つい何日か前に始まったと思った大相撲だが、今日はもうすでに11日目。
いよいよ優勝を占う時期に来たのかも。
今場所は横綱も大関も調子が良かったので場所は大いに盛り上がり、引き締まったと言える。
もちろん、休場力士もいたし、期待はずれに終わりそうな力士たちもいる。
しかしコロナ騒動の中、これだけの場所が運営できたのだからよしとするべきか。
目次
充実した上位力士
11日目を終わった内容で見ると 、一敗力士が3名で並ぶ混戦模様。
つい5分前までは白鵬の一人旅だと思ってはいたが、今日の千秋楽でなんと白鵬が大栄翔に不覚をとってしまうと言う大波乱。
この内容の相撲だけは予想できなかった。
昨日までの白鵬ならば今日のようなミスはほぼあり得なかったのだが。
立ち会いで何を焦ったのか、少し空回りしたようなところが。
相手に付け入る隙を与えてしまったのだ。
これで状況はわからなくなった。
白鵬、朝乃山、照の富士3人で優勝を争うことに。
世代交代の時期
すでに第一人者の横綱たちも30半ばになる。
本来ならばいつ引退してもおかしくない位の年齢。
後進が育たないのも世代交代が進まない一因なのかも 。
しかし大関の朝乃山、貴景勝をはじめ、関脇にいる御嶽海、正代など、20代の実力者たちも少しずつだが育ちつつある。
彼らも一旦波に乗れば、大きく勝ち星を伸ばして上位に登っていける可能性はとても大きいだろう。
相撲を見るたびに思うのだが、日本人横綱がいなくなって久しい。
どうしてもこの目でもう一度日本人横綱を見たいと思う相撲ファンは私だけではあるまい。
一番近い位置にいるのは朝乃山だろう。
少なくとも来年中には横綱になってほしいもの。
親方も確かそのようなことを言っていたような気がする。
優勝を予想
今日の相撲を見てみて少しハラハラドキドキ感が出てきたが、
やはり優勝候補の最有力は白鵬。
対抗馬として朝乃山。
照の富士にも可能性はあるが、相撲の実力から見ても、他の2人に匹敵するとはちょっと思いにくい。
がっぷり4つに組めば照の富士の力も大関クラスなのは認めるが 、白鵬や朝乃山がそんな相手十分の相撲を許すはずもなく。
またこの調子で行けば幕尻の照の富士が一敗の白鵬や朝乃山と対戦する可能性は低い。
可能性があるとすれば同率で並んだときの優勝決定戦になるが、しかし白鵬と朝乃山の直接対決がまだなので、照の富士との対戦はやはり可能性として低いのかも。
しかし今場所は今日終わった段階で見ればよく盛り上がっている。
相撲ファンにしてみると大いに納得できるし、満足な取り組みが見られていると思う。
このまま最後まで盛り上げきって欲しいもの。