くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

虎に翼 全ての思いが報われるとき

梅子の物語はついに今日決着を迎えることに。

大庭家の遺産相続は混迷を深めるばかり。

全く落としどころが見つからない。

寅子も轟たちも対応のしようがない有様。

家族がそれぞれ自分の言い分だけを主張して全く助け合おうとしない。

物語は大庭家のいのない家族関係を描きつつ、寅子の家庭裁判所の仕事の様子や、ラジオ放送で受けたインタビューなど盛りだくさんに描かれた。

そして今日の1番の見所と言っていいかもしれないが、

前作のブギウギに登場していた歌手茨田りつ子が朝ドラをまたいで再び登場

多岐川が計画していた愛のコンサートの出場歌手がついに決まった瞬間。

「虎に翼」はユニークな登場人物が目白押しだが、その中でも久藤ライアン判事は交友関係の広いことで知られる。

あの茨田りつ子がライアンのとても仲の良い友達との設定。

さすがに物語的に福来スズ子の登場はなかったが、物語の見せ所としては申し分のない設定になったはず。

ストーリーの展開は大庭家の三男光三郎が一旦は退いたはずの元山すみれの色仕掛けに陥落。

恋人同士との設定ですみれと共に登場。

元山すみれは父親と息子の2代にわたって愛人関係を構築。

女としてはとんでもないやり手で物語の凄まじい設定に感心する。

これだけドロドロしたものを見せつけられた梅子はついに感情が崩壊。

大庭家の底なしの乱れように愛想をつかして家を飛び出すことになった。

寅子と梅子 撮影中のオフショット

目次

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大庭家の遺産相続

家族それぞれの身勝手さについにブチ切れる梅子

物語ではお金が絡めば家族といえども敵身方に分かれて醜い争いを繰り広げる。

この家の母親梅子はこうなることをおそらく予想していたに違いない。

それと言うのも今回亡くなった夫の不誠実な生活態度が荒んだ家族を作り上げてしまった。

梅子は彼女なりに家族を守ろうとしたが力及ばなかったことを涙ながらに認めるしかなかった。

悲しみの頂点に達した時、人はどんな反応をするのだろうか。

今日の梅子の感情の爆発は驚き以外にない。

そして梅子らしく謝罪の言葉を述べていたね。

きちんと育ててあげられなくてごめんなさいと。

謝る必要なんかないとは思うけど、彼女なりのけじめだったんだろう。

そして全てを放棄すると宣言。

遺産も何も必要なく、自分は家を出て行くと。

最初あっけにとられていたよねと轟だったが、彼らにしても胸の溜飲を下げたのでは。

梅子がいなくなってしまった今、祖母は頼る人がいない。

そして息子たち3人はそれぞれが力を合わせなければ、大庭家の存続がままならない状況に。

梅子の捨て身の行動が大庭家を救ったと言っても過言ではない。

梅子にとっては、3人の子供は皆可愛いに違いないのにね

梅子が遺産相続から退くことで残りの家族の結束が保たれると言う。

自分の欲得を優先させないことで希望通りの結果が得られたと言うことだろうか。

家庭裁判所PR作戦

なんと引き受けてくれたのは茨田りつ子 福来スズ子の親友

家庭裁判所のPRを兼ねて、愛のコンサートが計画されていた。

会場も決まって後は出演する歌手だけ決定すれば何とかなるところまでやってきた。

ラジオ放送に出る寅子の様子も描かれていた。

寅子がインタビューを受ける形で放送されていたが、今回のインタビュアーは例の女性の政治家だった。

これ、モデルの三淵嘉子さんの時もあったエピソードだが、その時のラジオのパーソナリティー(インタビュアー)は記憶にあるだろうか?村岡花子。

こちらも朝ドラの「花子とアン」で主役だった「赤毛のアン」の作者その人。

奇しくもあの時花子を演じていた吉高由里子は今回の大河ドラマ光る君への主人公まひろを演じている。

不思議な縁と言わざるを得ない。

民法が定める家族のあり方

直系血族はお互いに助け合わねばならない

日本にはもともと家制度があった。

それは国家がまとまり始めた奈良とか平安時代にまで歴史をさかのぼることができる。

日本は家の存続がとても大切。

その最たるものが天皇家だろう。

物語の中で、梅子の心が語られていた。

民法が新たに家族の規定をしている事はわかったが、彼女自身は腹が立ったと語っていたね。

つまり家族をまとめるためには、梅子のように犠牲になるものが出る。

家族の煩わしい問題全てを梅子のような存在に押し付けて丸投げしてる。

家族に限らず、組織と呼べるものは概ねそういったことが多いのでは。

力を合わせると言いながら、簡単に思い通りにならないのが世の中の常。

法律で定められた言葉には限界があることを痛烈に思い知らされた場面。

親友と戦友

梅子 寅子と花江 親友であり戦友でもある

梅子が自分の相続の権利を始めあらゆることを放棄したことによって、大庭家は皮肉にもまとまることができたようだ。

寅子は梅子が遺産相続の問題から解放されて、かつてのような親友に戻れたことが嬉しくて仕方がない。

花江も加わってかつて足しげく通った甘味処でお汁粉を食べる。

梅子は轟法律事務所に居候と語られていた

かつての仲間たちは不思議なご縁でまた結集しつつある。

かつてのオフショット ここで同じようにお汁粉を食べた

明日の放送を1日残して、今週のエピソードは決着したかのように見える。

しかしこの物語がこんなに簡単にまとまっていくはずはないと思いつつ、寅子が少年審判に関して、どのような関わりを持っていくのかはこれから描かれるのだろう。