今日、中日を終えた大相撲秋場所。
やはり思った通り鶴竜は休場。
3連敗で全く相撲が形になっていないと思っていた。
あの状態では相撲取ることにはならなかったようだ。
しかし、これで横綱不在が確定したんだが、一体 残された力士でどのように場所を盛り上げるのだろうか。
目次
貴景勝対御嶽海
今日の相撲はたまたまだが貴景勝のもの。
御嶽海は相撲を見る限りでは、一方的に押し込まれて簡単に土俵をわっていた 。
この相撲を見る限りでは貴景勝に歩がありそうだが、それぞれ星は6勝2敗。
星勘定から見る限りでは互角。
お互い間違いなく勝ち越しはするだろうが、貴景勝の10勝ラインが大いに気になるところ。
もし、今日 負けるようなことがあれば、10勝ラインは難しくなった可能性が。
残り4番なんとしても勝ちたいだろう。
御嶽海は相撲へのモチベーションさえ失わなければ、間違いなく優勝争いに加わってくるのではないか。
実力はほぼ大関クラスと言っていい。
隠岐の海の快進撃
隠岐の海がここまで全勝で来たのは意外なくらい。
もともとこの力士は体格的には恵まれているのだが、相撲に波があって安定した強さを発揮しにくかった面がある。
今場所はなぜか波に乗っていて、負けない相撲を順調にとっている気が 。
今日の解説の北の富士さん曰く、
「これはひょっとしたらひょっとするな。」
つまり優勝の可能性があるのではないかと。
いつもの相撲だと押し込まれた場合、勝負を簡単に諦めるきらいがあったのだが、今場所に限りそのように簡単に気力を失うような事は無い。
最後まで諦めずに自分の形で責め続けているのだ。
もともと三役経験者。
地力の点でも決して周りの力士に遜色あるわけではない。
果たしてこのままの調子でどこまで突っ走っていけるのか。
混戦模様から誰が抜け出すのか?
九州出身の彼は地味な力士だが、安定した力を発揮している。
今日終わって7勝1敗。
実は幕内の中で2番目に良い成績なのだ。
このままいけばかなりの好成績が望めるはず。
遠藤が充実している。
相撲の型の美しさでは各界随一と言えるかもしれない。
彼は追っかけもいるぐらいの人気力士。
このまま勝ち星を重ねるならば必ず優勝の二文字が見えるはず。
この力士の強さもほぼ間違いないもの。
優勝経験があるのも大きな強み。
今場所もしぶとい相撲を続けているので、後半戦に向けて必ず残ってくるはず。
今場所は2横綱が不在。
また残念ながら大関2人も優勝争いに加わってくる可能性は低い。
関脇以下の平幕力士にも優勝のチャンスが残されている。
星勘定から言えば、隠岐の海が 1番チャンスが大きいと言えるが、まだ半分終わったばかり。
明日以降の相撲振りで優勝は最後までもつれるような気がする。
主な実力者力士が休場しているので、いまひとつ面白みに欠けるが、残った力士で大いに場所を盛り上げて欲しいもの。
