先週のきわどい流れを受けて、今週から始まるエピソードがどんなことになるのかと。
それほど大きな展開にはなっていなかった。
和彦と愛はどうやら結婚が決まって、引っ越しの日取りも決めるような雰囲気。
暢子は、フォンターナでの仕事がいよいよ順調に。
ある時予約のお客さんがやってくるが、なんとなく訳ありな様子。
登場人物のそれぞれが、しっかりと未来に向かって進んでいく感じ。
智は仕事が順調に進んでいて、従業員も雇って業務拡大しているような様子。
物語は、暢子が沖縄の家族に向けた手紙の語りから始まった。
収まるべきところに収まっている感はあるけど、それぞれ果たして納得していてのことだろうか?
どうやら肝心な部分はセリフにもなくて、俳優たちのちょっとした演技から推察するしかなさそう。
物語的にはこの方が奥行きが出て良いのかも。
目次
沖縄への手紙
物語は1978年。
東京で働く暢子から沖縄の家族に宛てた内容で語られる。
主に近況報告だけど、自分自身の仕事は順調に行っていること、友達の和彦と愛がもうすぐ結婚すること。
そして、智は商売が順調でさらに顧客が増えて仕事が拡大しているらしいとのことも報告。
沖縄では、歌子が、家の中の仕事を全部請け負って微熱くらいでは寝込むこともない。
そろそろ、歌子は民謡歌手としてのレッスンが始まっているのではと感じる。
良子と晴海は相変わらず。
夫とは別居中で、話し合いがどの程度進んでいるかは明らかではない。
優子も相変わらずな様子。
暢子 和彦 愛
自分の力で、記事を仕上げた愛。
新聞社内の評判がいまひとつ振るわないことを気にしているような様子。
しかし、プライベートでは和彦と結婚の話がどうやら本格的に進んでいるみたい。
先週のエピソードで暢子と和彦があれだけ接近しておきながら、その事は全く採用されることなく、元サヤの話が進む形で、結婚式の日取りや新居となる住まいも決定するような。
暢子は確かに和彦を諦めると宣言したけど、和彦のほうは果たしてどの程度の意識でいるんだろう?
いまだに、お互いを意識するような描かれ方が続くので、これで“はい終わり”と言うことにはならないみたい。
フォンターナでの訳ありお客
フォンターナに年に1度娘の誕生日と称して現れる西郷親子。
かつてお母さんと一緒に来ていたが、お母さんが病気で亡くなったのでそれ以降は父と娘2人。
娘は15歳で、思春期真っ只中。
かつてお母さんがいた頃たまたまお出ししたポルチーニ茸のリゾットがとてもお気に入りで来るたびに注文されていたらしい。
今日の物語の中でも暢子が通常のマニュアルで作ったランチではなく、特別メニューで作り直すような描かれ方。
オーナーが目指すレストランは、懐かしい味思い出の味を求めてくるお客さんの期待にしっかりと答えること。
仕事に向かうポリシーがどれほどのものなのかが今日の物語で明らかに。
しかし、この親子にはちょっとしたいきさつがあるようだ。
年頃の娘にしてみれば、自分の母親はたった1人だけ。
それ以外の母親など絶対に認めないと言い張る。
父親の様子は描かれなかったけどどんな反応をしたんだろう。
年頃の娘がいる大人の再婚なので、子供に説明して了解を取りたいのはよくわかる。
今回は激しい反発で慌てる様子が描かれていた。
おそらく今週の物語の中でオチが描かれるとは思うけど。
思い出の味、思い出の場所
今日のエピソードの最後の方で描かれたフォンターナのオーナーが目指すべきレストランの姿。
お客さんにとっての思い出の味、思い出の場所をきちんと提供できる。
そのようなニーズに応えるために仕事では準備を怠らない。
お客さん商売なので、どれだけお客さんの希望に応えることができるのか。
食べ物を提供するだけでは済まされない部分のお客さんへの接し方が描かれていた。
今日の1番最後に少しだけ描かれたのはあのおさがわせ賢秀。
賢秀の存在意義は誰もが知るところなので、物語の中でお馬鹿な役どころを演じつつ、周りの人と絶妙な絡みを表現。
どうやらまた惚れっぽい性格のビョーキが始まったようで🤣
物語は基本的にはコメディーで描かれる。
さて、果たしてこの先の展開はどんなことになるのか、とりわけ誰と誰が結びついていくのか。
興味の尽きない日々が続きそう。