができた ヤッホー😍❣️

へたくそなやり方だったが、万太郎たちは先輩たちの懐柔にも成功。

機関誌に論文を掲載してもらえることを確認。

嬉しくて仕方がない3人組だが様々なエピソードに残された時間にどうやら制限が加わる。

今週のエピソードは明日で1段落するが来週に向けてどんなオチが用意されているのか。