賑やかな古山家だが、皆それぞれ進む道は違うようだ。
特に祐一君に憧れて弟子入りしてみた五郎君。
思い通りに学ぶことができずに、悩みを深めるばかり。
さらに五郎の優しさに気がついて胸の高まりを感じる梅ちゃん。
やっぱりこの2人の思いは本物だったのかも。
そんな中で新たな道筋が見えてくる。
目次
梅と五郎
思い通りに作曲することができない五郎君。
それでも何とか前へ進もうと努力をし続ける。
そんな中、祐一君のお使いでコロンブスレコードの廿日市氏に面会。
さりげない会話の中で廿日市氏の痛烈な言葉。
この世界でものを言うのは才能
1に才能 2に才能 最後まで才能
それがなければ、飯なんか食えやしない❗️
実はこの言葉は五郎君を激しく打ちのめす。
確かにまともに作曲できていない以上、祐一君からは何も学んでいないのに等しい。
そのことを激しく思い悩むのだ。
そんな彼を見ている梅ちゃん。
少しずつ彼の優しさに気がついていて、そして自分の味方でもあると感じ始めている。
細かな気配りができて、何よりも自分の文学をこよなく愛してくれている。


五郎君の1番の良いところは優しさだろうか。
自分が好きになった物を心から愛でる。
慈しむ心が元から備わっているのだ。
実は、この後梅ちゃんは五郎君に正直な胸の内を告白することに。
梅ちゃんの相談相手は久志君
自分のせつない胸の内を誰に相談しようかと思った時に真っ先に思いついたのは久志君。
彼は経験豊富なプレイボーイとして勇名を馳せていた。
最初、勘違いをして自分に告白されたと思った久志君。
話を聞くうちにどうやらそれは自分じゃないなと悟る。
相手の事はともかく梅ちゃんに教えてあげられる事は
それ 恋だよ❤️
指摘されて初めて納得する梅ちゃん。
そうかぁ これは恋なんだぁ😍
彼女にとってもはじめてだったのかも。
そして久志君からは自分の気持ちに正直に生きることだよとさとされる。
この相談内容を受けて告白することになる。
梅ちゃんからはじめに告白のように映るけど、酔っ払ったときに五郎君が書斎の寝床のやり取りで、彼が先に告白しているようなもの。
酔っ払っていたので本人は気づいているかどうかはわからないけれど。
告白
神社の境内での告白のシーンはちょっとした恋愛映画を見るような不思議なときめき感があったね。
悩みを深める五郎君にそっと寄り添う梅ちゃん。
あなたはだめな人じゃないよ。
私はだめな人を好きになったりしない。
これが一世一代の梅ちゃんの告白。
わずか15分の朝ドラの放送枠の中でここまでおしゃれに撮影できているところは感心しちゃうよね。
五郎の旅立ち


どれだけ努力をして技術を学ぶことができても才能はそうはいかない。
そのことを祐一君に相談をして確かめる。
僕には才能がないんですよね。
申し訳ない
と祐一君。
芸術家で、しかも作曲家で生きていこうとするには厳しい現実がそこには待ち受けていた。
結局古山家を出ることになった五郎君。
彼のことを万巻の思いで見送る古山家の家族たち。
泣きじゃくる華ちゃん。
もらい泣きをする梅ちゃん。
そして五郎君もぽろぽろ泣きながらの別れとなった。
実はこのエピソードはこれで終わりではない。
この後まだ物語は続いてきちんとしたオチが用意されているようだ。
明日、そのことが詳しく描かれる。