くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

思い出をたどる

虎に翼1週間振り返り 軋轢と葛藤を乗り越えて

「虎に翼」は物語の3分の2が終了する流れに。 新潟で家庭裁判所出張所の所長としての活動が始まった寅子は、かつて交流のあった人たちと再びまみえることになる。 今週主に中心として描かれたのはかつて一緒に法律を学んだ華族出身の涼子とお付きの玉。 2人…

虎に翼 思いやりの形それぞれ

考えてみると「虎に翼」の残りの放送回数は本編だけで45回。 全部で130回の放送になるので、残り3分の1と言うところか。 物語は法律を題材にしたドラマとして、様々な人間関係を交えながら奥深く丁寧に描かれている。 週の最後に描かれたエピソードでは、今…

虎に翼 親友だから許される独りよがりの幸せ

物語の奥深い作りにひたすら圧倒される。 今日舞台になるのは学校帰りの優未の様子に注目する寅子。 寅子の胸の中では昨日、新潟で話を聞くことになった玉の心。 そして、次の日曜日新潟を訪ねた寅子は玉と涼子2人にそれぞれ本音で語り合うことを促す。 ここ…

虎に翼 計りかねる心の底

物語は思いがけない展開になってきた。 昨日からの続きで玉が寅子に涼子のことで涙ながらの訴えを。 玉は自分が涼子の人生の足かせになっていると訴えた。 自分さえいなくなれば、涼子は自由になれる。 玉は両足が動かないので身障者手帳を取得していた。 そ…

虎に翼 日常に埋もれそうな本音

新潟地方裁判所本庁で、いよいよ刑事裁判の判事をすることになった寅子。 今まで民事裁判は相当数こなしたはずだが、刑事事件は初めて。 寅子が得意とする少年少女の厚生をわかりやすく目指すのとは勝手がまるで違う。 刑法を犯した犯人がいるわけで、犯罪の…

虎に翼 驚きの再会2連発😨

後半に入った虎に翼は物語の展開スピードにいよいよ加速感が増す。 今日描かれた内容も本来ならば2話ぐらいかけても描き切れないほど盛りだくさん。 しかし、この先にも描くべき事柄は多いんだろう。 これでもかと言うぐらいのエピソードが続く。 まず最初…

虎に翼1週間振り返り 新生活あれこれ

今週からは舞台設定が大幅に変わった。 昭和27年の春 新潟県三条市 新潟地家裁三條支部の所長として赴任した寅子は所長としてオールマイティーに様々な仕事をこなさなければならない。 裁判官としてはもちろんだが、今までのように民事専門と言うわけにはい…

虎に翼 求められる司法の重さ

佳境に入ってきた「虎に翼」 判事としてどんな判断をすれば良いのか寅子にとって重い毎日が続く。 特に今週描かれた中で、事務官高瀬の暴力事件に関わる判断がとりわけ難しかっただろう。 穏便に済ませられるように口利きしてあげますよ。 悪魔のささやきは“…

虎に翼 目指すべき大岡裁き

私は本年70歳を超える1ブロガー。 毎朝朝ドラを見て感想その他自分の調べたことを記事にしてあげるのを日課にしている。 普段年金生活者だが、頼まれるままアルバイトなども少々。 今日はめったにないことだが、泊まり明けの仕事の後 付き添いのボランティア…

虎に翼 計りかねる心の奥底

昨日の寅子が川に転落した事故の顛末が詳しく語られた。 高瀬はどうして森口の言葉に激しく反応したんだろうか? ドラマの1番最後に航一の言葉で回答が添えられていたね。 高瀬は自分の兄弟の死をきちんと受け入れられていなかった。 いつものように、村の実…

虎に翼 前途多難な新生活

始まった新潟での新生活。 物語は昭和27年春 裁判所判事としての寅子の仕事は全てを網羅する必要が。 要するに裁判官としてだけではなく、様々な書類の決済や裁判所運営に関わる全般について仕事が舞い込んでくる。 さらには家宅捜査等の令状は24時間対応で…

虎に翼1週間振り返り 希望発展あつれき狼狽の次

見応え十分な1週間だったと思う。 寅子はアメリカの視察旅行から帰国。 これからの家庭裁判所のために全力で努力することを再び心に誓う。 そして猪爪家の家族たち。 一家の大黒柱寅子のためにふさわしい家族でいなければと自らにプレッシャー。 とりわけ娘…

虎に翼 全てが生まれ変わるとき

物語の最後に語られたのは昭和27年の春。 場所は新潟県三条市。 寅子は優未と共に新たな赴任先での生活を始めていた。 今日はそこに至るまでの東京での 生活の別れの様子などがたっぷりと。 特に家庭裁判所の多岐川たちのお別れ会は崔香淑との2人だけの会話…

虎に翼 極限での修復作業

不思議なもので何かを一生懸命頑張っているときは、人は自然と不必要な情報を淘汰して必要なことだけに集中できるようになっているらしい。 物語で描かれたのは、寅子が仕事に全力投球している傍で起こる様々な事柄が寅子の気持ちとは裏腹な振る舞いをしてい…

虎に翼 すれ違い

どうやら物語の本格的な展開が始まったかもしれない。 全力で仕事に邁進する寅子は果たして自分の周りがきちんと見えているのかどうか。 寅子を絶賛する声とは裏腹に本人は思い込みだけで行動してしまっているような。 そして、一度狂い始めた歯車が気がつい…

虎に翼 整えられた体裁

物語はネタバレ情報がしっかり出回っているので、たいていのストーリー展開はあらかじめ知ることができる。 今日の放送で触れられていたアメリカ視察旅行もご多分にもれず。 しかし、今日の放送を見て驚いた。 なんとアメリカでのエピソードは映像その他一切…

虎に翼1週間振り返り 時代を引き継ぐ者たち

「虎に翼」は物語全体から見ても折り返し地点。 法曹家として激務をこなしつつ暮らす寅子。 彼女は人手不足なこともあって、複数の仕事を同時進行でこなさなければならなかった。 重要な仕事がいくつも目白押しで気が抜ける暇もない。 今週は先週の「愛のコ…

虎に翼 心からわかりあうために

1週間の締めくくりとなるエピソードが終了。 問題が山積した中で、寅子はいかにして苦難を乗り越えることができたのか? 物語の冒頭で語られたのは穂高教授の謝罪の場面。 寅子と教授がそれぞれの気持ちを告白し合う形で描かれた。 謝らなければいけないと考…

虎に翼 全てを受け継ぐために

いよいよ佳境に入ってきた虎に翼。 寅子は裁判官として1人の少年の親権問題に関わっていた。 日本人の父とフランス人の母を持つ混血少年 梶山栄二は決して心を開こうとしない。 さらに親権を持つことを両親ともに拒否。 普通はその逆の場合が圧倒的に多いけ…

虎に翼 時代が変わる意味

相変わらず毎日忙しい寅子。 本当はもっと触れ合う時間が必要な娘優未との関係。 裁判官としての仕事はもとより相談員としての業務も。 仕事に忙殺される。 いくつかのエピソードとともに物語は昭和25年10月の設定となっていた。 すでにこの頃になると日本の…

虎に翼 共同作業がもたらすもの

物語の設定は昭和25年6月と語られる。 これは寅子と航一が共同で作業を進めた星朋彦が著した書籍を改訂した後の発行日。 語られた内容によると、日常生活と民法の改訂著は発行前に著者星航朋彦が亡くなったと言うことに。 今日描かれた物語は寅子と航一が休…

虎に翼 忙しさの果てに

聞くところによると、この物語はどうやら後半に入ったとのこと。 今週からは同じような登場人物ながら内容がさらに進展するような雰囲気。 新しく登場する配役も。 先週からの流れを受けて、「愛のコンサート」で大成功を収めた寅子は茨田りつ子へのインタビ…

虎に翼1週間振り返り 求められた愛の裁判所

「虎に翼」は最近の朝ドラの中では視聴率の好成績が続いていると聞いた。 ドラマは、脚本家 制作スタッフ、そして俳優たちの自在な演技によって巧みに作られているが、とりわけこの1〜2週間で大きく盛り上がってきた。 今週のエピソードの中で中心となって…

虎に翼 誰かを幸せにするために

「虎に翼」は今週最後のエピソードが描かれた。 昨日までの流れを受けて、ついに愛のコンサートが開幕。 朝ドラの物語をまたいで登場した茨田りつ子 彼女は、自分の持ち歌「雨のブルース」を。 コンサートは大成功のうちに終了。 りつ子がコンサート終了後の…

虎に翼 全ての思いが報われるとき

梅子の物語はついに今日決着を迎えることに。 大庭家の遺産相続は混迷を深めるばかり。 全く落としどころが見つからない。 寅子も轟たちも対応のしようがない有様。 家族がそれぞれ自分の言い分だけを主張して全く助け合おうとしない。 物語は大庭家のいのな…

虎に翼 知ると理解は別もの

今週描かれる「虎に翼」の中心はかつて一緒に勉強した梅子の家族。 週の初めで劇的な再会を果たした寅子と梅子。。 梅子は夫から離婚届を突きつけられていたはずだったが、実際は違った。 彼女は三男を連れて家出したがあっさり連れ戻され、その直後夫が寝た…

虎に翼 再会の陰で…

昨日十数年ぶりの再会を果たした寅子と梅子。 物語の展開をじっくりと見守ることに。 昨日も述べた通り、梅子は3男の光三郎と大庭家を出たことになっていた。 しかし、10日ほどで連れ戻されてしまったらしい。 やはり、息子を1人連れていたことが致命的だっ…

虎に翼 愛の裁判所に持ち込まれる案件

「虎に翼」は中盤に差し掛かっているだろうか。 寅子は家庭裁判所の判事としての仕事も請け負うことに。 念願の裁判官になれたと言っていい。 しかし今までも多忙を極めていたが、さらに忙しくなりそうな気配。 昭和24年の春、猪爪家ははるが亡くなってから…

虎に翼1週間振り返り 伝える思いとつむぐいのち

昭和24年当時を描く物語なので、戦後の混乱する国内の様子が克明に伝わってくる。 寅子は家庭裁判所の設立に尽力。 無事、務めを果たせたかに思えた。 しかしそこは復興途上の日本国内の様々な問題のるつぼと化していた。 この時代、戦災孤児の爆発的な増加…

虎に翼 思い出が導く未来

今週の締めくくりとなるエピソード。 この1週間で物語は大きく動いたと思う。 何よりも猪爪家の心の中心とも言うべき母親はるが亡くなった。 物語の冒頭では"お骨"になって帰ってきた母親の祭壇の前で家族全員がお参りする様子が描かれた。 感動的なと言って…