くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 恋バナの行方

 

今週のエピソードは今日から本格的に展開しそうな雰囲気。

恋バナの登場人物は暢子、智、和彦、愛。

実は、このメンバーの中にはまるで鈍感で状況を理解できない人が混ざる。

しかし、ストーリー展開は思いのほか乱暴なもの。

誰が誰を好きかなんて知らず知らずに気づくものだけど、この物語は他の人から強引に事実を投げつけられる。

智が暢子を好きなことを早苗から知らされた暢子。

思わず、全面否定してはみるものの、とりあえず状況が飲み込めずうろたえるしかなかった。

そして、和彦と愛は結婚に向けた話が進む中、和彦に迷いが。

2人の結婚はおよそ何の問題もないと思われた。

和彦はそのことこそが問題だと屁理屈を。

物語は、脚本家羽原大介氏が得意とする分野に入ってきている気がする。

心理描写が小気味よく、それぞれのキャラクターが際立つような感じ。

さらには賢秀もおさがわせな登場をして、物語に花を添える。

鈍感な2人、最初に違和感に気づくのは和彦

目次

「さとふる」でふるさと納税!

和彦と暢子

暢子は本当に結婚願望はないの?

 

物語の中で描かれるのは、恋バナに対して驚くほど臆病な暢子。

自分の気持ちに気がついていない。

誰かに告白されるのが怖い。

できれば逃げたい🤣

暢子ってこんなキャラだったか?と思わせるような引っ込み思案な様子。

あけすけで言いたいことをどんどん言ってしまうような直情的な描かれ方のはずが、ここへきて驚くほど優柔不断というか、ネクラな感じというか。

物語の作者は、こんな展開を演出してみせる。

ここが脚本家の腕の見せ所で、誰が誰を好きで、それぞれがどれだけ状況を理解しているか。

さらには誰と誰が一緒になるのがふさわしいのか。

おそらくそういったことを視聴者にもアピールして意識させたいんだろうなと考える。

和彦はどうやら自分の中で、暢子に好意を抱いていることにうすうす気がつき始めているよね。

持ち前の好奇心としつこさでおよび腰な暢子に食い下がっていたけど。

そんな中助け舟のように登場したのが賢秀。

例によってまたとんちんかんな対応を。

今度は大量に買いつけた石鹸を自分で行商し始める

登場のタイミングが、暢子が困った時とぴったり合っているので、思わず笑っちゃうんだけど。

この兄と妹はよく似ていて、同じような反応をするけど今回は別な色合いで脚色。

本当は頼りにはならないけど、

暢子は兄に頼りたがり、

兄は妹に兄貴風を吹かす。

暢子と早苗

早苗も結婚しちゃうみたいだね😍

早苗もどうやら親戚から紹介された同じウチナンチュウと結婚するみたい。

同じ沖縄県人 設定としては申し分ない❤️

問題は2人のやりとりの中で、

早苗は智が昔から暢子が大好きなことをここで暴露する

激しくうろたえて、否定したくて仕方がない暢子。

この時、暢子は自分がどうしてこんなにも激しく否定したくなるのかそのことにも気がついていないような。

簡単な理由なんだけどね。

暢子は他に好きな人がいるんだよな。

本人は気がついてないけど。

そして、その事は敏感な早苗はたちどころに気がついているような。

脚本家が描きたかったのは、周りに敏感に察知する人がいて、本人は驚くほど鈍感。

その歯車が合わないことで生まれるドラマというか、食い違いの妙。

面白くはあるけど、物語を見ていて視聴者はすぐ気がついちゃうので、それはよしとすべきなのか。

智とデート❤️

フォンターナでなくてもよかったんじゃないか💦

智は自分が食材の卸業者として独立することを宣言。

スナガワフード

そのまんまの名前だけど、智の心意気が感じられた。

ただ、デートの場所にフォンターナを選んでしまったのでは、込み入った話はしにくいんじゃないか🤣

フォンターナの料理は間違いのないものばっかりだけど、これだけ混み合っていれば込み入ったデリケートな話には不向きかなと。

案の定、2人で差し向かいでデートをしているすぐ横になんと和彦と愛。

フタを開けてみれば、結局4人で一緒に食事をしているような。

しかも頼んだ料理は4人ともBのムニエル

コース料理なんだろうなと思うけど、暢子は自分自身がお客さんになって、お客さんの目線から店の様子をチェックしたいと。

料理人ならばなかなか感心な心がけだけど、智にはあまりにも配慮がなさすぎ。

智がどんな思いでデートに食事に誘ったのか、まるで頓着していない。

智は自営業で自分で商売をする夢をまず1つ叶えた。

次なる夢があると話しかけるんだけど、暢子が逃げ回ってしっかり聞こうとしない。

デート会場はフォンターナ

宮沢氷魚君のオフィシャルサイトから

よりによってフォンターナで隣り合わせで4人の食事なんて、あまりにも近すぎるやろ。

智は暢子との将来設計について真剣に打ち明けようとしているのに。

暢子は態度がハッキリしないばかりでなく、こそこそと逃げまわるばかりで、はっきり言うけど全く暢子らしくない。

脚本家の味付けでユーモアな場面もいくつか用意されてはいたけど、見ていて感じたのはオーナー房子のセリフ。

覚悟はできている?

どんな結果になろうとも逃げちゃだめ🙅‍♀️

いくつかあったセリフの中でこれこそが暢子への最大の応援メッセージなはず。

さて不器用な人たちの集まりだけど、この4人のしょうもない恋バナがどんな展開になるのやら(笑)