くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

虎に翼1週間振り返り 求められた愛の裁判所

「虎に翼」は最近の朝ドラの中では視聴率の好成績が続いていると聞いた。 ドラマは、脚本家 制作スタッフ、そして俳優たちの自在な演技によって巧みに作られているが、とりわけこの1〜2週間で大きく盛り上がってきた。 今週のエピソードの中で中心となって…

虎に翼 誰かを幸せにするために

「虎に翼」は今週最後のエピソードが描かれた。 昨日までの流れを受けて、ついに愛のコンサートが開幕。 朝ドラの物語をまたいで登場した茨田りつ子 彼女は、自分の持ち歌「雨のブルース」を。 コンサートは大成功のうちに終了。 りつ子がコンサート終了後の…

虎に翼 全ての思いが報われるとき

梅子の物語はついに今日決着を迎えることに。 大庭家の遺産相続は混迷を深めるばかり。 全く落としどころが見つからない。 寅子も轟たちも対応のしようがない有様。 家族がそれぞれ自分の言い分だけを主張して全く助け合おうとしない。 物語は大庭家のいのな…

虎に翼 知ると理解は別もの

今週描かれる「虎に翼」の中心はかつて一緒に勉強した梅子の家族。 週の初めで劇的な再会を果たした寅子と梅子。。 梅子は夫から離婚届を突きつけられていたはずだったが、実際は違った。 彼女は三男を連れて家出したがあっさり連れ戻され、その直後夫が寝た…

虎に翼 再会の陰で…

昨日十数年ぶりの再会を果たした寅子と梅子。 物語の展開をじっくりと見守ることに。 昨日も述べた通り、梅子は3男の光三郎と大庭家を出たことになっていた。 しかし、10日ほどで連れ戻されてしまったらしい。 やはり、息子を1人連れていたことが致命的だっ…

虎に翼 愛の裁判所に持ち込まれる案件

「虎に翼」は中盤に差し掛かっているだろうか。 寅子は家庭裁判所の判事としての仕事も請け負うことに。 念願の裁判官になれたと言っていい。 しかし今までも多忙を極めていたが、さらに忙しくなりそうな気配。 昭和24年の春、猪爪家ははるが亡くなってから…

虎に翼1週間振り返り 伝える思いとつむぐいのち

昭和24年当時を描く物語なので、戦後の混乱する国内の様子が克明に伝わってくる。 寅子は家庭裁判所の設立に尽力。 無事、務めを果たせたかに思えた。 しかしそこは復興途上の日本国内の様々な問題のるつぼと化していた。 この時代、戦災孤児の爆発的な増加…

虎に翼 思い出が導く未来

今週の締めくくりとなるエピソード。 この1週間で物語は大きく動いたと思う。 何よりも猪爪家の心の中心とも言うべき母親はるが亡くなった。 物語の冒頭では"お骨"になって帰ってきた母親の祭壇の前で家族全員がお参りする様子が描かれた。 感動的なと言って…

虎に翼 命が引き継がれるとき

あらかじめわかっていたことだが、母親のはるが亡くなってしまう。 猪爪家は一家の大黒柱とも言うべき大切な人を失った。 昨日倒れてからわずかな時間で物語からも退場することになる。 どうやら心臓に問題があるとの事。 さらには医者の話では今晩が山との…

虎に翼 噛み合わない歯車

描かれた物語は、道男を預かった猪爪家がどんな暮らしぶりになったかを中心に詳しく語られる。 完全に明らかではないが、道男はどうやら16歳ないしは17歳くらいとのこと。 今日のエピソードの中で、道男は上野界隈で小さな子供たちや女の子たちを守って、ス…

虎に翼 逃げられない現実

昨日から始まった今週のエピソード。 戦後すぐの日本、とりわけ東京の様子が詳しく語られる。 わずか15分の枠ながら驚くほどの説得力を持って伝わる「虎に翼」 昭和24年1月から新しく家庭裁判所が発足。 少年法が改正されたこともあって、様々な対応に追われ…

虎に翼 2度と戻らないつもりの道

ここ1〜2週間の流れを受けて、ついに裁判官として採用が決まった寅子。 物語は、戦後復興の時代背景をもとに寅子の様々な交友関係が描かれる。 時代設定は昭和24年1月。 正月早々、多岐川に自宅に呼び付けられた寅子。 普通は皆家でゆっくりするのが日本人の…

虎に翼1週間振り返り 戦後を生き抜くために

今週描かれた虎に翼は昭和23年から昭和24年1月1日までの寅子の様々な活躍。 司法省で仕事をするようになった寅子は新しく家庭裁判所設立に関わる業務を手伝うことに。 彼女は嘱託職員なので他の職員と違って身分は軽い。 運が悪ければ解雇される恐れもあった…

虎に翼 思いがけない突破口

家庭裁判所設立のための調整作業は難航を極めた。 物語の設定は昭和23年12月ギリギリで仕事をする寅子たちの様子が描かれた。 流れとしてはほとんどカウントダウン。 法律の施行が昭和24年1月1日からとなっている。 つまりそれまでに少年審判所と家事審判所…

虎に翼 戦争あるある…

昨日のエピソードで衝撃の再会を果たした寅子とヒャンちゃん。 まさかヒャンちゃんが日本で住んでいたとは誰も想像できなかったと思う。 物語の設定は脚本家の客色によるものだろうが、見ている方も驚きの事実に思わず声が出てしまいそうに! 今日描かれた展…

虎に翼 目指すべき裁判所

寅子が関わる仕事が詳しく描かれる。 少年審判所と家事審判所の統合。 口で語るのは簡単なことだったが、調整作業は難航を極めた。 それぞれの組織の一方は司法に所属し、もう片方は行政機関だったようだ。 お互い自分の領分をなんとしても優先させたい。 時…

虎に翼 人事異動が決める未来

この時代は新しい日本が出発するための準備期間だったと言える。 何よりもGHQの指令が最優先されなければいけない。 花岡が餓死してから1年が経過した設定。 昭和23年10月、寅子は桂場から人事異動の通達を受ける。 新たに設置される家庭裁判所設立の部門で…

虎に翼 花岡死去の波紋

週を改めて描かれる「虎に翼」。 真っ先に語られたのは食料管理の仕事についていた花岡死去の新聞記事。 調べてみると、当時全国的に花岡のような行動をとっていた判事が多かったと聞く。 先週も紹介したが、花岡のモデルになったのは山口良忠判事。 花岡同…

虎に翼1週間振り返り 家族を守るもの

物語は戦後の復興期が中心。 寅子の司法試験合格は戦前に達成されていたので、先週までは主に弁護士としての活躍や、結婚して子供ができたことによる法律家としての活動をリタイヤしたところまでが描かれていた。 終戦の頃、生活物資が著しく窮乏。 寅子の猪…

虎に翼 たどり着いた落としどころ

怒涛のように展開してきた今週のエピソード。 戦後復興の真っ最中。 寅子は民法調査室の事務官としての仕事を得て民法改正に尽力することになった。 最後の諮問委員会は、保守派神保教授と改革派穂高教授の真っ向勝負。 どのような改正案を提示しても、お互…

虎に翼 それぞれが求める幸せ

物語の設定は昭和22年。 民法調査室の仕事はいよいよ佳境を迎える。 諮問団体に様々な意見を求めた調査室はいよいよ取りまとめの段階に入ってきた。 今日は法律上のエピソードと同時進行で寅子に関わったたくさんの人たちとの交流の様子が描かれた。 物語は…

虎に翼 寅子の負い目

物語は民法調査室のの法改正案に関わる様々なエピソードが描かれる。 GHQはアメリカ並みの新しい家族の形を盛り込むように指示。 しかし、日本ははるか以前から引き継いできたしきたりを簡単に捨てるわけにはいかなかった。 寅子は調査室の仕事として、様々…

虎に翼  一筋縄ではいかない仕事

いよいよ法律の世界で再び仕事をすることになった寅子。 出発は家計安定のため。 自分の収入で家族を養わねばならないと考えたから。 しかし、実際に携わってみた仕事は戦前の民法を大幅に改正する原案作り。 当時のことを振り返れば、GHQ主体で日本が新しく…

虎に翼 新しい世界に生まれ変わるとき

物語の設定は昭和22年3月。 ちょうど、戦後の復興が始まった頃。 寅子は新憲法に新しい世の中の可能性を強く感じ、再び法律の世界で生きようと決意。 司法省(現在の法務省)の人事課へ裁判官として雇ってもらえるように直談判。 ここまでが先週までの流れ。 …

虎に翼1週間振り返り 時代が変わるとき

物語は戦後すぐの様子が描かれていた。 猪爪家は男の家族たちがほぼ全員亡くなってしまう不幸に見舞われる。 最初に戦死報告がなされたのは長男直道。 終戦間際だったが、南方戦線で亡くなったとのことこと。 そして、その直後猪爪家の1番下の弟直明が疎開先…