今日のスカーレットを見ていて、草間さんとうとう家を出ていっちゃいました。
ネタバレで既に知ってはいましたが、注目は喜美ちゃんの反応。
人生で初めて、別れの悲しさ 辛さを知ったみたい。
喜美ちゃんの本当の意味での理解者だったのにね。
目次
紙芝居を作れるほどの腕前
自分が気に入ったもの、やりたいものには驚くほどの集中力を発揮する 。
喜美ちゃんは、とりあえず絵を描くことに関しては、理屈抜きにすぐに手が動くようだ。
そして、工夫をして表現することがとても好きだと見える。
自分が感じたものをどのように表現すれば、きちんと再現できるのかを幼いながらそのプロセスをよく理解している。
やっぱり、褒められたら嬉しいよね。
草間さんは、周りの人に対する思いやりがとてもよくできる人。
喜美ちゃんの才能も直ちに見抜いてしまう。
絵を描く事はどうやら大人顔負けとの認識。
すっかり気分を良くする喜美ちゃん。
紙芝居の物語を作るために、3枚の絵を描いてみたのだ。
物語は稚拙かもしれないが、絵を何枚か組み合わせることで物語が作れることを知らず知らずに学んでいる。
感じたものを表現する才能が備わっていることが、後々、陶芸の道に大いに生きてくるのだ。
女性の陶芸家の草分けとなる“神山清子”さんのモデルとして、ここの描き方はとても大切だろう。
ただし、まだ始まったばかり 。
この後、紆余曲折が待っているのだ。
おさがわせ お父さん
お父さんは昔からの“九州男児気質”が身に染み付いている 。
「女に教育などいらん!」
喜美ちゃんに言って聞かすのはいつもこの言葉。
しかし、喜美ちゃんも負けてはいない。
お父さんのこの言葉を逆手にとって、学校でも授業そっちのけで適当に絵を描いたりしてまともに勉強する気などない様子。
先生に叱られても、
「女に教育など必要ない!」
「川原家の家訓です。」
そう言い放つ始末。
実は側でそれを聞いていた照ちゃんに告げ口されることに。
照ちゃんのお父さんは喜美ちゃんの勤める会社の社長。
社長に娘たちのやりとりを知らされて大恥をかかされたと大憤慨のお父さん。
そのまま自宅まで走って戻ってきて、“照ちゃんに勉強を教えてもらえ”と叱りつける。
教育はいらないと言いつつも、読み書きができないのはさすがにまずいと考えたようだ。
さて、そうした挙句、照ちゃんの自宅で信ちゃんも交えて勉強することに。
読み書きはどうしても苦手な喜美ちゃん。
何せ漢字が読めないので、文章を読み解くことが大の苦手。
何か食べ物に関係したことなら覚えやすいこともあるだろうが、残念ながらそう都合の良いようにはならない。
信作君と照ちゃんが先生がわり
実は照ちゃん信ちゃん、喜美ちゃんは幼なじみとして、このままずっと友達の関係が続くのだ。
特に照ちゃんは長く友達として付き合うことになるようだ。
小さい子供同士の関係なので、なんとなくそれぞれの性格が見え隠れする。
喜美ちゃんはとにかく食べる事が大好きなのでそれに関係する事は激しく反応する。
照ちゃんは家が裕福なので、どちらかと言えば姉御肌でみんなの上に立ちたい様子。
信ちゃんは男の子だけど、周りの目を気にしていつもキョロキョロ。
始まってまだ5回放送されただけだけど、それぞれの性格がどうやらはっきりわかってくる。
この子供たちの役者さんで演じるのも、多分、今週いっぱいだろう。
来週からは本来の役者さんたちが出演してくるようだ。
設定では15歳の中学生から“戸田恵梨香”らが演じていくことに。
彼女らはみんなアラサーなので、15歳を演じるのはちと厳しいのかも。
どうやら家の貧しさは相変わらずのようだが、子供たちは屈託なく明るく育っていくように設定されている。
切り替えの早い喜美ちゃん
今日の放送の中で草間さんは“お世話になりました”と家を出て行ったようだ。
学校から帰った喜美ちゃん。
その事実を告げられて、寂しさから思わず涙してしまうのだ。
喜美ちゃんにとって、ほとんど唯一とも言える良き理解者だったのにね。
草間さんの手紙の中にあったね。
「心の栄養をありがとう。」
「元気で暮らしてね。」
こういった他人に対する思いやりが草間さんの真骨頂。
喜美ちゃんはこうした別れを経験しながら少しずつ成長していくのだ。
でも、給食だけは誰がなんといっても楽しみらしい。
こうして嬉しいこと楽しいこと様々な経験を積んで、やがては陶芸家になるようだ。