カウントダウンの始まった物語は物語から退場するメンバーもあって時代の移り変わりを強く感じさせる。 設定は1968年から1970年にかけて。 この頃は東大安田講堂事件の後始末と原因とされる。日米安保条約の改定等に関わる様々な諸問題が日本中を席巻してい…
「虎に翼」は今日の放送が終わると、残りは10話。 最後がどんなふうになるのか興味は尽きない。 今日のエピソードでも、ついに退場者が1人。 それは多岐川。 彼がガンで闘病中なのはわかっていたが、厳しそうな様子は物語を見るにつけ死期を感じさせた。 少…
「虎に翼」はいよいよ最終回が見える位置に。 昨日の続きから始まった物語。 のどかは自分の恋人を連れて星家の玄関前まで。 なかなか家の中に入れずにそこに立ち止まった状態。 どうやら部屋の中では航一と優未が口論をしているような雰囲気。 優未は寄生虫…
描かれた物語では、法律その他社会の仕組みが変化しているにもかかわらずそこに住んでいる人間の本質が、実は何も変わっていないことを強く訴えていた。 物語の冒頭で描かれた女性法曹家の集まり。 どうやら代表幹事は寅子が勤めているような。 裁判所内での…
虎に翼は物語の最後の方になってから、いよいよ法廷ドラマらしくなってきたような。 様々な裁判の案件が紹介される。 中でも大きな事件として、当時の東大安田講堂事件がある。 安田講堂にこもった20歳前後の学生たちは機動隊と激しくぶつかり合うことに。 …
虎に翼は残すところ、あと3週間。 時代もずいぶん過ぎて様々な人たちが登場し、退場することに。 物語の最終的な時代設定は昭和44年1月とあった。 この年は1969年でアポロ11号の月着陸の年に相当する。 今でもはっきり記憶に残るが、私は高校1年生。 振り返…
物語は、怒涛のような勢いで進む。 原爆裁判が始まったことに加えて、寅子の周りでも様々な出来事が。 星家では百合さんが認知症に。 予期せぬ事態に慌てる家族だが、何とかして頑張ろうとする百合さん本人。 今では認知症として誰もが知る症状だが、この時…
ブログをアップするにあたって、私は物語の予習を欠かさない。 それはあらかじめ自分なりにストーリーの先行きを予想することと、ブログ内で使用する写真をどのように選択するかに思いを馳せるため。 「虎に翼」はかつてないほど引き込まれる作りになってい…
物語は、2つの事件が並走する形で描かれた。 昨日のエピソードでのどかを激しく罵倒し暴力も振った優未の後日談が描かれる。 星家を飛び出したわけで冒頭部分では行方不明。 物語がうまく作られているなと感じたのは、寅子が優未の安否を心配するシーン。 登…
描かれた物語は概ね2つの案件が共存する形。 1つは原爆裁判。 そしてもう一つは百合さんの認知症に関わること。 この2つを絶妙に絡ませる形で物語は進む。 原爆裁判はもともと国家間の取り決めで損害賠償請求ができない仕組み。 どうやら物語の中でも語られ…
いよいよ始まった原爆裁判 公判の様子が詳しく語られることになる。 普通、ドラマを作るときに様々な設定が用いられるが思うに、医療ドラマや法廷ドラマなど専門用語が多様される作りは脚本家の筆力が最も求められるのではなかろうか? 「虎に翼」は法廷ドラ…
「虎に翼」はいよいよ今月いっぱいで終了となる物語。 既に登場人物たちも物語が始まった当初からはかなりの年月が経っており、それぞれなくなった者、健康に不安を抱える者など多数。 物語の設定は昭和34年の春先から昭和35年にかけて。 優未は高校生になっ…
残りの話数を考えるとこの物語がどんな結末を迎えるのかと想像してしまう。 実際にモデルのいる話なので、ストーリーの展開はおのずと見えてくるものが。 モデルの三淵嘉子さんは、41歳の時に子連れ再婚をしている。 そして再婚した夫には4人の子供がおり、…
今日の物語が終わると「虎に翼」は残り20話に。 ついに最後が見える位置に。 星家は様々な問題を抱えつつ、寅子と優未が加わることでさらに複雑な家族関係に。 大きくなったとは言え、2人の子供は航一への反抗心が強い。 昨日までの物語では、長男の朋一は少…
星家のいつもの朝の様子。 相変わらずそれぞれの好みを聞いて朝食を準備する百合さん。 正直なところ、こんなに贅沢ができる家庭は今の時代はもちろん、この時代だってかなりな少数派だったと思う。 今日は家族のそれぞれの会話の中から誰がどんなことを思っ…
描かれた内容は、裁判事例と言うよりは裁判担当者の身分の補償等いわゆる労働問題について。 会社勤めの長かった私にとって労働問題はかなり身近に感じる話題。 働くものの権利とか主張とかは法律で様々に規制されている。 今はほとんどが網羅されている法規…
物語は様々な疑問を投げかけながら時代背景のもと、次々と新しいエピソードが加わる。 星家では新しい生活が始まってはみたものの航一は自分の子供たちとの埋められない溝に悩んでいた。 見ていてもよくわかるが、フツー家族の会話は思うほどには多くは無い…
始まった物語の設定は、昭和31年 振り返られる人はかなりの高齢者。 私は3歳になっていたので、1番古い記憶がこの辺? さて、星家で「家族のようなもの」として一緒に暮らすようになった寅子と優未。 優未は中学生になり、寅子は裁判官として原爆裁判等の案…
毎週のように盛りだくさんな内容が続く「虎に翼」 今週は戦後の復興期で、終戦からある程度の時間が経ってからの様子が詳しく語られることに。 寅子は航一との結婚が決まったものの、いざ届出を出そうとするときに、夫婦どちらの姓を名乗るかで立ちすくんで…
物語はいよいよ締めくくりが始まったなぁと感じさせる。 寅子と航一は直明のはからいでかつての寅子の仲間たちの祝福で、オリジナルの結婚式を挙げてもらった。 それは裁判の形式をとって判決文を述べる形で結婚を祝福する。 見ていて心温まるシーンの連続。…
なるほどと思わせるような見事な流れが演出された。 航一は結婚するのをやめようと言い出す。 もちろんこれには種明かしが。 いわゆる婚姻届を提出するような夫婦関係を目指さない。 最近の言葉で言うなら事実婚と言うことになるだろうか。 物語の中で語られ…
物語は大きな広がりを見せている。 結婚についてのテーマが物語の本質のように見えて、実際の内容はもっと奥深く理解の範疇を超えることも。 最近のエピソードで毎回取り上げられるLGBTについて。 人間は異性だけではなく、同性も恋愛対象となり得る。 今で…
今日のエピソードは15分の物語ながらなかなかユニークな作りになっていたと思う。 冒頭始まったのは寅子の夢 どうやら受けたプロポーズに対して悩みや葛藤があるらしい。 夢の中に様々な寅子を代表する形で過去の1連の寅子が描かれていた。 若い学生時代の頃…
残りの放送回数もグッと減ってきた「虎に翼」 寅子は航一からのプロポーズに未だ答えを告げられていない。 イイ年の男女がそれぞれ家庭がありながら結婚しようとするには相応の勇気がいる話し。 先週からの続きで物語は山田轟法律事務所でのやり取りから描か…
新潟で勤務していた寅子にはの辞令が届いていた。 なんと同時に航一も東京へ戻ることに。 今週は東京に戻った寅子たちや航一の家族との交流が詳しく語られる。 そしてこの時代の重大な案件として、原爆裁判も。 普通の朝ドラでこれだけのテーマを扱おうとし…
1週間締めくくりとなるエピソードだったが、正直なところちょっとウソくさい展開だったようにも感じた。 航一が寅子にプロポーズするシーンが描かれたが、あんな大勢の前で恥ずかしげもなく分かり切ったセリフでプロポーズするだろうか。 昭和30年だよね。 …
登場人物たちのそれぞれの胸の内が克明に描かれる。 猪爪家を訪れたのは、航一だけではなかった。 実はこの時、寅子と直明の計らいで直明の恋人田沼玲美も同席する手はずに。 あらかじめ話し合いがモメることが想定されたので、航一に様子を見てもらうことで…
虎に翼が描き出す、昭和30年頃。 この時代の様々な問題がストーリーの展開に絶妙に絡んでくる。 今週から登場した優未役の前田暖乃の存在感はさすがに絶大なものが。 おちょやんの頃と違ってしっかり成長した姿は見ていても新鮮。 もともと演技力には定評が…
今週のエピソード2日目だが、相変わらずこの物語の特徴で進行スピードはかなり早い。 かつて仲間だったそれぞれは十数年を経て様々な進路に。 寅子は民事の裁判官として赴任することになった。 そこでの裁判長はなんとあの汐見。 彼の奥さんは言わずと知れた…
新潟での様々なエピソードの後物語は再び東京へと戻ってくる。 設定は昭和30年 今から振り返ればかなり昔であることには違いないが、私などは既に生まれていたので、おぼろげながら子供の頃の記憶をたどることが可能。 先週の物語からおよそ3年経ったとの設…