2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今週を締めくくるエピソードはいつもとは違った流れで描かれた。 まず冒頭の5分以内を目安に流されていたタイトルコールは最後の2分間に移動。 昔の朝ドラでは15分枠の時間が余って主題歌を最後で2分程度流すような作りも時々見られるが、最近はそんなへたく…
今週描かれる物語はとてつもなく重い。 夫優三が戦死、さらに事実を隠さざるを得なかった父直言。 真実を語った直言は安心して逝ってしまった。 容赦ない不幸に見舞われた寅子の心はギリギリで保たれているかのよう。 しかし、寅子には夫優三の死に際を伝え…
戦後の様々な事実が物語の展開とともに明らかになる。 今日の主人公は父直言。 彼のキャラクターと語った内容がこの物語を象徴する。 寅子の夫優三の死亡告知書をおよそ半年隠し通していた直言。 その理由が彼らしい語り口で明らかに。 物語は今が1番重く苦…
物語では、ネタバレ情報として様々な情報があらかじめ取得可能。 寅子の夫優三は未だ幅員できていない。 物語の設定は、戦後から1年が明け昭和21年秋。 毎日ギリギリの生活を強いられている猪爪家。 弟直明が新たに働き手として加わったことで、かろうじて家…
今週からは、寅子の人生において原点とも言うべき体験が綴られる。 物語の展開するスピードはほぼ駆け足。 先週始まった太平洋戦争は今週終戦を迎えることになった。 歴史にも伝わる戦争中の様々なエピソードが物語の中の出来事とカブる。 猪爪家は父親直言…
今週描かれた「虎に翼」がテーマとする人間模様。 それは大きくは国同士の争い。 身の回りで言えば、仕事を中心とする人同士のやりとり。 そして家族のこと。 それぞれを絶妙に組み合わせながら法曹家の道を歩む寅子の物語として語られた。 昭和18年から昭和…
物語の設定は昭和19年後半。 寅子の夫優三にもついに赤紙がやってくる。 すでに来週の予告編も公開された。 ただでは済まなかった戦争の後先。 おそらく当時日本国民至るところで感じたであろう不幸が猪爪家にも。 1週間締めくくりとなった今日は寅子たち家…
時代を象徴する物語の内容。 おめでたがわかった寅子は、昨日のエピソードで描かれた母校での講演会直前に倒れたことで妊娠の事実が発覚。 寅子的には発表できずに時間が過ぎてしまったらしい。 本当は自らの口できちんと報告したかったに違いない。 女性の…
物語の冒頭で語られたのは図らずも戦死した山本五十六元帥の告別式の様子。 昭和18年6月5日とあった。 当時南方戦線視察に赴いていた山本は一式陸攻(陸軍輸送機)に搭乗。 アメリカの双発戦闘機Pー38に襲われて撃墜された。 山本の遺体はすぐに回収され日本に…
物語が描き出す時代設定は昭和18年5月。 この年は記憶によれば、連合艦隊長官山本五十六がフィリピンで戦死した年。 真珠湾攻撃は開戦を象徴。 勝利したと伝わるが日本軍はその半年後にミッドウェイ海戦でボロ負けしてる。 最初から仕組まれた戦争で罠にはま…
今週から仕切り直しとなった虎に翼。 15分ほどのドラマの中にこれほどの内容を盛り込めることが驚愕以外のナニモノでもない。 寅子は弁護士として順調に依頼があり、順風満帆に仕事をしているように見えた。 冒頭から描かれたエピソードは、離婚を決意した人…
1週間の物語は寅子が弁護士てとして独り立ちするまでの様子が様々なエピソードとともに描かれる。 司法試験に合格した後修習期間を経て弁護士資格を取得。 物語はそこから始まる。 弁護士資格はあっても、それが弁護士としての舞台に立てる条件の全てにはな…
1週間の最後でとうとう結婚することになった寅子と優三。 初めからわかっていたことだが、ドラマチックな演出で見ている方も嬉しくなってしまう。 寅子はこれからは苗字が猪爪から佐田に変わることに。 今でも結婚すれば夫婦は同じ姓を名乗ることになる。 よ…
物語で描かれるのは戦争に突入しようとする日本の情勢と、寅子のお見合い作戦の様子が詳しく描かれた。 父直言も母はるもあちこち手を広げてお見合い相手を検索。 しかし、1つ2つの話はあるがこの時寅子は27歳。 当時のご時世では明らかに適齢期を過ぎた年増…
物語の設定に絶句するような内容だったけど、面白さの点ではピカイチじゃなかろうか? なるほど、こういうことかと思わず唸らざるを得ない。 晴れて弁護士デビューした寅子だったが、来る日も来る日も弁護依頼をされる事はなかった。 およそ1年間全く活動で…
「虎に翼」はいよいよ弁護士として独り立ちするための研修に望む寅子の様子が描かれる。 昨日の流れを受けて花岡と2人だけで会うことになった寅子。 2人だけで会う男女となれば、恋人とか夫婦とかそんなことを想像するのが当たり前。 寅子はまるで能天気で男…
週を改めて描かれる物語。 法廷を題材にした物語らしく、今週から始まる内容は法律の解釈による裁判事例。 時代背景もあって、この頃日本は日中戦争の真っ只中。 物語の設定では昭和14年の年末とある。 寅子は雲野法律事務所で修習生として研修が始まること…
とても内容の濃い1週間と言って良かっただろう。 物語は見るものを引きつけ、不思議に感情移入させる。 時代は昭和13年から15年にかけて。 主人公猪爪寅子は法律家になるべく司法試験にチャレンジ。 迎えた最初の試験は見事にハジかれ落とされてしまう。 既…
1週間締めくくりとなるエピソード。 喜びに溢れたものと思いきや寅子の心はいまひとつ晴れない。 合格してからも心から消えないモヤモヤ感。 その正体は試験合格とは全く別なものであることが今改めて描き出される。 祝賀ムードで溢れる明律大学。 皆がお祝…
物語が描き出す世界は時代背景を踏まえて受け入れがたい厳しい現実。 2回目の司法試験の筆記試験はかつて仲間だった5人のメンバーのうち参加できたのは寅子とよねのみ。 3人が戦線離脱。 司法試験はまさに戦場とも言うべき厳しい世界。 昨日のエピソードで描…
物語は驚くほど過酷な状況が描かれる。 寅子たちは次の司法試験に向けて勉強会その他、努力研鑽を重ねていた。 しかし、昨日のエピソードで明らかになった 朝鮮からの留学生崔香淑は特高警察から試験には受からない旨を通告される。 どれほどの努力を重ねよ…
描かれる物語は、当時の時代背景を参考に驚くほどキビしそう。 今日物語の中心で描かれたのは朝鮮からの留学生崔香淑。 彼女の置かれた状況をもとに物語全体が描き出される。 昨日の放送で兄妹ともに警察に拘束されることになった。 詳しい理由が、今日明ら…
ぐいぐい進む物語は、いよいよ寅子の最初の司法試験の様子が描かれた。 司法試験がどんなものなのか知る人は少ないだろう。 こんなに何日も時間をかけて行われるとは、実際に物語を見るまでは想像もできなかった。 さらに筆記試験のほかに口述試験もある。 …
怒涛のように過ぎた1週間。 物語で語られたのは猪爪家を襲った突然の災難。 父直言が贈収賄事件で逮捕されてしまう緊急事態。 共亜事件は寅子が法律家として、これから何を信じて活動すべきか厳しい問いかけとともに覚悟が求められる。 様々な事実関係が、調…
翌日の物語がこれほど楽しみに思った朝ドラも今までなかったかも。 胸の高まりを抑えきれずに発表された判決。 聴席からも大きなどよめきが起こっていた。 判決文は驚くほどシンプルで明確な内容。 物語の中で明らかにされていたが、判決文を作ったのは桂場…
いよいよ始まった裁判公判。 この物語は肝心な結論は翌日に持ち越す特徴が。 昨日は直言が罪状認否をどのように行うのか注目が集まった頂点で翌日持ち越し。 今日はその続きが。 昨日の最後に語っていた“ごめんな トラ”の言葉の意味が今日明らかになったね。…
寅子の父直言は家族に真実は告げたものの、法廷で証言を変えるつもりはないと断言。 そして再びの すまない♂️ 穂高先生が紹介してくれた今回の事件の弁護士たち。 彼らは寅子の法律家としての振る舞いに大いに共感 被告人16人が全員無罪を目指して頑張ろう…