がんはやっぱり怖いかな
今年のノーベル賞は大変なものですよ
実は二人受賞してます
がんの免疫療法を実用化した
ざっくりと説明すると今までのがん治療の中に新しい方法が一つ加わったとみていい。
がんの治療法は普通は、外科手術、放射線治療、抗がん剤治療 この三つだったが、新たに免疫治療が加わることになったのである。
新しい発見にもとづいて、免疫細胞が特殊なたんぱくによってその働きにブレーキがかかることを発見。
今回の発見では、がん細胞がこのブレーキをたくみに利用して免疫細胞からの攻撃を逃れていることに対し、このブレーキが利用できないように阻害薬をつくることに成功した。
画像で紹介したオプジーボは、最新鋭の免疫治療薬。
この薬を投与されると、がん細胞はその人自身の免疫細胞によってひたすら攻撃をうけ、消滅することに。
本当に画期的な方法だと思いますね。
ステージ4のがんと言えば5年生存率はほとんどのがんでとても低いのが現状です。
今回のノーベル賞はこのあたらしい業績に対して評価されたものでした。
今まで助からなかった患者も助かるように
がん治療の新しい領域がはじまったわけですね。
当面の課題は治療費
やっぱりお高いんですよね。
それでも、厚生労働省の認可がおり、保険適用となっています。
保険適用になれば、高額医療の控除請求ができるんです。
人にもよりますが、払える範囲内での治療費になります。
今まで助からなかった人が助かるようになる。
おおいに期待しましょう。