くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

映画で表現するとこうなっちゃうモーツアルト

 目次

 

ウォルフガング アマデウス モーツアルト

 

映画アマデウスで取り上げられてさらに面白みが増しました

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クラッシック音楽好きでない方もこの名前を知らない人はおそらくいないでしょう。

 

ドイツの作曲家神童モーツアルトですよね。

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以前から言われていた事はそこ知れぬ豊かな才能でした。

 

 30歳そこそこ(35歳)で死んでしまうまで、莫大な量の作曲!交響曲、歌劇その他もろもろ

 

数えればキリがありませんね。

 

しかしもう随分前の映画になりますがこのアマデウス

 

遊び心満載のとてもユニークなな映画でしたね。


Mozart Vs Salieri

映画の1シーンですね。

 

映画は事実をもとにフィクションとして物語が進むんですが、映画の中であのサリエリがモーツアルトを論評する部分があるんですよ。

 

映画の中ではサリエリがモーツアルトの奥さんに取り入って、楽譜を手に入れるくだりがありました。

 

楽譜を見たサリエリは、その時驚愕したんだそうですよ。

 

モーツァルトの曲は何度も演奏を聞いていたのですが、どのように作曲していたのかは実は謎だったのですね。

 

楽譜を見たときにサリエリは覚るんです。

 

モーツアルトの驚愕な作業

 

モーツアルトは曲作りをするときに、あらかじめもう全ての曲が出来上がっている

 

楽譜に書き写すときには、ただ作業するのみで、楽譜に起こしてから、様々悩むとか考察するとかは無いんだそうですよ。

 

サリエリが感心していたのはそこでした。あれだけの曲を全てあらかじめ作り上げてしまっている。 楽譜には直した跡や、訂正した跡が全く見られない。

 

実は映画を見ていてこの部分はとても感心したのですが、これとは逆の対照的な作曲家のことを思い出しました。

 

それはあの楽聖ベートーベン

 

ベートーベンの仕事ぶり

 

ベートーベンは一旦作った曲を、しつこい位書き直しをしたのだそうです。

 

楽譜の小節や、センテンスを何度も書き換えるうちに、五線紙がすっかり汚れてしまうので、小さな紙のピースを直すべきところに上からペタっと貼って訂正としたんだそうです。

 

さらにその訂正は1回きりではなく、何度も繰り返すので紙は何枚も貼り付けることになり、ベートーベンがどのように考察していったのかがそこからもよくわかるらしいんですね。

 

傑作だなと思ったのは、1番最後に貼り付けたものが正解になるんですが、実は紙を何枚もめくって1番最初のところにたどり着いた時に最後のものと同じだったことがあったんだそうです。

 

このことを知って実は笑ってしまいました。

 

さて映画の中でのモーツアルトは、破天荒な音楽オタクとして描かれていますが、モーツアルトにはお金で困った時代が結構長くあったんですね。

 

モーツアルトの様々な作曲は彼の仲間からの要請に基づいて始まったもの。

 

彼の友達の中には舞台俳優たちも結構いたのです。

 

彼はそれらの俳優たちから自分たちのための曲を作ってほしいと頼まれるわけですね。

 

その時に、今までと少し違ってわかりやすく、つまりヒーローになる主旋律が1つあって、周りはそれをひたすら助ける言ってみればとてもわかりやすい作曲でした。

 

実はクラシック音楽の世界では、モーツアルト以降はこのようなモノフォニックな作曲方法が多く取り入れられるようになったんです。

 

つまりわかりやすい主旋律が 1本通る。

 

それまでは、バッハなどに代表されるように主旋律は少しずつ変化して、次々とバリエーションの異なる旋律が重なっていくポリフォニックな作曲方法です。

 

しかしながらわかりやすい作曲とは言え、モーツアルトの音楽は、まさに輝くような響きを持っていたと今でもそのように解釈されます。

 

聞き手の側をどうすれば楽しませてあげられるのか、モーツアルトの様々な曲を聴くたびに底知れぬ才能を感じずにはいられません。

 

モーツアルトの葬式は驚くほど質素でした

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諸説はあるのですが、どうやらモーツアルトは葬儀のための費用ほとんどなく共同墓地で、最下級の埋葬されたようです。

 

つまり共同墓地で他の遺体と一緒に埋葬され、おいそ10年経った後にはその墓地もいっぱいになるので、一旦中の遺骨を全て掘り出しよそへそのままゴミのように処分してしまう。

 

まとめ

 

信じられないことですが、あの神童モーツアルトはどこに遺骨があるのかわかっていなんですね。これからもわかる事は無いはずです。

 

今あるお墓は拝むための墓であって中にモーツアルトが眠っているわけでははありません。
 

 あの有名な黒柳徹子さんが、テレビの番組でこのことをお話しされて“信じられない”と言って嘆いておりました。

 

また、モーツァルトの楽譜もずいぶんあちこちに散乱したようですね。今はケッヘル番号で分類されているようですが、いまだに研究は続いているんですね。

 

クラシックファンならモーツアルトは絶対に外せない作曲家でしょう。

 

かく言う私もあの光り輝くような音を聞くたびにときめいてしまうんですね。