くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

虎に翼 全てを受け継ぐために

いよいよ佳境に入ってきた虎に翼。

寅子は裁判官として1人の少年の親権問題に関わっていた。

日本人の父とフランス人の母を持つ混血少年 梶山栄二は決して心を開こうとしない。

さらに親権を持つことを両親ともに拒否

普通はその逆の場合が圧倒的に多いけど、今回はどちらも親権を持ちたくないらしい。

決して譲ろうとしない両親に対して最後は寅子が審判を下さざるを得ない。

様々な思いを巡らせて必死に考えても、少年にとってどんな結果が望ましいのか釈然とできない寅子。

そんな中、寅子の恩師穂高教授が最高裁の判事を退任することが。

退任式の幹事を頼まれた寅子は過去に教授とわだかまりがあったことを思い出さざるを得なかった。

妊娠がわかっても仕事を続けようとした寅子に「家庭に入るべき」と意見した教授。

そのことがきっかけで、寅子は1度弁護士を辞める。

物語を見ていてわかった事は、寅子は弁護士を辞めたことが自分の中で苦しくツラい経験だったということ。

今まで心の底にしまっていたはずの思い。

しかし、退任式の花束贈呈の直前になって爆発する寅子。

穂高教授は挨拶の中で、自らを大岩に落ちた雨だれのひとしずくと形容。

激しく反応する寅子。

私たち女性弁護士も雨だれのひとしずく。

そのような存在を山ほど作ったことを私は許さないし、無礼を働いたことに謝罪もしない。

この辺のやりとりが今日の一番の見所。

法律に携わる者の心意気というか希望というか情念のようなものが脚本家の手によって表現。

今回のエピソードは明日決着を迎える。

穂高教授の挨拶に思わず涙ぐんでしまう寅子

目次

さとふる

梶山栄二に関わる少年審判

心を開こうとしない栄二少年

国際結婚した夫婦が離婚してそれぞれの国に落ち着こうって話。

子供がいる場合、当然親権問題が起こる。

今回はどちらも親権を拒否。

間に立った子供は親から見捨てられたと思うだろうね。

あまりにも無責任な両親の発言。

物語の中で父親が日本人母親がフランス人だと。

どちらかと言えば父親の方が悪人のような印象を受けるが、当たり前のことだが共同責任だろう。

このエピソードは明日決着が出るものと思う。

悩みを深める寅子

両親の言い分は真っ向対決 子供そっちのけ

それぞれの言い分が平行線の場合は、最終的には審判員である寅子が判断を下すしかない。

この手の審判では、落としどころがまるで見えてこない。

普通親権問題は両親ともに親権を欲しがる場合が多いだろう。

その場合はふさわしい方を選べばいいわけだが、物語で描かれるような内容だとフツーに思いつくのは、両親のどちらかに息子を押し付ける形にならざるを得ない。

そうでなければ少年は施設に入ることになる。

流れを考えたときに、寅子が悩む気持ちもよくわかる。

審判を下す前にあちこちに相談を持ちかける様子が描かれていた。

こういった場合、子供が犠牲になっているように映ってしまうのは致し方ないのかな?

それぞれ自分の気持ちを優先させて子供は二の次三の次

人の歴史を考えたとき、誰もが幸せに安心な生活ができてきたわけではない。

たまたま物語の中で描かれているが、現在進行形で世界中のどこにでもありそうな話。

特に時代背景を考えると日本の場合敗戦国で、戦前国際結婚をしたカップルが戦後に至るまで幸せでいられなかった場合もあったと聞く。

特にアメリカ人と結婚した場合はかなりの苦労があったようにも伝わる。

夫婦間に子供がいる場合はなおさらだろう。

穂高教授の退任記念祝賀会

佐田君 ありがとう😭😍

虎に翼で描かれる穂高教授は法曹界の重鎮。

彼は法律を自らの一生の仕事として受け止め、長く全力で頑張ってきた。

どうやらその功績はかなり大きい。

穂高教授の退任祝賀会の幹事をやってくれないか?

この時から既に心に引っかかりを感じていた寅子。

彼女はかつて1度弁護士を辞めたことがある。

その時のきっかけが穂高教授。

弁護士なんかやってる場合じゃない 家庭に入りなさい😨

調べてみると、物語的にはまだ3週間ほど前の出来事。

妊娠しても仕事をしようとしていた寅子に穂高教授が語ったときの様子。

子育てと仕事は簡単に両立などできるはずもなく。

生まれてくる子供のことを考えれば、寅子は一度弁護士から足を洗うしかなかった。

その時の思い出は、寅子にとってある意味屈辱だったかもしれない。

本当は相応の協力や手助けを得て仕事を続けることができたのではないか。

そんなことを考えていたようにも思う。

穂高教授は挨拶の時に、無責任にも自分自身の業績について雨だれのひとしずくと形容した。

そのことに寅子は怒りの気持ちさえ覚えたようだ。

今更取り返せることでもないのにね。

しかし、物語の中で周到に語られたのは、“世の中はこうしたものだ”感にも厳しくダメ出ししていたと思う。

法律家としての振る舞い

食事中のオフショット 番組内の弁当はかなりおいしいらしい🤣

穂高教授に謝罪など絶対にしない。

困り果てる教授。

自分のやってきたことに対して、どのように評価し責任を取るのかは結論の出ない問題かもしれない。

年老いたものは自分の人生の後始末をよく考える。

その大部分は後悔の念だと僭越ながら私も思ってしまう。

穂高教授の気持ちは私のような年寄りには思いのほか伝わってくるものが。

寅子はこだわりやしがらみなどかなぐり捨てて自分の信念を貫くように描かれるのだろうか。