寅子たち女子部のメンバーは、3年間の前過程を終了して、いよいよ本科で男女共学で勉強することになった。
全体で6年のうちの半分が過ぎたことになる。
今日からはいよいよ本科で男女共学の勉強が始まることになる。
物語的にも新しいメンバーが加わって展開にもさらに賑わいが。
今までお見合いの経験はあっても浮いた話は1つもなかった寅子。
新たな男性諸氏との出会いで、どんな物語が展開されるのか興味津々。
今までのストーリーでほとんど出番らしい出番がなかった穂高博士もどうやら講師として登場してくるような雰囲気。
さらに物語の登場人物もそれぞれより詳しく描かれることになる。
唯一の妻帯者梅子の夫も物語の最後の方で登場。
現役の弁護士で民事訴訟の専門家とのこと。
先週まで物語の中心にいた山田よねは相変わらず大切な役柄で描かれるような。
法廷劇上演の時のトラブルで、ヤジを飛ばしていた犯人も実は同じクラスの学生だと知ってびっくり。
まだ始まったばかりの物語で、男性諸氏の詳しい事はこれからになるがどうやら簡単にくれる話ではなさそう。
特に年頃の男女が同じ教室で勉学に励むとなると、多少なりとも浮いた話の1つや2つありそうな雰囲気ではある。
この時代、最先端の勉学の場を提供していた明律大学だったが果たして実際のところはどんなふうに描かれるのだろうか?
目次
女子部法科卒業を受けて
考えてみれば、寅子は20歳を過ぎているのでビールなどアルコールを飲んでも問題なかったわけだ。
猪爪家でのパーティーの様子。
やっぱりと言うべきか、花江と直道の間にはしっかりと長男も誕生していたね。
この辺を説明したら、とても物語が煩雑になって収拾つかなくなっちゃうから。
この先の様々な展開を考えると、やっぱりはしょるしかないんだろうね。
うまそうにビールを飲む寅子の様子が雰囲気が伝わってかなりユニーク。
間違いなくコメディーを意識して作ったはずの物語だが、何故かちょっと重めに感じてしまう。
いわゆるお笑いではないのでそこは軽いノリでは描かれないのかもしれない。
男女の出会い😅
初めて本科で学ぶことになったが、女性のメンバーは寅子たち5人のみ。
今日から登場する男子学生たちは多数いても、まだ初めてのメンバーがほとんど。
当たり前のことだが、年頃の男女が同じ場所にいることになるので、それなりに関係が深まる場合だって想定される。
今日描かれた中で注目するのはこの人かな?
他にも何人かいたけど、よねに股間を蹴り上げられた学生も。
みんな法律を学ぶ者同士。
仲良くしたほうがいいに決まってる。
学ぶことの意味
この頃、法律が変わって女性が弁護士になる道も開かれることに。
それまでは女性は参政権はおろか、ほとんどの権利が否定されていたようなもの。
男女が平等に社会で働くなら、仕事もなるべく共有できるものはそのほうが良いに決まってるけど。
今でも男女平等は声高に歌われるけどいざ実際に始まってみると難しい場合が多いかもしれない。
もともと男子と女子では持ち味がまるで違うのだ。
歴史的に見ると、世の中を運営してきたのはほぼ男の場合が多いかもしれない。
しかしだからといって、世の中の主な取り決めを全て男が牛耳ることにはならないだろう。
何度も言うように、女性と男性は明らかに持ち味が違うのだ。
平等は建前としては納得できるかもしれないが、いざ何かが始まった時は案外思い通りにはならない。
それぞれの持ち味が生かされるような環境作りの方が圧倒的に大切だと。
それぞれの事情
今日描かれた中でユニークだなと思ったのはよねが法廷劇のときヤジを飛ばした輩を見つけたとき。
そして、気に触ると相変わらずムキになるところは彼女のキャラクター。
よねは自らの生い立ちから、どうしても男女の関係には冷静な反応ができにくい。
男を憎む気持ちが強い。
それでもこれからはいろんな出会いがあるわけで女を捨てたはずの彼女も、いずれは女として誰かと添い遂げるのかもしれない。
今日1番の驚きの登場人物は梅子の夫が登場したこと。
彼女の夫が弁護士なのは以前のエピソードで紹介されていた。
民事訴訟の専門家として、穂高博士の代わりの講師を務めることになったらしい。
彼も役者としては、様々なドラマで見かける顔。
記憶に残るのは大河ドラマどうする家康で家康の父親を演じていたと思う。
ここでわざわざ登場してくるからには、家庭的に何かアピールするものがあるのかもしれない。
明日以降のエピソードで明らかになると思う。