くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ブギウギ 命が産まれるとき

ジャズカルメンの公演は大成功に終わった。 しかし、スズ子には気がかりなことが。 それはスズ子の最愛の愛助がついにステージを見に来れなかったこと。 そして物語は昭和22年5月。 実はこの時が何を意味するかを我々よく知っている。 スズ子はちょうど出産…

ブギウギ すれ違う運命

ジャズカルメンの舞台は、大成功のうちに公演最終日が。 スズ子の大活躍の裏で愛助は未だ病床から離れられずにいた。 物語の冒頭で描かれた愛助渾身の医者への願い。 1日だけでいいから外出させてくれ。 マスクをつけ厳重装備の医者は困惑した表情で告げる。…

ブギウギ おめでたの舞台裏

物語は昭和22年1月。 スズ子は妊娠6ヶ月で、ついにジャズカルメンの舞台本番の日を迎えた。 稽古は、看護師立ち会いのもと、スタッフ全員が集まる形で勧められた。 ブギウギではいくつかのエピソードが描かれる。 スズ子と愛助は直接会う事は叶わないながら…

光る君へ 二人の身分差

「光る君へ」は今日で4話目。 物語は、歴史が大きく動くようなドラマチックな物語が描かれているわけではない。 平安時代の時代劇ドラマで、ほとんど記録にも残っていないような貴族たちの日常が、主な舞台設定。 主人公まひろは官職を持たない貧乏貴族の一…

ブギウギ1週間振り返り 命を紡ぐ力

1週間、ハラハラドキドキの毎日だったと言っても過言ではない。 ブギウギはれっきとしたモデルのいる話で、これから起こることも全て明らかにわかってしまっている。 主人公スズ子は愛助との結婚を夢見て胸膨らませていた。 2人が一緒に暮らし始めてからおよ…

ブギウギ 未来に向かうものたち

ブギウギは妊娠3ヶ月と診断されたスズ子と大阪で治療中の愛助が対比される形で描かれた。 30歳過ぎた初産で何かと心配事の多いスズ子。 大阪の愛助の母トミの説得はマネージャー山下に任せることに。 山下とトミのやりとりで問題が驚くほど深刻極まりないこ…

ブギウギ 新たな命

愛助は大阪へ帰る途中、湖のほとりでスズ子と2人で過ごす。 このことを知っているのは、坂口と山下のみで、大阪の村山興業の主な人たちは知らずにいる。 2人だけの1泊旅行とは言え、ハネムーンそのもの。 スズ子のはしゃぐ声と愛助の幸せそうな言葉遣いで2人…

ブギウギ 思いやりは激情か母の愛か

結核が再発した愛助は緊急入院することに。 何度も経験したこととは言え、喀血は衝撃的。 本人はもちろんのこと、何よりも周りの人たちの驚きようは筆舌に尽くしがたい。 愛助はスズ子にとっての大切な人だけではなく、愛助の母トミや村山のたくさんの人たち…

ブギウギ 結婚したいし歌もやめたくない😓

今週2日目になると、ストーリー展開もいよいよ煮詰まってくる。 結婚するための条件として歌手を辞めること。 このハードルは驚くほど高く、結婚が歌かの二者択一を迫られる状態。 スズ子は愛助と一緒になれるなら歌を捨ててもいいのかなとさえ考えてしまう…

ブギウギ 歌手は辞められる⁉️

いよいよ描かれることになった物語の核心部分。 スズ子は結婚を許可してもらう条件として歌手を辞めるよう言い渡される。 今までの2年間、愛助の世話をしてきたスズ子は、愛助の母トミから一定の評価を。 感謝の気持ちとともに、2人の結婚を認める事はやぶさ…

光る君へ 運命のふたりが暮らす場所

平安時代を描いた大河ドラマ「光る君へ」の第3話。 紫式部がいた時代の平安朝の様子は正確な資料は数少ない。 調べてみたところ、紫式部の生年も没年もはっきりしない。 描かれた物語は脚色の部分も多いものと推察。 不思議だと思うのは、この時代の頂点には…

ブギウギ1週間振り返り 新たな挑戦の果て

ブギウギは佳境に入ってきた。 この物語のモデルは笠置シズ子の奮闘記。 主人公スズ子に関わる様々な人たちとの関わりが詳しく描かれる。 さて、自前の楽団を解散してフリーになったスズ子には別れと新たな出会いが同時進行でやってくる。 先週から続いてい…

ブギウギ 案ずるより産むがやすし

スズ子とタナケンの初舞台がいよいよ。 スズ子は悩んだあげく自分のありのままの姿こそ、最も自分を表現できると解釈。 驚くなかれ東京の舞台にもかかわらず、コテコテの大阪弁でセリフ回しを。 標準語で芝居をする周りのものの中でスズ子1人が大阪弁の演技…

ブギウギ それぞれの決断

見所満載で繰り広げられるブギウギ。 物語が始まった頃は、なんとなくわからないことだらけのストーリーだと感じていたが、中盤に差し掛かっている今は毎日楽しみに見ている。 スズ子は竹を割ったようなまっすぐな性格。 15分のストーリー展開ながら、今日も…

ブギウギ 福来スズ子はオトコマエ

描かれる物語は、2つの異なるストーリーが同時進行。 タナケンとのシビアな稽古の様子。 そして、もう一つは、予告編にもあった小夜との再会。 予告編では、断片的な描かれ方しかされてなかったので、物語の展開を理解するまでには至らなかったと思う。 しか…

ブギウギ 初舞台稽古開始

いよいよタナケンとの舞台共演が決まって稽古初日。 スズ子はしっくりこないまま稽古に参加することに。 タナケンは舞台や映画で見る時と違って、普段はとっつきにくい。 無口で言葉少な。 さらにはっきりしない、煮え切らない。 こんな人がと思うけど、出演…

ブギウギ 新たな出発

物語の設定は、昭和21年4月。 スズ子は自らの楽団を解散して、新しい道へと進むことに。 この年は長年付き人を勤めた小夜が去ることになった。 理由を聞いても答えようとしない彼女は結局のところ行方不明扱いに。 既に先週予告編が出ているのでどうなってい…

光る君へ 策謀の平安京

今日から始まるエピソードで、本来の役者たちが演じることになる 大河ドラマ光る君へ 注目すべきは、なんといっても主人公のまひろだろう 物語の中で繰り返し語られていたが、6年前目の前で母親を殺されてしまった事は彼女にとってのトラウマだと言える。 6…

ブギウギ一週間振り返り 戦後の激変

今週はブギウギの転換点ともなるべき1週間だった。 終戦後、日本は混乱真っ只中にいた。 そして、昭和20年12月いよいよスズ子たちは戦後初のステージが。 長くブランクのあった彼らだったが、最初のステージを見事に成功させると、その後は次々とオファーが…

ブギウギ 新たな未来を掴むために

物語の設定は、昭和21年1月。 ブギウギはここで物語が一区切りつくのだと思う。 福来スズ子とその楽団はスズ子の判断により解散することになった。 詳しい理由が今日克明に語られることに。 昭和20年12月、日帝劇場での戦後初のコンサートからスズ子の楽団は…

ブギウギ 渾身のバドデジ

日帝劇場でのコンサート。 いよいよスズ子の出番。 本人はもちろんのことお客さんも待ちに待った福来スズ子の全力のステージ。 興奮したスズ子は最初の挨拶もそこそこにすぐに歌い出す。 ラッパと娘 これこそが福来スズ子の代名詞にもなった名曲中の名曲。 …

ブギウギ 歌は人を生かすもの

戦後初めて音楽活動のイベントが開催されたときの様子が詳しく語られた。 物語は昭和20年12月。 8月15日の終戦以降、日本は復興に向けて力を結集しなければならなかったとき。 スズ子たちは日帝劇場からのオファーを受けて短期間ながら準備を進めていた。 戦…

ブギウギ 戦後の希望

物語の設定は昭和20年11月。 終戦から3ヶ月経ったとのこと。 終戦後はどこで調べても国内は大混乱で、日本が国家として全く機能していなかったことがよくわかる。 流通を始めとする経済活動も全て闇市。 配給などもほとんどあてにはならず、誰もがその日生き…

光る君へ 令和が描く平安絵巻。

新しく始まった大河ドラマ「光る君へ」 このドラマが描く時代設定は10世紀前後。 つまり西暦980年頃から1030年頃までの数十年間だと思われる。 主人公は言わずと知れた「紫式部」 実は調べてみてわかったが、彼女は本名すらいまだに不明とのこと。 作品は源…

ブギウギ それぞれの終戦

今回の朝ドラブギウギを見ていて感じるのは、物語のスピード感。 てきぱきと次々にストーリーが展開する内容は大いに好感が持てる。 今日からはいよいよ終戦後の福来スズ子の物語が描かれることに。 モデルの笠置シズ子の人生そのままに波瀾万丈の戦後を生き…

ブギウギ 歌い手が果たす役割

ブギウギが描く物語は、今が1番過酷な運命を描きつつあると思う。 スズ子にはこれからさらに試練が待ち受けているが、この頃の日本はちょうど戦争末期。 物語の冒頭で語られたのは広島の原爆について。 調べればいくらでも検索可能だが、一般市民を巻き添え…

ブギウギ 忍び寄る敗戦 それぞれ

物語は昭和20年初期の頃を描いていると思われる。 この年の8月に二発の原爆が落ちて、日本は敗戦に至ることになる。 戦争末期の頃のご時世と合わせて、日本や諸外国でがんばっていた日本人がどのような境遇に置かれ、どんな感じ方をしていたのかが詳しく描か…