くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

エール 畠山林檎園

 

福島でのエピソードはこれが極めつけかな?

祐一君の弟浩二君。

今まで仕事一筋で浮いた話の1つもなかった彼だが、実は思いを抱いていたお相手が。

それが今まで何度かこの物語に登場してきた畠山農園の娘さん。

マキタスポーツ扮するお父さんはお馴染みの顔だけれど、娘さんとして登場する志田未来は今回が物語にはじめての登場。

朝ドラはとと姉ちゃん以来になるだろうか。

この2人のちょっと切ないエピソードが語られる。

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ほとんど家族同然のお付き合い

目次

福島のりんご農家

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マキタスポーツ 最初はけんもほろろの対応だったよね

 役場勤めをしている浩二君は地元の農業振興のためにりんご栽培を推奨して回っていた。

その努力は今は徐々に認められつつあって、りんごをなりわいとする農家も増えてきているようだ。

この時代はこうして様々な品種改良をはじめとして、果樹栽培へのノウハウが蓄積され今に至る歴史の元となっている。

旧来の稲作だけではなくその地域の特性を生かした農業は今でも誰もが望むところ。

果樹栽培はりんごだけではなく、他の果物にも様々応用される部分があって、りんごの歴史が1番古いのかもしれないね。

福島県は今では青森長野北海道と並ぶ有数なりんごの産地。

それぞれの農家が切磋琢磨してより高品質の良いものを生産する熱意の結果が。

浩二君と畠山まき子さん

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2人にはそれぞれ事情があったりしてね

こちらのまき子さん 。

浩二君が最初に説得したりんご農家のお嬢さん。

最初はけんもほろろの対応しかしてもらえなかった浩二君だが、彼の誠実で真面目な対応はやがてたくさんの人の心を動かすことに。

その畠山さんのお嬢さんまき子さんは戦死した恋人の影を引きずりつつも、今ではりんご農家の後を継ぐべく、日々努力研鑽を重ねている。

そこに出入りしている浩二君。

全くの顔見知りだが、お互いが微妙に好意を抱いていることには2人とも気がついていないらしい。

それは端から見ていても周りの誰もが気がついていないらしく、お父さんの畠山さんは娘のことが不憫だと思って、東京行きの別な働き口を見つけてきてしまう。

降ってわいたような話だが、おそらく2 〜3年は知り合いの会社の経理事務として働くような話。

その話を聞かされたときに複雑な気持ちになる浩二君。

ここは物語的にも少し味付けが濃くなされているようだ。

音ちゃんも喜多一へ

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浩二君 勧められたお見合いをオーケーしちゃう

祐一君は依頼のあった福島のりんご農家の応援歌

高原列車は行くの作曲でしばらく喜多一にとどまるとの事。

そんな中、東京から きたくてしょうがなかった音ちゃんが、単身荷物を抱えてやってくる。

本当は華ちゃんもと思ったようだが、何よりも学校がある身の上、しかも19歳。

東京にいても1人で充分やっていけるとのこと。

その結果音ちゃんだけが合流するのだが。

周りの人たちがそれぞれの人間関係に馴れ合いでぼんやりしている中、音ちゃんの感覚は驚くほど研ぎ澄まされていた。

様々なやりとりを1日2日拝見していたが、浩二君にはたま子さんの存在がとてつもなく大きいことを瞬時に見抜いてしまう

そして彼女の東京行きについて浩二君にどう思っているのかを単刀直入に聞いてみるのだ。

ここから先はネタバレになるから、明日結果が出るので楽しみに待つことにして。

この浩二君のエピソードは音ちゃんなしでは語れないはず。

音ちゃんがいるからこそ、この物語は進んでいく設定になる。

若いふたりの未来へ

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お互い好意を抱いている 物語的に見え見え

福島の事情を把握した音ちゃんはまず喜多一のお母さんに報告。

絶対に間違いないと思います!

確信に満ちたものの言い方。

ちなみに祐一君はずっと一緒にいながらまるで気がついていなかった。

ここが 祐一君と音ちゃんの決定的な差。

あいつから音楽を取ったら何も残らねぇ!

お父さんのセリフが今更ながら思い出される。

本当に音楽以外のことには朴念仁というかね(汗)

さて、ネタバレではもう最終回までのストーリーはすでに明されているので、楽しみが半減すると思う向きもあるかも。

しかし、物語を表現した映像は全てこれからなので、私的にはそれほど遜色あるとは考えない。

エールの撮影現場での仕事はもう既に終了しているので、後は編集と放送を待つばかり。

残りはわずか11回。

途中コロナ騒動があってしばらく休みを挟んだので、俳優たちは1年以上この撮影に関わったようだ。

お疲れ様と同時に、一年以上の長きにわたってモチベーションを保ち続けられた事は彼らにとっても勲章に違いない。

エールにふさわしいオチが次々と用意されているようだ。