思い出をたどる
佳境に入った物語。 感じるのは登場人物をはじめ、ドラマのさまざまな設定がオリジナルっぽいこと。 ライバルとされる水城アユミは美空ひばりがモデルと思われたが、聞くところによれば江利チエミの方が近いらしい。 物語の設定ではかつてスズ子が憧れた大和…
物語の設定は昭和31年秋。 既に終戦から10年以上が経過した。 私自身の幼い頃の記憶とも被る。 この当時の経済白書で政府が用いた言葉を今日の題材にさせてもらった。 スズ子は羽鳥善一とのコンビも既に10年以上が経過してて人気に陰りが。 今週からはスズ子…
カウントダウンの始まったブギウギ。 モデルの笠置シズ子にも起こった有名な事件が、今週の題材。 それは、一人娘の誘拐事件。 誘拐は成功する事はなかったが、少なくともスズ子たち家族を震え上がらせた。 スズ子はこの頃、推しも押されぬ大歌手として成功…
1週間の締めくくりとなるエピソード。 スズ子のモデル笠置シズ子の人生さながらに娘の誘拐事件がテーマに描かれた。 スズ子は一人娘愛子の子育てと仕事に忙しい日々を送る。 さらには都内に大きな邸宅を建てて悠々自適な毎日のはず。 しかし、有名人ならでは…
じっくり見てみると、今日のブギウギはかなりユニークな出来上がりになっていたと思う。 早々に誘拐事件の犯人は捕まると思ってはいたが、その前後のストーリー展開がなかなか味わい深い。 予告編の映像も所々に本編として流れていたが、今日見ることで辻褄…
モデル笠置シズ子の人生にもあった通り、誘拐事件が物語で取り上げられるように。 昨日から描かれた事件の内容は、脅迫電話とつぎはぎの文字で作った脅迫状。 笠置シズ子の場合はこの物語の設定よりも早い時代に起こっている。 この時代、プライバシーなる考…
ブギウギが今週描く内容は史実にも伝わる笠置シズ子の娘に起こった誘拐事件がテーマ。 ネットで調べれば詳しく出てくるので、結果として事なきを得た内容にはなっているが、ここで注目すべきは当時の社会情勢が大きく関わってくる内容なこと。 物語に戻って…
物語の設定は昭和26年11月 戦後は多少時間が経って、世の中はそれなりに落ち着きを取り戻し発展するような様子。 物語の主要な登場人物作曲家「羽鳥善一」は2000曲作曲を祝う会が催されることに。 善一らしい不思議なこだわりで物語はユーモアたっぷりに描か…
カウントダウンの始まったブギウギは、ここへ来て物語の展開スピードが加速しているような。 先週スズ子に新しいマネージャータケシがやってきたと思ったら、今週はもうアメリカ行きの物語。 アメリカへ行く前にコンサートを開いて、ファンに自分の歌手活動…
1週間の締めくくりにふさわしいエピソードだったのではなかろうか? ここ最近は朝ドラを見ながら涙ぐむ日々が続いていたが今日の物語も同じ。 スズ子の実の母親キヌと再会するシーン。 お互い本当の親子であることがわかっていても、名乗り出ることがはばか…
考えてみればスズ子が梅吉の実の娘でない事は昔から誰もが知っていた。 以前、里帰りしたときにスズ子は自分の出生の秘密を知ることになった。 何度も物語の中で語られてきたことだが、スズ子は自分の秘密を知らなかったことにして、今まで生きてきた。 どう…
物語のてきぱき感が際立つ語り口。 アメリカ公演から帰ってきたスズ子。 愛子との再開を果たしたスズ子は思わず感極まって、涙ぐんでしまう。 渡米の時、あれだけぐずっていた愛子はいざ再会するとはにかんで人の影に隠れようとする。 愛子を演じている小野…
スズ子はいよいよアメリカに出かけることになった。 歌手としてさらなる飛躍と成長を求めて。 しかし、アメリカには愛子を連れて行くことができない。 母親として切ない思いを抱きつつも何とか娘の説得を試みるが、幼い愛子に伝わるはずもなく。 スズ子は渡…
物語の設定は昭和25年6月とあった。 いよいよスズ子にアメリカ行きの話が持ち上がる。 ドラマを見ていて感じたのだが、この頃はまだ戦後間もない時期と言うこともあるんだろうかアメリカへ渡航するには、GQの許可がいるんだそうな。 許可は子連れではダメら…
既にカウントダウンの始まった「ブギウギ」 スズ子は、今では大スターとして常にヒット曲を求められる存在に。 師匠の羽鳥善一の言葉によれば、音楽が仕事になってしまっては今までのように楽しく嬉しいものはできにくい。 スズ子は安心して子育てを任せられ…
ブギウギは残すところ、今月いっぱいの物語。 スズ子の周りからは大勢の人がいなくなり新しい出会いもちらほら。 今週から登場した新人マネージャー柴本タケシはどうやらいまひとつ仕事に身が入らない。 までの山下マネージャーは、自分の代役としてタケシを…
今まで頼りにしてきた山下マネージャーがどうしてもマネージャーを辞めたいと言う。 スズ子にとって最も頼れる存在だった山下。 彼は愛助が亡くなりトミ社長が亡くなったことで、緊張の糸が切れてしまったと語っていた。 さらにスズ子はこれから新しい人と一…
昨日のエピソードの最後に告げられた衝撃の事実、愛助の母トミが結核で死亡。 今朝始まった物語は既に大阪で行われた村山トミの葬儀の時の様子。 どうやら亡くなった本人の希望もあって事実をひた隠しにしていたようだ。 トミは愛助がなくなった後、いくらも…
今週のエピソードはまだ2日目なので、この先どのような展開になるかはわからない部分が多い。 「ブギウギ」の大きな特徴として、ストーリー展開がキビキビしていて、素早いこと。 しっかり見張っていないと次々と新しいことが起こってくる。 先週から描かれ…
物語の設定は昭和25年春とあった。 戦後5年が経ったことになる。 記憶をたどれば私は昭和28年生まれなので、私自身も戦争中の記憶を引きずったまま生まれてきたのかもと感慨深い。 スズ子は芸能活動に忙しい。 先週から登場してきたお手伝いさん大野晶子さん…
物語は戦後からやや時間が経った時期を描いている。 どうやら、戦後から5年が経って1950年のナレーションを確認。 スズ子は相変わらず歌手活動や映画撮影などの仕事も入って、順風満帆な芸能活動を続けていた。 しかし、スズ子にとっては愛子の子育てが同時…
スズ子と愛子は親娘だがそれ以上に姉妹のような離れられない不思議な関係。 1週間締めくくりとなるエピソードで描かれたのは、昨日から登場したお手伝いさん 大野晶子さんの存在が愛子とスズ子の頼もしい助っ人になる様子が詳しく。 大野さんを演じる木野花…
明日1日を残して今週のエピソードには、誰もが期待するきちんとした回答が出されたような。 昨日までの1連の流れで週刊誌記者鮫島の策略で、不本意な関係になってしまったスズ子とりつ子。 お互い、こんなはずではなかったと思いながら自分の正直な気持ちを…
今も昔も変わらないが、タブロイドの記者たちは悪者扱いされる。 ブギウギには悪役は登場しないと思ってはいたが、どうもそうではなさそう。 週刊誌「真相婦人」の鮫島記者は、巧妙な罠によってスズ子とりつ子を誘導。 お互い相手のことを批判し合う形での対…
いつの時代でもそうだが、週刊誌やテレビなどゴシップ記事の記者は山ほどいる。 物語で描かれた昭和24年当時だと登場する鮫島以外にも似たような記者たちは山ほどいたはず。 そして本当のことを3割程度、後は面白おかしく7割を捏造で固める。 そうするといか…
ブギウギはいよいよ残りを数えれなければならないほど押し迫ってきた。 物語の設定は昭和48年の夏。 すくすくと育った愛子はやんちゃざかり。 目を離すと何をしでかすかわからない。 スズ子は愛子の子育てやそれ以外の家事もこなしながら忙しく活動していた…
物語が描かれた1週間は昭和22年から昭和23年にかけて。 戦後の復興期の始まりとされる年代。 戦前から芸能活動を継続してきたスズ子は戦後になっても愛子を連れだって歌手活動を。 この時代既に芸能記者なども存在したらしい。 あることないこと面白おかしく…
この1週間の物語の流れは、今までの朝ドラの中でも間違いなく筆頭に位置するほどの説得力があったように思う。 スズ子は変わり果てた姿の幼なじみタイ子をなんとしても助けたいと。 タイ子によればスズ子のおせっかいは筋金入りとのこと。 しかし、今回のス…
今日のエピソードを見ていて、思わず涙ぐんでしまった。 戦争さえなければこんな事は起こらなかったんだろうと思っては見ても、それは歴史なので。 物語の中心に据えられていたのは、スズ子の幼なじみタイ子ちゃん。 彼女の人生が本人の口からセリフとして語…
今週から登場したラクチョウのおミネ。 彼女は、ガード下の街娼の取りまとめ役だった。 演じているのが田中麗奈。 女優さんだけあって、さすがにまだまだ若い。 1980年生まれなので、今年44歳になる。 さて、彼女が演じているおミネはスズ子の元に怒鳴り込ん…