今日のエールで描かれたのは福島三羽ガラスの1人
佐藤久志君の子供時代のエピソード。
彼は政治家の息子で、実は家庭的にちょっと複雑な事情を抱えていたんだよね。
お父さんが再婚で、本当のお母さんは3年前に離婚をして家を出て行った設定に。
幼い久志君は実の母親のことが忘れられずに、内緒で行動を起こしたが、厳しい現実を突きつけられて成長さざるを得なかった。
裕福だけど、心が満たされることなく過ごすしかなかったチビ久志君
今日はそんなエピソードを副音声の落合さんも優しく見守る。
目次
久志君の2人のお母さん
ドラマの中で出ていた佐藤家の家の中の様子。
当時の世情では驚くほど裕福な家庭だったようだ。
なんといったって家政婦さんが1人いて、両親と久志君。
決して大家族ではないが、子供部屋にしては広すぎるほどの間取りとびっくりするほど豪華な家具。
そんな中、実のお母さんのことをどうしても忘れることができない幼い久志君。
そのお母さんから届いていた手紙が久志君にとっては宝物。
そして手紙の消印をもとに追跡調査をすることに。
後妻でやってきたお母さんも決して悪い人ではない。
久志君のことを親身になって世話しようと毎日心を砕いているのだ。
そうはいっても、そんな真心が幼い久志君に届くはずもなく。
実のお母さんを忘れられない
訪ねてたどり着いた住所にはすでにお母さんはいなかった。
もうしばらく前に引っ越して出て行ったとのこと。
途方に暮れる久志君。
そんな中、偶然に1人いた神社の境内でお母さんとおぼしき女性を見かけてしまうのだ。
思わず
お母さん‼️
そう叫んでかけよろうとするが、衝撃の事実を目撃してしまう。
なんとお母さんには新しい旦那さんがいて、しかも赤ちゃんがいるではないか。
自分にとってたった1人のお母さんのはずだったが、既に過去を捨てて新しい人生を歩き始めていたのだ。
幼い久志君を打ちのめすのに十分な現実。
もう何もないんだと子供心に悟る久志君。
自宅に戻った時に生まれ変わっていた久志君もしっかりと描かれていたね。
継母だった母親をきちんとお母さんと呼ぶことができた。
このときの副音声の落合さんがなんと心優しいコメントをしたことか。
苦しみが男を強くする!
幼い久志君が生まれ変わった瞬間でもある。
藤堂先生とのエピソード
神社で見かけた実のお母さんの新しい姿。
その姿は人は時間とともにどんどん変化していく厳しい現実。
いつまでも自分が思い描くような姿ではいないと言うことだ。
ずぶ濡れの中、学校で1人たたずむ久志君を理由を聞くことなく受け入れてくれる藤堂先生。
そして、一緒にふるさとを歌うのだ。
画面は変わって現代の久志君。
後にも先にもあんな大声で全力で歌ったのは初めてだったなぁと述懐。
そこはいつもみんながいる鉄男君のおでん屋さん。
ナレーションでかぶさってくる落合さんの
それじゃぁ、私もいっぱいやろうかな
わずか15分の中で描かれたショートストーリー的な物語。
次に来る物語をきちんと描くためには今日のエピソードが必要だったんだろうなと見ていて感じたもの。
いよいよ明日からはコロンブスレコードの新人発掘オーディション。
そしてさらに放送再開まであとわずか。