新潟での様々なエピソードの後物語は再び東京へと戻ってくる。
設定は昭和30年
今から振り返ればかなり昔であることには違いないが、私などは既に生まれていたので、おぼろげながら子供の頃の記憶をたどることが可能。
先週の物語からおよそ3年経ったとの設定で、寅子たちは再び東京へ戻るように辞令が。
この時、恋人の航一にも東京への移動辞令が。
図らずも2人とも舞台を東京に移すことになった。
1部の配役たちも今週からチェンジすることになる。
一番の注目は、なんといっても優未だろう。
今まで竹澤咲子ちゃんが演じていたが今週からは前田暖乃にチェンジ。
彼女はおちょやんの子供時代を演じていて、一躍ブレイク。
子役としてはトップクラスの知名度を誇る。
さらには花江の2人の息子も役者がチェンジしていたね。
長男のほうは法律の勉強しているとの事。
次男はなんとアルトサックスの奏者でジャズに夢中だと言う。
これはこの前の朝ドラブギウギに通じるものがあるのでは?
物語では懐かしい時代背景のアイテムも登場。
古いタイプだが電気洗濯機が登戸の猪爪家の自宅前に。
あのタイプは私の記憶の中でも最も古い洗濯機だと言える。
さて、寅子は航一との交際を家族全員に公表することになった。
恋人として結婚も選択肢に入れて交際することにしたと。
猪爪家では弟の直明が恋人ができて結婚したいと言う話が持ち上がる。
そこまでは何の問題もないが、実は彼は花江達と同居を望んでいるのだ。
それほど広くない猪爪家で一体何人が暮らすんだろう?
花江は直明とどうしても言い争いになってしまうようだ。
若い2人だから勢いで何でも行動しようとするが、冷静に考えれば大変な事は明らか。
同郷ではなく、別々に世帯を分けたほうが良いと譲らない。
目次
さようなら新潟
もともとスピード感溢れる展開の「虎に翼」
ここへ来て、さらに加速度を増す。
新潟で修行を積んだ寅子に再び辞令が。
東京で仕事をすることになる。
そういえば、新潟では様々な出来事があった。
特に杉田兄弟の弁護士2人とは特筆すべき関係になるかと思う。
それでも最後は穏やかになごやかに語り合うことができたのではなかろうか。
昭和27年に赴任したので、およそ3年ほど経過した設定になるはず。
航一と寅子
航一と寅子は永遠を誓わない愛というカタチで付き合うことになった。
これからの物語を考える時、この2人だけでなく2人の交友関係も大切な物語のテーマになるはず。
何気なく海まで赴いたから、普段の仕事着のまま出かけたのだろうか。
もっとくつろいだ格好でもよかったのにと思ってしまうが、詳しい説明は語られないのでこんなものだと納得するしかない。
再び東京へ
寅子も航一にも辞令で東京に戻るように命令が。
調べてみると、裁判官や税務署職員など彼らは皆転勤族らしい。
同じところに長くいるのはまずいと言う設定なんだろう。
必要以上に仲良くならない。
でも、コミュニケーションは十分に取るようにとの配慮なんだろうと思う。
既にネタバレ情報もかなり公開されているので、航一の家族構成とか猪爪家とのふれあいとかが詳しく描かれるようになるはず。
今週からのエピソードで、娘優未を演じる役者が変わること。
前田暖乃はおちょやんで有名になったが、民放のドラマでも注目すべき演技が。
特に「妻、小学生になる。」では小学生の役柄ながら中身は中年女性の設定で難しい役柄をこなしていた。
複雑なニュアンスなので、よほどの役者でなければ演じきれなかったろうと思う。
彼女の凄さに、私自身もブログとして残していた。
2年ほど前の私のブログ。
参考になればと思う。
猪爪家の揉め事
寅子の弟直明には恋人がいるようだ。
直明曰く 結婚を考えている相手だそう。
ただ条件がこちらの猪爪家での同居。
確かに戦後10年程度の時代背景では記憶によれば、東京は深刻な住宅不足が当面の課題として記憶に残る。
劣悪な住環境と言う前に初めから住む家がない。
そんな中、わざわざ同居することを選ぶなんてあまりにおかしいと花江は訴える。
およそ一ヶ月ほど前から花江と直明は険悪な間柄になってしまったようだ。
今日描かれた物語の問題提起はここにしかないはず。
直明の恋人も物語の中で必ず登場してくるものと思う。
寅子が果たしてどんなアドバイスをするのか。
今週の描かれる内容が今日はまだ紹介されただけに過ぎない。