さて、食べ物のことを語るとどうしても饒舌になる私。
自他共に認める食いしん坊である。
おいしいもの、たくさん食べることとにかく大好き。
そしてなんといっても私の主食である米はやっぱりこだわりがある。
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by パナソニック
目次
ゆめぴりかがもてはやされる
様々な米の銘柄の中でゆめぴりかは特別のこだわりで作られている。
米のおいしさを決める様々な指標があるが、
- 米の含有タンパクが少ないこと
- 澱粉質のアミロースが少なめなこと
- 粘りと香りが程良いこと
これらはすでに数字として指標が決められている。
含有タンパクは6.8%以下がおいしいお米の指標とされる。
アミロースの含有量が16%以下。
パサパサしたおいしくない米のアミロースは20数%にも及ぶとされる。
ゆめぴりかはこのおいしいとされる数字をクリアしなければゆめぴりかを名乗ることができない。
つまり、人気のあるお米だからと誰でも彼でもが作って、まずいお米を大量生産しても良くないので、自主的に指標となる数字を決めて、そこに当てはまるものだけを出荷可能としている。
ちなみにこのおいしいお米はいくつかにランク分けされるが、特にゆめぴりかは
「特A」とされ、新潟産のコシヒカリと同等。
しかし、この手のおいしさを指し示す言葉はいくらでも調べられるが、私がとにかくこだわりたいのは実際に口に含んでかみしめたときのおいしさ。
食いしん坊の私がこだわるのはそこ。
食べてみてどうなのか。
そこで初めて自慢のお米を紹介できると言える。
北海道の米の試験場は、おいしい米を作るための努力を昔から決していとわなかった。
品種改良に次ぐ品種改良を重ねて、北海道でも内地の米に決して引けを取らないおいしい米が作れるように頑張ってきた経緯がある。
今日の様々なゆめぴりかの評判はそのような試験場のこだわりと、それと農家の人たちの労力を惜しまない努力があった。
聞いた話によれば、ゆめぴりかの作付はことの外、難しいと聞く。
適当な施肥管理をすると必ずと言っていいほど、決められた数字を守ることができないのだそうだ。
肥料関係のメンテナンスはとてもデリケートで難しいと聞いている。
そういったこだわりの結果、出荷されるものがゆめぴりかとして市場に出回ることに。
私の住む地域深川
私の住む地域には大きな川が2本流れている。
石狩川と雨竜川。
この2本の川の流域が地域の米どころと言われている。
実際に稲作が始まったのは明治30年ごろ。
その頃屯田兵としてやってきた移住者たちは最初の数年はかなりの苦労を強いられたと聞く。
入植した直後は稲作を認めてもらえなかった。
今のように品種改良された米があるわけではなく、内地の米を持ち込んでの栽培なので育つかどうかが微妙だったのだ。
やがて様々な努力を経て稲作が定着してきて今日に至る。
今深川がこだわっている米の管理は、大きなマイナリーを増設して、一括して低温管理すること。それも“もみのまま”で。
モミの殻を剥いてしまうと米は劣化が始まるので。
品質を上げるための努力は惜しまない。
実際の田んぼの管理は農家の方たちが自分たちの事として厳格に行う。
そして収穫されたものを出荷するわけだ。
私の住む地域は、第一に稲作だが、他にも蕎麦の作付も幌加内に次いで第二位。
また果樹栽培も盛ん。
農業に関わることだと一大産地と言える。
ふるさと納税でも引っ張りだこ
ふるさと納税なる制度がある。
一定額の寄付金を収めて、その返礼品をもらう制度。
深川産米もふるさと納税の対象としてたくさんのラインナップが確認される。
興味のある方はぜひいちど覗いてみることをお勧めする。
もちろん他所でも買うことができるだろうが、こちらは私の地元でやっているサイトなので、ほぼ間違いのないものが並んでいる。
米以外にも様々なものが並ぶと思うので、そちらもオススメと言える。
地元に住んでいるものの特権
私は地元の米がとてもおいしいと自覚しているので、自分で食べる米は地元の農家さんが生産したものを購入することにしている。
要するに、直接、農家さんから購入する。
ちなみに電話で時々確認をするのだが、今年の分はどうやら“できてきているよ”との話し。
しかし、実は今稲刈りの真っ最中で 、ほとんどつきっきりで作業中で、配達をする時間がないとの事。
うまくいけば雨降りの天気を除いた日は作業をするが、もし天気が悪ければその日の夜ならば配達していただけるとのこと。
私は自分が食べる分として(一人暮らしなので) 1年分として1俵、つまり60キロ購入する。
個人的に知り合いの農家さんだが、実はこの農家さんと契約するにあたって多少のこだわりがあった。
私の地元はここ何年間かで2度ほど水害があったのだ。
それは石狩川すぐそばの田んぼが濁流に飲まれてしまったこと。
実は私の知り合いの農家さんはその水害のついた田んぼの持ち主。
昔から川のすぐそばの田んぼはおいしいお米ができると評判。
また、水害のついた田んぼの翌年のお米は間違いなくおいしいとの言い伝えも。
そういった噂話もあって、もう何年も前からお願いして直接購入している。
はっきり言って、こちらで買うゆめぴりかを食べると、スーパーで食べるものよりも圧倒的においしいので、多少の味覚音痴の人でもその差は一目瞭然だろう。
私の中の格言で
「米は農家さんから直接買うに限る。」
そうして、今年の出来上がったばかりの米を、今か今かと待つ毎日である。