くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ビゼーとシューベルト 思いがけない共通点

 

驚くほど短命だった2人の作曲家

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ビゼー36歳 シューベルト31歳

 

 

目次

 

驚くほど若くして亡くなった2人の作曲家。

なんといっても若かったのはシューベルト。

死因は様々なことが言われているが、どうやら水銀中毒との説が有力である。

シューベルトは生涯独身で通したのだが、それなりに女性関係もあったようで、聞くところによると、どうやら梅毒にかかっており、その治療で水銀が用いられたらしいのだ。

今のような抗生物質も何もない時代なのでそういったことになるのだろうか。

中毒症状のあげく亡くなっている。

ビゼーも若くして亡くなっている。

彼の場合は、リュウマチを患っていて、そのせいで心臓発作を起こしたせいとされる。しかし調べてみると、敗血症が元で亡くなったとの説もあって、いまひとつはっきりしない。

しかしながらビゼーは調べてみるととても気が短い面があって、いつもイライラしていたらしいのだ。

そのせいで自分の身を痛めたとの意見なのだが、命を奪うほど気が短かったのだろうか。

作曲家としての知名度

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ビゼー作曲カルメンの1場面

エルセーヌ

ビゼーは「歌劇の王」と呼ばれる。オペラを作ることに関して大変な才能を発揮した作曲家と言えるだろう。

「カルメン」や「アルルの女」などおよそ歌劇の中では知らぬものがいないほど有名。

しかし、ビゼー本人が存命中は決して成功する事はなかったのである。

彼が亡くなった後に数ヶ月経った後の演奏会で大好評を博している。

皮肉なものである。

大体、作曲者本人が存命中に大好評を得たような曲はクラッシック音楽全体の中で一体どれぐらいあるのだろうか。

ベートーベンのようなあれだけ名声を博した作曲家でさえ、初演から成功しているのは、作曲した曲 全体の半分位だろうか。

特に、ロマン派以降の作曲家たちは必ずしも初演で成功できていない場合が多い。

ビゼーはこの有名な2曲の他にも、「真珠採り」などいくつかのオペラを作曲している。

若くして名曲の数々を生み出せるほど彼には実力が備わっていた。

特に記憶力の点で他に類を見ないぐらい優れていたと聞く。

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シューベルト歌曲魔王より イメージ

シューベルトは歌曲の王と呼ばれることが多い。

彼は歌詞のついた曲をたくさん作曲して、そのメロディーも詩も有名なものが多い。

しかし31歳で亡くなったこの作曲家の人生はほぼ報われる事はなかった。

このように作曲をして披露してみたところでそれが収入につながる事はあまりなかったようだ。

シューベルトの有名な逸話としてベートーベンを尊敬していた点が挙げられる。

作曲家になりたての頃、シューベルトはベートーベンの真似をして古典派と呼ばれる領域の曲を作ろうとしていた。

しかし、やってみると必ずしもうまくいかず、音楽そのものとしてはベートーベンが好みではなかったようだ。彼が大好きだったのはモーツアルトだったと聞く。

曲の作り方等も逸話が残っているが、ほとんど書き直しすることなくいきなり楽譜に清書していったようなのだ。

この辺の素早い反応はモーツアルトそのものである。

また曲が売れずに貧乏するあたりもモーツアルトと似ているかもしれない。

まとめ

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シューベルトはこのようなサロンでとても人気があった

シューベルトには親友が多かったようだ。

このようなサロンで仲間たちの求めに応じて曲を披露していたらしい。

人気ものであり、音楽家としての評判も申し分ないものではあったのだが、作曲家や演奏家として収入を得るには厳しいものがあったのかもしれない。

同様の音楽活動をしていたのがベートーベンであるが、ベートーベンはそれなりの収入を得ていたので、そういったことに憧れてベートーベンを尊敬していたのかもしれない。

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組曲アルルの女ではゴッホの絵が使われることが圧倒的に多い

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「カルメン」も「アルルの女」もビゼーの代表作ではあるが、この2作品で描かれるのは、男を手玉に取るような奔放な女たち。

ビゼーは女性関係においてもフランス男らしく、少しだらしのない部分があったのかもしれない。

ビゼーの家では、お手伝いさんとして若い女性を雇っていたのだが、こともあろうにビゼーはこの女性を妊娠させている。

フランスの作曲家はなぜか女性関係にルーズなものが多いかもしれない。

有名なところではドビュッシーの女癖の悪さが当時も評判であった。

シューベルトとビゼーの作曲家2人の共通点は、ともに詩のついた歌曲の作曲が得意だったこと。

そして2人ともクラシック音楽の作曲家の中では驚くほど早逝であった。

クラシック音楽の作曲家たちは正直言ってあまり長生きできないような傾向があるようだ。

モーツアルト然り、ベートーベンも50代半ばで亡くなっているのである。

それだけストレスのかかる仕事なのだろうか。

しかし、2人の残した曲はそのどれもが名曲として今も輝き続けているのだ。

短い人生ではあっても、作曲家としての輝きは今もなお充分発揮されているのである。

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