くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

虎に翼 思い出が導く未来

今週の締めくくりとなるエピソード。

この1週間で物語は大きく動いたと思う。

何よりも猪爪家の心の中心とも言うべき母親はるが亡くなった

物語の冒頭では"お骨"になって帰ってきた母親の祭壇の前で家族全員がお参りする様子が描かれた。

感動的なと言ってしまうにはあまりに切ない内容だが、戦災孤児道男が花江に謝罪する様子が描かれていたね。

2日ほど前のエピソードで、道男が花江に言いよるシーンが描かれていたが、それに対する種明かしと謝罪。

道男は猪爪家の家族になりたかった。

大家族でみんなが助け合って、仲良く暮らしている。

花江の夫の代わりにと語っていた道男だが、本当は直人や優未のような扱いをして欲しかったようだ。

つまり花江の息子の1人に加えてほしいと思ったようだ。

受け入れる猪爪家のメンバー。

物語は道男の少年審判の様子や、彼の引き受け先に登場した人物。

さらにははるの日記を火に焚べながら思い出に浸る寅子と花江の様子が切ない。

物語は来週の予告編も公開されている。

以前にも登場した寅子の大学時代の仲間大庭梅子が再び登場。

どうやら離婚を切り出した、あの夫が亡くなったような雰囲気。

この頃の家庭裁判所は、少年審判もそれ以外の様々な家庭の問題にも対応が迫られていた。

日本の司法の役割がどんなふうに分けられているのか深く考えさせられる内容。

母親の遺骨を前にみんなで誓う

目次

さとふる

道男の謝罪

この間のことごめん🙇🏻‍♂️

道男はおそらく戦争が始まる前から周りとはうまくやっていけずに、いつもいじめられたり邪魔者扱いされて生きてきたはず。

戦後すぐの頃、彼は同じような孤児たちの面倒を見ながらスリや置き引きで生計を立てていたとのこと。

不器用な少年が一生懸命謝る姿は、ドラマなどではよく見かけるシーンかもしれないが、道男が今まで経験してきた人生を考えると、今回の謝罪は大変な進歩と言える。

わざわざ人に頭を下げるなど、道男にしてみれば存在そのものを否定するような行為に違いない。

彼が人間としてきちんと過ちを認め不快な思いをさせた人に対して思いやりを示す。

多岐川局長が寅子の仕事ぶりを見て愛ある行為と絶賛していたが、その通りのことが猪爪家でも。

道男の少年審判 その後

今も家族みたいなもの

今日のエピソードの中心は道男そのものと言っていいだろう。

彼は心からの謝罪を申し入れた。

そして自分の気持ちを正直に表現。

猪爪家の家族になりたかった。

花江の夫の代わりに自分が支えてあげることはできないだろうか。

不器用な彼は花江を口説き落とすような下世話な表現方法しか思いつかなかったようだ。

そしてさらに告白は続く。

ご主人ではなく直人や直治 優未の立ち位置が自分には希望だと。

道男の謝罪に答える形で花江が語っていた。

産んであげることはできないけど、これからも同じような関係でいいんじゃないの?

寅子も今までと変わらないと強調。

道男はさらに直治や直人にも受け入れられたような様子。

道男の少年審判の様子もきちんと語られていた。

彼は罪を犯していたので、相応の裁きを受ける必要が。

これから1人でも立ち直れると判断してもらえた。

彼の引き受け先として名乗りを上げたのは、寿司職人笹山

寅子に裁判傍聴の書類の書き方を伝授

寅子が大学を受験する前からの長い付き合い。

そういえば何かにつけて猪爪家に寿司を差し入れしてくれたりしたね。

その彼が道男の身元引き受け人になり、寿司職人としての技術を仕込んでくれる。

1も2もなくうなずく道男。

彼は、悪人でも善人でもオールマイティーに演じる

虎に翼はずいぶん前の物語の登場人物も、絶妙に先々のストーリーの布石となって現れる。

まさか道男と笹山が結びつくとは誰が考えただろうか。

脚本家の想像力の賜物だろう。

猪爪家の進む道

日記を読んでいると片付け作業がなかなか進まない😅

花江と寅子は幼なじみで同級生。

たまたま寅子の兄直道と花江が結婚した関係で兄嫁と言う事にはなるが。

しかし2人は今やはるの代わりに猪爪家の精神的な柱になるべき存在。

はるは自分の亡くなった後のことを日記に詳しく書き記していた。

古いものは恥ずかしいから燃やしてしまえと語っていたね。

燃やす前に中身を覗き見するのは誰でも考え尽きそうなこと。

日記を読みながら、思わず涙ぐんだり懐かしんだり、2人の片付け作業は簡単には進まない。

さて、来週の予告編が発表されている。

梅子と花岡 記憶にも新しいシーン

考えてみれば、轟も花岡も学生時代の仲間。

さらにはヒャンちゃんが登場して、今回は梅子が再び。

登場人物が増えるわけではなく、長く時間を区切って様々な場面で現れる。

まとめ

道男を引き受けてくれたのは寿司職人笹山

笹山が登場してきたのは意外だったと思う。

ネタバレ情報では既に明らかになっていたことなので、それほど驚きはしなかったが彼はこの物語では思った以上に重要な役柄で設定されている。

東京の暮らしを考えたときに蕎麦屋とかお寿司屋とか飲食業は重要なアイテムになるんだろう。

今回の笹山が道男のエピソードに終止符を。

かつての仲間たちで、あと登場していない人たちを少しずつ反芻してみることにする。

そうすると華族出身の涼子がまだ登場できずにいる。

彼女は途中で夢をあきらめて、自分の家を存続させるために結婚する道を選択した。

再び法律の世界に舞い戻ってくる事は無いとは思うけど、登場する場面があるとすればどんな状況が想定されるんだろうか。

物語は巧みに組み立てられ大きくうねって進んでいく。

最終回が終わるまで目が離せないことになりそう。